訪問したのは、午後1時。
開けていただいて、息子さんが用事を済ますまで、ご本人と私。
畳にごろんとなって、
「朝から、何も食べさせてもらってない、 ここまでやっと歩いてきた」
と 小さな声で、 元気がないように 答える
「え? 本当?」
「嘘をつくわけないでしょ。 もう、動けない、力が出ない」と言う
何か買ってきましょうか?と言うと
お金も持っていないと言う
冷蔵庫にも何も入っていないと言う
そうこうしている間に、息子さんが別棟から、来た。
何も食べていないと言ってますが、
「嘘ですよ、今さっき、食べて、戻ってきたところです。」
「食べたことも覚えていないんです」
そうだ、 短期記銘力はない。
けど、ご飯食べていない、食べさせてもらっていないと言う 人は、比較的元気で、
元気いっぱい言うので、 食べたのを忘れていると思うのだけど。。。
あまりに、演技と言ったら わるいのだろうが、
迫真の演技だった。
本当に、朝から食べさせてもらっていないと思った。
まだまだ、 だな。