今朝の１面は コイズミ造反！の筈だったのに

昨日、定額給付金など補正予算案が可決された。
３分の２を使ってまで通さないといけない法案かどうか・・・・元総理が発言していた。
党の意見従わない人物を切っていった。郵政反対した議員は党の顔であっても、切っていった。
粛正といっても良いようなやり方だった。
刺客を繰り出して、野田聖子氏など自民党の顔となる議員さえ切っていき、復党するに当たってはタカビーな態度だった。
要するに党の決定に従わない者は処分する方針だった。
コイズミ氏は自分で行ったルールに従うべきだろう。
それを出来ない自民党って・・・・小沢問題でマスクされたが、本来ならワイドショーでコメントされているトップ事項になっていただろう。

欠席したコイズミ元総理。
本来なら、マスコミの論調は定額給付金をめぐるコイズミ氏の動きと、それをどう対処するのか自民党！　となっていたであろう。
新自由主義陣営からは、コイズミ氏の意見を養護する立場で、アソー総理は云々と意見が出ただろう。
一方、今度の選挙で何とか勝ちたい自民からはコイズミさんの影響力も・・・・とコメントも出ただろう。

また、政治資金規正法にしても、官房長官が了解しました、書き直し修正しますで、終わっていたことはマスコミは一切比較しない。

更に、この次期に何故・・・・と検察の裏に何者かがいるとすると、すでにボクらはコイズミ劇場に浮かれていた頃とは異なるってことを知らないようだ。
かんぽの宿問題を覆い隠すための策略ではないか・・・・と逆に考えてしまったり、テレビの報道の通りに思考を形成しなくなっている。

ヒラリー国防長官が日本で小沢氏と会見した内容は触れていない。
その後での、第７艦隊発言。それから突然の秘書逮捕。
偶然だとは思わない。

郵政ミンエー化で日本人の蓄えた巨額の富をアメリカに横流しすることは許されない。
鳩山大臣のことは好きではないが、彼はコイズミ時代に冷遇されたので、今反撃に転じているようだ。

コイズミ劇場でさえ、小選挙区で議員数は圧勝に見えるが、マジックで得票数は僅差だった。
今、アッソー閣下は国民の政治不信が広がらなければ良いが・・・・とノーテンキなコメントを出している。
国民の政治不信は、コイズミ政治（共和党日本支部）の問題であり、格差が広まり、失業者が増え、派遣切り、保険切り・・・そんな問題を野放しにした事への不信だ。
更に、不信があるとしたら検察と内閣への不信だ。
検察OBがテレビに出て、「国策操作」ですか？　と質問されて、「ハイ」と答えるわけはない。
それでも、検察OBはビミョーに「無いと思います」と推定形で、ある意味正直に答えていた。
そんなところに政治不信は現れるのだ。

ボクらは、ネットの世界でテレビや新聞のマスコミ報道を鵜呑みにしないことを覚えてきた。
今日の１面は　コイズミ造反　自民党の処分はこれで良いのか！！　　そんなところだと思う。