家族から連絡があった。まだ入院中だった。
明日、退院しますと言う電話。
すぐに病院に面会に行くと、
この状態で戻せるのか?と思われるほど状態が悪かった。
家族と医師と看護師と、ケアマネと各々が動き、
とりあえず、1w後の退院が、決定した。
すぐ区分変更申請を行い、退院前に、認定調査が行われ、暫定プランで
介護保険サービスを動かした。
立派な方だ。
介護保険での訪問看護の導入を図ったが、退院後に、
生検に出した結果が出て、医療での訪問看護へと変更。
自宅で数日過ごされた後、再入院となった。
とても穏やかでにこやかで、認知機能は保てており、
魅力がある方であった。
とても大正生まれとは思えない。
先日、病院で息を引き取りましたとご家族から連絡があった。
父が息を引き取る前の最期の言葉が
「ありがとない」 →方言で「ありがとう」
だったが、
この方も、「ありがとう」だった
数日前から、家族にありがとうと手を合わせ言っていた。
もう少し、早めにかかわれていたら、
いろんなお話を聞けて、ご本人らしい在宅の過ごし方もあったかと思った。
秋。