ふじ本まり子の活動報告 for Mobile

元和歌山県議会議員ふじ本まり子の携帯サイト用コンテンツです。

和歌山県人権フェスティバルにてかすうどん屋開店

2005-11-29 | 2005年活動報告
今年で2回目の「かすうどん屋」の開店となりました。

今でこそ「かす」は知られるようになりましたが、少し前なら被差別の食べ物といっていいほどで、一般的にはあまり知られていませんでした。私たちは、被差別ではぐくまれてきた食文化を大事にしたいという思いから「かすうどん」を作っています。

去年は売り切れで食べられなかったからと早くからきてくれる人もいて、嬉しい気持ちにさせられました。来年もやりますので是非食べにきてくださいね。

宮前パトロール隊1周年感謝祭

2005-11-19 | 2005年活動報告
宮前パトロール隊は1年間を通して下校時のパトロールをしてくれています。その隊員の皆さんに感謝の意をこめて感謝祭が行われました。私も参加させていただき、皆さんとともに子ども達の安全と今後のパトロール隊の発展をお祈りしました。

加太菜園オープニング見学会に出席

2005-11-15 | 2005年活動報告
加太菜園はカゴメとオリックスが共同出資し、生食用のトマトの生産を目的に「加太菜園株式会社」として設立されたものです。

加太菜園ではロックウールによる溶液栽培方式が取られており、湿度・温度ともコンピューターによる自動制御、トマトも10ヶ月連続で収穫できるという今までにない栽培方法を採用しています。2期3期工事終了後は、最終的に6000万トン、売上23億円を目指すというアジア最大規模のトマト菜園となるものです。

実際温室の中に入り、3メートルもあるようなトマトの木に真っ赤にうれたトマトが実っているのを見て、あらためて広さと高さと規模の大きさにびっくりしました。これは温室というよりトマト工場に近いものがあると感じました。

私は、この加太菜園を拠点にして、加太菜園と大学が提携した新しい農業の研究機関の誘致や、トマトのレストランやトマト関連のイベントができるような施設の建設など、まだまだ余裕のあるコスモ跡地を利用して発展させることができるのではと感じました。そうなれば、ただ単に広いトマトの温室があるというだけのものではなくなるのになあ、と夢を描いて加太菜園を後にしました。

総務委員会で仙台市、会津若松市の視察

2005-11-09 | 2005年活動報告
仙台市では平成15年6月に発生した三陸沖地震を受け新たな対策として「地震防災アドバイザー」を設置。また、自助対策として市民活動を主とした「仙台市震災対策市民会議」を設置しているとのお話でした。

「防災アドバイザー」は各種講演会、市民研修や職員研修、テレビ・ラジオなどのメディアを通じて地震啓発を呼びかけているとの事でした。

会津若松市では指定管理者制度について視察を行いました。会津若松では平成17年1月に指定管理者制度の導入方針を策定しています。指針の特徴としては公募の原則。公平性、透明性を確保するため選定委員会による選定。4年間の指定期間。利用料金制度の採用という事で以上の方針で進めているとの事でした。

どちらの市でも、ともに大変参考になるお話が聞け今後の市政に生かしていきたいと思いましたが、今回の視察は総務委員長としてはじめての視察でしたので、無事に終える事ができ少しホッとしたというのが本音です。

16年度決算特別委員会出席

2005-11-04 | 2005年活動報告
決算特別委員会では16年度の決算審査が行われました。私は昨年度に引き続き連続の委員会への出席となります。

膨大な決算書を見ていくと和歌山市のお金の使い方がよく分かります。

教育関係を見てみると小学校・中学校への学校管理費がそれぞれの費目に分けて支出されています。その中で毎年多額の不用額が出ます。不用額というのは使われなかった額のことですが、16年度も小学校管理費中・不用額は3411万円あまり、中学校では2602万円あまりが不用額として決算されています。小中合わせての不用額は6013万円以上にもなってきます。これはおよそ一校につき100万円使わずに残ったという事ですが、現場の実態からは考えられない事です。

ある中学校の話では、昨年は卒業式で使う灯油代にもことかいたとのことです。教職員の旅費などもどんどん削られるため、児童生徒の引率や研修会等への出張などにも影響が出ているとの事です。また、保護者や児童に配る紙代が足りないという声も出ており、このままでは保護者や子ども達にも影響が出るのでは懸念されています。

教育予算も毎年削減されている中で、この不用費がもっと有効に使えるような予算の組み方をただしましたが、今の段階では検討ということで改善の案は出されませんでした。私は、予算が学校裁量で使えるような配分の仕方ができないものかと以前より訴えていますが、今後とも一考するよう求めていきたいと思います。