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リコー FF-1 かわいいフィルムカメラ

2019-09-12 11:05:54 | お気軽撮影
また、買ってしまった…。


RICOH FF-1 です。

1978年発売。
小さいけど、フォーマットはハーフではなくフルサイズの35mmです。
FFはフルフラットの意味らしい。


フロントのカバーを倒すと沈胴式のレンズが出てきます。
まあ、蛇腹式をプラスチックで実現したような感じですね。


レンズはCOLOR RIKENON 35mmF2.8です。
いいレンズなんだけどなあ。
一見、絞りダイアルがあって絞り優先オート露出を実装かと思わせるのですが…。

実はフラッシュ無しでは、フルオートのAのポジションしか使用不可です。
フラッシュを使う場合はシャッター速度が1/30秒固定になり、距離とフラッシュのガイドナンバーから絞り値を割り出してセットします。


距離(フォーカス)は目測式で最短90センチかな。
テーブルフォトが撮れないのが残念です。
ファインダーは概ねの画角の確認と手振れ警告ランプ(1/60秒以上)の表示のために存在していますが、外気が少しだけ入る構造になっていてほとんどの個体に曇りが見られるそうです。

シャッターはコパル製、1/500~2秒で電池が切れてるとシャッターも切れないので要注意です。
厄介なのは、シャッター切れた音がするのに実際はシャッター動いてないことです。
後継のFF-1Sは電池切れだとシャッター音も全くしなくなり、セルフタイマーが本体に実装されました。


でもね、私はこのFF-1のデザインが好きです。
完全に趣味のものだから、気に入ったものが一番です。