ファミリー メンタル クリニック

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要するにひとりごと・・・

稲嶺知事片手で握手

2005年10月31日 | 沖縄ネタ
 地元紙2紙のタイトルが似通っている。北原防衛施設庁長官が沖縄県知事に話をつけに来た。西那覇防衛施設局長と違ってスーツにネクタイ。きっと西氏の格好は評判が良くなったのだろう。写真では、長官が両手を差し出し、握手を求めているが、稲嶺知事は片手で応じている。おいおいおい最初の選挙戦で自民党の大バックアップで立候補したのは誰だ。しっかり礼儀として両手で握手をして欲しかった。
 更に記事では、大野長官はアメリカから帰ってきたのかと質問し、昨日帰ってきたと北原氏が答えることなどが書かれ、西氏の訪問時と同じように稲嶺氏は「落ち着かない様子で左足を小刻みに揺らしていた。」と記事を結んでいる。
知事、沿岸案を拒否/北原長官に通告(この記事の写真は握手の瞬間ではないけど。)


 以前のblogにも書いたが、稲嶺さん、もう遅いかもしれない。沖縄側の提示した案でなければ県外移設だとか言っても。
 結局は、沖縄の基地問題ということではないようだから。日本の自衛軍(隊)がアメリカ軍の傘下に入ることが前提なようだ。なにしろGHQも日本に移すようだし。これって他国から見ると、日米軍事同盟としか見えないだろうなあ。

 稲嶺氏の言うような、基地の固定化とかそんな話ではなく、コイズミ氏にはもっと高尚な夢があるようだ。郵政民営化は改革の本丸でも何でもなかった。
 確かに彼はちらりと民間は民間で、(郵政公社は正確には公務員ではないらしいが)何で郵便局に25万人(30万人だったか記憶は定かでない)もいるのに自衛隊が・・・と比較していた。
 そう、何で教師にこれだけ優遇しているのに軍備には・・・と言い出すだろう。

 自民党の中枢部ももしかしたら、ホントにこんなことを知らなかったのだろうか?郵政民営化反対と唱えていた議員の中にコイズミ氏のやり方手続き論に問題があると訴えていた人もいた。もっと、訴えて欲しかった。
 今回の基地再編の手続きは郵政民営化や年金改革法案よりも酷い。非道い!

 新聞やマスコミが選挙前に述べていなかった、郵政民営化はアメリカのためだ!という議論、間違いでもないようだ。
 また、増税、公務員の給与がどうこう言いながら、現在のアメリカとの協議を現実化すると、いったどれだけの費用がかかるのだろうか。数字でごまかすためには350兆円の郵貯に眠っている金額に手をつけ、特別会計やら防衛機密費やら、政治資金(自民党の選挙費用なのか、共和党の選挙費用なのか意味不明だが)、国債の金利分、日本の株式の値上がり益、何でもかんでもあげちゃう!出血大サービスだ。

 ほんと「いい加減目覚めなさい!」だ。(あまりのことにいつもより更に意味不明な文章になりました。)

追記  米大統領支持率 さらに低下
次期大統領選でブッシュ氏もしくは共和党が選出されないとしても,ジュンとジョージの人気は落ちても人気は続く。
自民党に限っては大スキャンダルでもない限り4年は政権交代がない。
今回の選挙で苦渋をなめた議員や,コイズミに反発している知事は,基地移設に反対を表明して欲しいモノだ。
しかし,すべては今回の選挙で自民党を選んだ国民による国民のための政治な・・・・わけないよなあ

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