かさ上げの 堤防高く 海冴ゆる
かつては道路から海が見えた。
防波堤が高くなり、車からは海が見えない。
1mの嵩上げで大丈夫なのだろうか。
かさ上げの 堤防高く 海冴ゆる
かつては道路から海が見えた。
防波堤が高くなり、車からは海が見えない。
1mの嵩上げで大丈夫なのだろうか。
どんど焼き あまたの願い 夕に溶け
お札、お守り、注連飾りなど捨てるに捨てられない物だ。
うっかり燃えるゴミに出した年は、何かあると「焼却ゴミに出したからだ」と後悔するのだろうか。
とにかくこの一年無事だったことに感謝。
風向きに みな後退り どんど焼き
氏神様のどんど焼きは、14日だ。
今年は日曜日でいつもより賑わっていた。
マンションがいくつも出来たので、子供達が大勢いた。
子供達が多いと街に活気がある。
しけ避ける 沖の千鳥や 冬の海
珍しく海が荒れていた。
海に鴨がいると言ったら、家人は千鳥だろうと言う。
確かめに行くと、鳥がいなかった。
よく見ると沖合に漂っていたが、鴨か千鳥かわからなかった。
鳥よりもこの看板が気になった。
風花の 名残り日影の 山路かな
時折風花が舞うが、すぐに溶けてしまう。
義母の故郷では「吹っかけ」と言うそうだ。
以前義母の実家に行った時は、晴れているのに雪が横なぶりに吹きつけて来た。
風花と呼ぶには乱暴な舞い方だった。