JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

雲仙の麓 森林の楽校2010秋

2010-12-08 | 雲仙の麓 森林の楽校
11月20日(土)~21日(日)に行われた
「雲仙の麓 森林の楽校」(長崎県雲仙市)の報告です。
26名(内地元5名)の参加がありました。

今回、運営に携わってくれた
実行委員の学生に感想を書いてもらいました。



参加者全員で記念撮影



1日目の最初は、座学からスタート。
開校式後、アイスブレイクや森林についてのレクチャー
安全講習など行いました。





夜は、交流会。自分たちで作った竹箸や器で食事をいただきました。







2日目は、草刈りや間伐作業、フィールドワークを行いました。



作業後は、地元の方に食事をご馳走になりました。



参加者の声

森林の楽校最初の時間は、実行委員会のメンバーによる
学習会がありました。

アイスブレイクとして葉っぱの種類を当てるゲームをしました。
これは学生には難しかったらしく、
大人の方の力を借りて答えていました。

そこで、班のメンバーとも打ち解けて
その後の意見交流に向けてとてもいい雰囲気になりました。

学習会の内容は「間伐について」、「森の役割」、
「森の現状・異変」という3つのテーマで行われました。

実行委員も本当に良く調べていて大人の方も
うなずきながら聞いていました。

学習会の途中には感想交流の時間も設けられ、
森林に深く関わる人と学生という違った立場から
意見交流をすることができお互いにとても参考になっていたようでした。

次にJUON NETWORK理事の重元さんに
講話・安全講習をしていただきました。

森林に潜む危険や森にどのように関わって行けばいいか
というお話をしていただきました。
学生では知らないことも話していただき勉強になりました。

重元さんに安全講習をしていただいた後には
鋸やナイフを使って竹でコップ、皿、箸を作りました。

みんな黙々と作り始めてとても真剣な表情でした。
作った食器を使って夕食はバーベキューをしました。
自分たちが作った食器でのバーベキューは
いつもとは違った雰囲気でみんな楽しくにぎやかな様子でした。

2日目は、間伐体験・草刈り・森のフィールドワークを行いました。
間伐体験や草刈りでは初めて使う道具に戸惑い、
想像以上の重労働に絶句しました。

でも、汗だくになりながら大きな木を伐り倒した時の達成感や
充実感は今までに味わったことのないものでした。

僕たちが体験したのは、林業のほんの一部だったでしょうが
それでもとても考えさせられる時間になりました。

フィールドワークでは虫や木を体で表現したり、
チェックポイントを探したりという内容でした。

そのフィールドワークで一番心に残っているのは
「目をつむって1分間森を感じる」というものです。

目をつむっていると川の音が予想以上に大きいことや
いろんな種類の鳥の鳴き声が聞こえることなど
新たな発見がありました。すごくリフレッシュできたような気がします。

最後は、森林の所有者の小原さんや地域の方々より
お昼ご飯をいただきました。
体を動かした後のご飯は本当においしかったです。
地域の方ともお話ができてとても楽しい時間でした。

今回、初めて「雲仙の麓 森林の楽校」に参加させていただきました。
森を守るために活動されている人のお話や
間伐体験を通して身をもって林業の大変さを感じることができ、
環境問題を真剣に考えるきっかけになりました。

僕たち学生にとって、実際に林業に携わる人や環境活動をしている人、
また地域の方とお話をする機会はとても貴重な時間でした。

こういった機会を大切にし、また参加した僕たちが
今回学んだことや経験を他の学生に伝えていくことが
必要だと感じました。



コメント    この記事についてブログを書く
« 田畑の楽校お試しツアー@色... | トップ | 【関西中国】中坪・シラカシ植樹 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雲仙の麓 森林の楽校」カテゴリの最新記事