トコトコと出かけたり出かけなかったり

写真とかバイクでのツーリングやキャンプのことを書いたり書かなかったり・・・。

2020年春持ってるフィルムカメラ2(ニコン F3HP NewFM2 FM3A)

2020-03-29 13:44:51 | お気軽撮影
今持ってるフィルムカメラの備忘録、ニコン編の1。


ニコンF3HP

シャッター 1/2000~8秒・B・T・X(電子シャッター)
X接点    1/80秒
測光方式   中央部重点測光(ほぼ部分測光に近い)
撮影モード  絞り優先/マニュアル
発売年    1980年
露出計は液晶によるデジタル表示。
絞り値は光学直読式。
ミラーアップ可能。
多重露出可能。
ファインダー視野率100%
ファインダー倍率0.75倍(アイレベルは0.8倍)


モータードライブのMD-4も持ってますが、使わないほうが静かでいいかな。(笑)
とにかくカタログスペックでは測れない操作感の素晴らしさがあります。
巻き上げの滑らかさが最高なので、モータードライブをつけないほうが操作していて幸福感を味わえますね。

液晶デジタルの露出計が見辛いのが残念。
指針式のニコマートFT2、F2フォトミックAとかLEDのNewFM2のほうが露出計は使いやすいと思います。
それでも工業製品として完成度が高くデザインも良いF3HPは手放せません。

NewFM2

シャッター 1/4000~1秒・B(機械シャッター)
X接点    1/250秒
測光方式  中央部重点測光
撮影モード マニュアル
露出計は3点LED表示。
ファインダー視野率93%
ファインダー倍率0.86倍


大好きな一眼レフ機です。
不思議なもので、自動露出(AE)カメラにマニュアルモードがあるとどうしても機械を頼ってAEを使ってしまいがちです。
NewFM2は、マニュアル露出、マニュアルフォーカスで楽しく撮影に没入できます。(自分比)

NewになってX接点 が、1/200秒 から1/250秒になって素晴らしいのですが、あまりスピードライトは使いません。
機械式シャッターで1/4000秒を実現しているのも素晴らしいです。
F一桁のプロ機と違い気負わず使える雰囲気がいいです。

FM3A

シャッター  1/4000~8秒(電子シャッター)/1/4000~1秒・B(機械シャッター)
X接点    1/250秒
測光方式   中央部重点測光
撮影モード  絞り優先(電子制御)/マニュアル(機械制御)
発売年 2001年7月
露出計はアナログメータ式。
絞り値は光学直読式。
ファインダー視野率93%
ファインダー倍率0.83倍


電子/機械式ハイブリッドシャッターが大きな特徴。
F3と同じくAEに頼ってしまう。
というかAE使わないのならFM2でよい話になる。
露出計が分かりやすいなあ。

所有するのはブラックボディ。
ファインダースクリーンを全面マットのE型に交換した。
いいカメラで使いやすいと思うのだけど、なんかもったいなくってあまり使わない。
使うと最高って思うんだけどな。

2020年春持ってるフィルムカメラ1(オリンパス トリップ35 35RC 35SP)

2020-03-29 02:03:36 | お気軽撮影
今の時点で持ってるフィルムカメラの備忘録。

オリンパス トリップ35

最近、距離計付きのコンパクトカメラが好きでよく使うのだけど、トリップ35はゾーン方式です。
セレンで発電して露出計を動かしている。
電池を用意しなくていいのに自動露出というのは古いカメラではありがたい。


昭和43年(1968年)発売のオリンパストリップ35は、ペンEESをベースにフルサイズ化したカメラです。
発売後20年間も製造された超ロングセラー機です。

レンズは、D.Zuiko 40mm F2.8。
なかなか良い写りのレンズです。
ISO感度は、ISO25~ISO400。
絞りは、F2.8~F22とA(オート)
シャッタースピードは、絞りオート時に1/30秒又は1/250秒で、 絞り手動時は1/30秒固定です。

私の所有する個体は、残念ながらメーター不動です。
外観、ファインダー、レンズ全てきれいなんだけどなあ。
トリップ35のメーター不動は、簡単な修理で復活することが多いらしいのですが、私のはメーター自体がホントにぶっ壊れてます。
絞り手動で使えてますが、35RCと35SPを持っているのでまず使わないでしょうね。

オリンパス 35RC

愛称「リチャード」、オリンパス35RCは、昭和45年(1970年)の発売です。
シャッタースピード優先AEの距離計連動式ですが、マニュアル絞りも使用できる本格的なカメラです。
とてもコンパクトなのに写りも良く、二重像合致式のピント合わせも楽しい。
オリンパスのコンパクトフィルムカメラは3台持ってますが、その中で私の一番お気に入りです。


レンズは、E.Zuiko 42mm F2.8。
オリンパスのレンズはZuikoの前のアルファベットでレンズの枚数が分かります。
トリップ35はDでアルファベットの4番目なので4枚、35RCはEですから5枚です。
このコンパクトなボディに4群5枚のレンズや機械式シャッターと自動露出の機能搭載ってすごいなあ。

ISO感度は、ISO25~ISO800。
ISO800が使えるのも個人的にうれしいところです。
ビーナス800の個人在庫がまだ数本冷蔵庫に入っていますが、このカメラで使ってみたい。

絞りは、F2.8~F22とA(オート)
さらに絞り輪にはフラッシュマチックとOFFのポジションもあります。
セレン式のトリップ35はともかく、後述の35SPは電源OFFができない仕様で驚いちゃいました。

シャッタースピードは、1/15秒から1/500秒でB(バルブ)もあります。
ISO800のフィルムだと日中は対応できない感じになりますが、個人的には、ND2、ND4、ND8のNDフィルター持ってるのでいざとなったらなんとかします。
撮りきってフィルム交換するまでISO感度の変更をできないのが、デジタルカメラと大きく異なることのひとつですね。
不便なところも込みで好きで使ってるからいいのです。

オリンパス 35SP

前回のブログの写真の使いまわしです。

オリンパス35SPは、昭和44年(1969年)の発売。
レンズシャッター機として、スポット測光、平均測光の2種類の測光をはじめて可能にしたカメラです。
プログラムAEでも、マニュアルでも使用可能です。

レンズは G.Zuiko 42mm F1.7。
7枚構成ですね。
明るいレンズで室内撮影とか助かります。

絞りは、F1.7~F16とA(オート)。
シャッタースピードは、1秒から1/500秒とB(バルブ)とA(オート)。
プログラムAEの時は絞りもSSもAにしますが、片方だけAにして使いたくなります。
取説に書いてないので当時もメーカーは保証してなかったぽいですが、絞り優先やシャッター速度優先の自動露出もできてる気がします。
私も普通に設定してましたが、故障とかしたら困るな。(苦笑)

ISO感度は、ISO25~ISO800。
35RCと同じです。

高性能なカメラですが、35RCと比べ大きく重いです。
電源OFFができないのもなんか気になるし。
なので35RCのほうが個人的には好きかな。