チケット・トゥ・パラダイス

ファーマータナカの今日のシネマ。

「チケット・トゥ・パラダイス」＜11月3日（祝・木）全国公開＞はベテラン2大スターが放つ究極の”ラブコメ” 。
洒落た会話や波乱に富んだストーリーが売りものの、1930年代～に流行ったスクリューボール・コメディの現代版的作品。

20数年前に結婚し5年で別れたカップル、顔もみたくないほどの犬猿の仲の元夫婦が、娘の電撃ウェディングを阻止しようとするストーリー。
ロバーツ扮するジョージアのモットーは、「人生において、楽しみを先延ばしにしない」だったのだが、自分達のいわば衝動結婚の不幸な結末を娘には味わわせたくないと、タッグを組んでの阻止行動で起こる騒動の中に、ちゃんと人生の深淵なテーマが描かれている。

エンドロールでオーストラリアが出てきて？と思ったら、ロケの大半はクイーンズランド州だった。
一度しか行ったことがないバリ島とオーストラリアだが、あの景色を見せられた日にゃ、チケット・トゥ・パラダイスが欲しくなるではないか。