my hobby life

私の好きな事 飛行機、車、模型などを中心に展開して行こうとおもいます。

my hobby life YS-11

2016-05-23 00:00:01 | 飛行機、車、模型

    YS-11

  私が学生の時から、この飛行機には何十回も乗ってきました。結婚してからも、ずーーーーーっと。

 東亜国内航空 JA8776

 最初に私が乗ったのは、高校時代に、東亜航空のYS11でした。離陸した途端に、主翼の外板にさーーっとシワが寄るのを見て、びっくりした記憶があります。

 大阪~米子が最初のフライトでした。

その後70年代になると、日本国内航空と東亜航空と合併し、東亜国内航空になりました。写真の(しれとこ)JA8776は時々航空雑誌や旅行のパンフレットによく登場していました。

 この会社は、割合に塗装のパクリをよくやっていたようです。写真の機体は、一度ブラジルかどこかの航空会社に入り、また日本に戻り、会社名の文字だけ変えて、塗装はそのままでした。

 

70年代も半ばを過ぎると、今度はレッド&グリーンのスキムになりました。

 TDAになっても、このJA8776は、(しれとこ)のままでいてくれました。

そして今度は、日本エアシステムになりました。

レッド&グリーンの次は、レインボーカラースキム。

そして最後はJAC、日本エア、コミューター

まあとにかく、息の長い飛行機でした。初飛行が私の小学校5年生の時、引退したのは還暦をすぎてから。自分もよくのりました。

 JA8776も何度も塗装を変えては黙々と飛び続けていましたね。

 JA8776

 JA8776

 JA8776

出雲~大阪でよく乗りました。スチュワーデスさんとも、何回も同じ顔を拝見したりしてました。あのロールスロイスのダートエンジン、独特な音で、空の旅を引っ張ってくれました。

 悪天候の時にもよく出くわして、そのゆれかたが、また独特でして、体も一緒に左右に振られているのがよく分かるというものでした。それがまた、いつまでも続いて、なかなか収まらない。

 後で専門の方にお聞きしたら、この飛行機の垂直尾翼が原因らしいと言う事でした。これを設計した有名な大学の教授が、後退翼が嫌いだったらしく、このデザインになったということです。

今では、スピードの遅い飛行機でも垂直尾翼だけは、ある程度、後退翼になっています。そのほうが揺れが早く収まるようです。JACのSAAB340などもそうですね。