ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

バップ・スキャットの日本盤シングル"Un Homme Et Une Femme"

2015-04-19 22:00:00 | 和レコードの魅力
Un Homme Et Une Femme performed by Monique et Louis Alderbelt

60年代の日本においてボサノヴァを好きになるチャンスはいくつかあったが、多くの日本人を鮮烈な映像と共に痺れさせたのは映画 "男と女/ Un Homme Et Une Femme"だったと思う。ダバダバダのイントロだけで空気が変わってしまうテーマ曲に老若男女が酔いしれた。

"男と女/ Un Homme Et Une Femme"のサウンドトラック盤はかなりの数が出回っているが、実はこんなカバー盤も日本で発売されていた。


歌っているモニック&ルイ・アルデベール/ Monique et Louis Alderbeltはフランスのジャズコーラスグループ、ダブルシックス・オブ・パリ/ The Double Six of Parisでも活躍した夫婦ユニット。ダブルシックス・オブ・パリはクリスチャンヌ・ルグラン/ Christiane Legrand、ワード・スウィングル/ Ward Swingleも在籍した伝説のグループだ。

お馴染みのダバダバダフレーズが高速スキャットで始まり、途中ボサノヴァにクールダウン、最後にバップスキャットで締めくくるというジャズ・アレンジが素晴らしい。当時このシングルを聴いていた人が羨ましい。

フランス盤シングルはデザイン性の高いジャケットが印象的だ。





この曲はSaravahレーベルのコンピレーションで聴くことが出来る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする