ひとりひっそりフォト俳句

フォト俳句を始めました。
写真に気持ちを添えた備忘録にしたい。

寒の水

2024-01-26 22:15:48 | フォト俳句

 

老猫は  音たてて飲み  寒の水

 

本当はこの猫が好きなのは風呂の水だ。

毎晩猫に急かされて入浴する。蓋に上に乗り毛繕いをする。

入浴している気分なのだろう。

 

たまにゆっくり一人で風呂に入りたい。


2024-01-25 20:22:59 | フォト俳句

 

男体に  暗雲かかり  寒尖る

 

昨日と今日も厳しい寒さだった。

日光の山は、暗い雲に覆われて見えない。

ようやく冬になったようだが、能登のことを思うと暖冬であってほしかった。

 

湯の湖も凍っただろうか。

今年は行くのが億劫だ。


冴ゆる

2024-01-24 20:06:01 | フォト俳句

 

検査前 白湯を飲む夫(つま)    冴ゆる朝

 

家人は毎年胃カメラ検査を受けている。

検査前に500mlの水を飲む。

再発の恐怖もあるだろう。

結果が出るまでは、つらいだろう。

 

何年か前に見たサンピラー、義母は手を合わせていた。


冬日

2024-01-23 20:35:42 | フォト俳句

 

亀虫の  花から出でて  冬日濃し

 

午前中はとても暖かかった。

シクラメンに水をやっていると、亀虫が見えた。

割り箸で取ろうとしたが、逆に奥に逃げられた。

 

明日こそ亀虫をみつけてやる。


寒の雨

2024-01-22 20:16:20 | フォト俳句

 

寒の雨  山々の青  目覚めさせ

 

まとまった雨が降った。

雨上がりの里山は、生き返ったように鮮やかに見えた。

天気予報では寒波が来るらしい。

人間も植物もまだ油断してはいけない。

 

  もう新芽が待ち構えていた。