4年生以下の8人制は数年前からおこなわれていましたが、今年度より、6年生のトップチームの試合までが8人制となり・・・
これらは、日本サッカー協会の指導によるもので、現場の声ではない・・・
と言うのが正直なところです・・・
そもそも、8人制や7人制サッカーはヨーロッパの小学生年代では支流のようですが・・・
環境の整った中でのクラブチームやトレセンチームなど、それなりのレベルの揃ったチームならともかく、我々のようなチームがはたして8人制のサッカーを楽しむことが出来るのでしょうか・・・
環境とは・・・
グランドなどはもちろんですが、大会のやり方ひとつとっても、リーグ戦文化のあるヨーロッパと、グランドがなく日程確保が難しいからという理由で、トーナメント戦がおこなわれてきた日本では、試合に取り組む姿勢から違ってきます・・・
環境整備が出来ていないうちから、8人制に移行したのは失敗に終わるのではないかと危惧しています・・・
Jの下部組織やトレセンチームのレベルであれば話は別
“強化”が目的なら、8人制をどんどんおこなえばいいでしょう
パワーのある、足が速い立派なストライカーが育つことでしょう
8人制の20分ハーフ・・・
全員が走れるレベルの高い選手が揃ったチームが勝つのが当たり前です
今の日本の気候を考えたら、本当に子供達のことを考えての環境と言えるのでしょうか・・・
この真夏にはたして8人制の20分ハーフの試合をすることが、本当に子供達のためになるのでしょうか・・・
『そんなこと言うなら大会に出なければいいのに・・・』
なんて、声も聞こえてきそうですが・・・
やってみて、子供達にとってマイナスなら、次回から環境を変えておこなえるように提言していきたいと想います
8人制サッカーは・・・
一部のチームが喜んでいるだけで、末端のチームにとっては試合が苦痛になるだけのような・・・
はたして、サッカー好きな子供達が増えるのでしょうか・・・
サッカー人口が増えるのでしょうか・・・
目的が違うと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、“強化”と“育成”同じ土俵で試合をすること自体どうなんでしょうか・・・
強化目的の8人制であれば、上でやってもらえれば良いのであって、サッカーの普及・育成を目的でればもう少し、目線を下げて環境整備をしてもらえないものかと想う・・・今日この頃です・・・
我がチームは、協会登録(西尾張大会以上)の大会と、未登録(海部地区大会)の大会に参加しています
海部地区の大会は、高学年の大会に関してはもうしばらく11人制のままでおこなう予定です
サッカーの楽しさ、難しさ、面白さを伝えていけるのは、海部地区の11人制サッカーかな・・・と、想っています
以上、書いたことは、あくまでも私的な意見です