提灯も 人もまばらに 朝桜
やっと今日は暖かくなった。というより暑かった。
桜が咲いたと思い、名所を訪れた。
桜は一分咲きで、提灯もまだ飾ってない所もあった。
来週が満開だろう。
提灯も 人もまばらに 朝桜
やっと今日は暖かくなった。というより暑かった。
桜が咲いたと思い、名所を訪れた。
桜は一分咲きで、提灯もまだ飾ってない所もあった。
来週が満開だろう。
子の気持ち いまさら知って 初桜
子を自分の枠に入れようとしていたと、改めて感じた。
猫も言うことを聞かなくなった。
みんな一人立ちしていく。(猫は昔から)
明日の桜はもっと見事だろう。
水温む 行方知れずの 亀安ず
不思議な立て看板を見た。
亀を探していた。
最近、「クサカメ軍曹」にはまっているので、亀に敏感になっている。
三十センチあるのでは、何年も一緒にいたのだろう。
見つかってほしい。
悪態は 慣れることなく 花の道
家人は運転している時、他の人の運転に悪態をつく。
昔からそうだったのか思い出せない。
私の堪え性がなくなったのかもしれない。
上手に年を取るのはむずかしい。
十五の子 スマホを置いて 春憂う
今思えば、高校の入学前の春休みは憂鬱だった。
なんとなく決まった学校だったからかもしれない。
今日会った十五の子からも憂いを感じた。
訳のわからない不安を感じながら大人になっていくのだろう。