ファミリー メンタル クリニック

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要するにひとりごと・・・

昨日のラジオ収録は…

2006年11月21日 | 児童精神医学
半年に1度のペースでラジオ収録がある。昨日は、blogでも述べているが、群発自殺のテーマをあげ、その後いじめについてコメントした。クリニックでの子どもの話と、blogで先日紹介した本から少し。
Iさんは 群発自殺といじめを周りで見ている「傍観者」について興味関心を示してくださいました。

さすがにラジオでは、自民公明推薦候補がかったばかりなので、コイズミ政治がいじめのモデルとしては分かりやすいのだけど例示できませんでした。(笑)

いじめの問題は、マスコミも極めて短絡的に話すが、コイズミの構造で説明する。傍観者の立場を理解することが大切だ。
1)いじめっ子またはいじめグループ コイズミ・アベ_ペア
2)追従者・腹心の部下 タケベ幹事長 タケナカ大臣
3)支援者 自民国対委員長
4)消極的な支援者 当初はユーセー反対その後、賛成に回った連中・公明議員
5)傍観者  いじめを知らないふりしているが、自分がいじめに遭うのもイヤなその他大勢議員 寄らば大樹の陰軍団
6)いじめられている人たち ユーセー民営化で落選した議員達
7)いじれられた人を守る人 平沼サンたちかな 今復党問題で登場してくる人たち
8)いじめられた人を守る可能性のある人 谷垣サンたち(ちょっと違うかな?)

ここで大切なのは、傍観者 4)8)の 多くの周りにいる人たちだ。
いじめられて困っている人を消極的にいじめる側につくのか、積極的に守る側につくのか。
「傍観者」をどう教育し説得するかが大切だが、いじめている側を犯人扱いするといった逆説的ないじめの構造が見え隠れする。
傍観者にいじめを見逃す見ないふりをすることもいじめと同じことなんだと教えないといけない。
いじめる側が数人いても、その手から、いじめられている子を守ろうとする子が、大多数になると、いじめを続けることは出来ない。
その他大勢の役に甘んじている傍観者への教育や接し方が最も大切な面だと思う。

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