ひとりひっそりフォト俳句

フォト俳句を始めました。
写真に気持ちを添えた備忘録にしたい。

朝桜

2024-03-31 21:29:42 | フォト俳句

 

提灯も  人もまばらに  朝桜

 

やっと今日は暖かくなった。というより暑かった。

桜が咲いたと思い、名所を訪れた。

桜は一分咲きで、提灯もまだ飾ってない所もあった。

 

来週が満開だろう。


初桜

2024-03-30 21:42:40 | フォト俳句

 

子の気持ち  いまさら知って  初桜

 

子を自分の枠に入れようとしていたと、改めて感じた。

猫も言うことを聞かなくなった。

みんな一人立ちしていく。(猫は昔から)

 

明日の桜はもっと見事だろう。


水温む

2024-03-29 21:16:13 | フォト俳句

 

水温む  行方知れずの  亀安ず

 

不思議な立て看板を見た。

亀を探していた。

最近、「クサカメ軍曹」にはまっているので、亀に敏感になっている。

 

三十センチあるのでは、何年も一緒にいたのだろう。

見つかってほしい。


花の道

2024-03-28 21:07:12 | フォト俳句

 

悪態は  慣れることなく  花の道

 

家人は運転している時、他の人の運転に悪態をつく。

昔からそうだったのか思い出せない。

私の堪え性がなくなったのかもしれない。

 

上手に年を取るのはむずかしい。


春憂う

2024-03-27 21:58:15 | フォト俳句

 

十五の子  スマホを置いて  春憂う

 

今思えば、高校の入学前の春休みは憂鬱だった。

なんとなく決まった学校だったからかもしれない。

今日会った十五の子からも憂いを感じた。

 

訳のわからない不安を感じながら大人になっていくのだろう。