漸く、第二段階の面接日が決まりました。
来週の月曜10時30分から。
多分、20分は掛かるから10時には家を出ないとならない。
基本、わたしは予定の時刻よりも10分くらい前にはその場に行く様にしている。
待ち合わせだって必ずと言っていいほど、待つ方だった。
行く先に何が待ち受けてるか判らない。とんでもないハプニングに巻き込まれるかもしれないじゃないか。
余裕を持って行動したいのだ。
なのでハロワに行く時は必ず「履歴書」を用意してその場から行ける様にしていた。
あとは、手八丁口八丁で何処まで自分を売り込めるか。これに掛かっている。
残業があったりするけど?と問われたら「別に構いません」と答えていた。
1~2時間の残業なんてわたしの中では残業と言う部類に入らないのだ。
なにしろ、この1~2時間がサービス残業だったからだ。
20時にタイムカードを通してから2時間22時までサービスしまくった。
これは、わたしだけではない。他の人も同じだ。
なので「20時に帰れる」時は運が良い時だ。
一番最悪だったのが22時過ぎに帰宅して玄関開けたら姉がいて開口一発「とーさん、死んだ」だった。
「はぁ?」
わたしの開口一発の言葉だ。
その後も楽しい?残業が続いて、帰宅したら新聞屋の配達員と鉢合わせになった事もある。
因みに、うちの町内に配達してくる人は午前2時30分頃だ。
ねぇ、これってどう考えても「労基法」に違反してるよね。
だって、日勤なんですよ?
交代制でなく「日勤」なのよ。
1日で2日分働いてる訳じゃん。
と言って翌日と言うか当日は休みなし・・・・・・どう考えたって「狂気」だよ。
それでも誰も倒れはしなかった・・・・・・化け物ぞろい。
その後、何処かの誰かの身内がチクったんでしょうね。
ガサ入れが入りました。当然の成り行き。
まぁ、ここまで来るとみんな正気じゃなくなってるのよねぇ~
訳の分からんハイテンションで仕事してるんですから・・・・・
こう言う環境下で働けば1~2時間残業なんて「屁のかっぱ」
そんな事より一番戸惑った事が「定時で帰れる」と言う事だった。
次なる職場は早々に残業がなかった。周りが住宅地なので騒音問題もあるので最高で2時間。
定時で帰れると言うか、帰れ。である。
前10分に掃除をして帰宅準備をしてチャイムが鳴ったらみんなで帰る。
わたしは戸惑った。「えっ?なに?本当に帰って良いの?」
なんか、カルチャーショック?とでも言うのだろうか。
染みついた習慣の恐ろしさを知った時でもある。
この当時の職場はあの「ウサイン・ボルト」が本気だしたら4~5分で着く会社だった。
私道?から市道に出たら会社まで一直線。うっかりすると、通り過ぎそうになるくらい近かった。
会社の看板も申し訳程度の大きさでしかなかった。
その次も会社の看板が出てなくて面接に間に合わないって焦った記憶がある。
この会社で「不器用貧乏」が決定付けられた。
今もし、勤めてたら多分として人員整理されて一番にきられてただろう。
何しろ、日産の部品を供給している会社だから。日産以外もやってるけど・・・・・
一番経験の浅いわたしから切り捨てられるのは目に見えて判る。
遅かれ早かれ、ハロワ詣でをせねばならなかったと言う事だ。
(。´・ω・)ん?
何となくではあるが落ち込みが楽になってる。
今は、悲観的ではない。
かと言って、頭のてっぺんから声が出るようなハイでもない。
多分、面接が決まったと言うのもあるだろう。
採用までは行ってないが、第二段階の面接をクリアーせねば・・・・世は春でも私的には極寒の地だ。
面接に来て行ける服を探し出さないと・・・・・無地のデニムはある。
問題はトップスだ。
色々と思い出してみても、前面プリントだっりとか「マスタードカラー」のショート丈のスウェット。袖になにやら文字がプリントされてる物とか・・・・・定番である無地を持っていない。
奇天烈な恰好は論外だし・・・・当然よね。
仕方ない、ここはヒートテックの2枚重ねに普通のロンTにハイネックのカットソー(あずき色)にカバーオールで行こう。
こうして考えると、年相応の服が無い事に気付かされた・・・・・・
自分が着たい服を選んで行っただけなのだ。ブランドだってバラバラだし、何よりも古着メインに据えてる。
若作りしたいが為ではない、断じてない。自分が今何歳か?を頭に入れてないだけ。
馬鹿の鏡、と呼んでくれたまゑ。