アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。
Google Chromeの拡張機能にその名も「その本、図書館にあります」というのがある。
アマゾンで読みたい本にアクセスした時に、親切なのかおせっかいなのか、その本が近所の図書館にあるか、教えてくれるというもの。
図書館と言えば、ちょっと前文藝春秋社長が図書館側に対し、「文庫の貸し出しをやめてください」と要望を出し話題になった。
そもそも図書館は、自治体住民の2〜3割程度しか利用しておらず、その中でも毎日、本を借りに来るのは数%という現状があり、せっかく税金投入しているからにはもっと利用して欲しいという側面もある。
叉、専門書や児童書を主軸に据える専門出版社は、経営を図書館に支えられているのも現実だ。
その反面、一部のヘビーユーザーがベストセラー本をリクエストして大量購入させる結果となったり、行き場のない定年退職親父が、大きなくしゃみをしながら新聞や週刊誌でシャラシャラペラペラ音を立てるのは勘弁してほしいという声も大きい。
個人的には、ファーマータナカに発掘された、埋もれていたマイナーな良書(?)は喜んでいると思うが…。