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第6期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西 最終報告

2013-01-19 | 里山・森林ボランティア入門講座
10月14日(日)から全5回で行われた
「第6期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西」の
最終報告です。

最終回以外は、既にこのブログにて中間報告しています。


事務局より


この間、第4回の京都府亀岡の里山での実習と、
神戸市での座学とグループワークの最終回がありました。
 
亀岡では、初の試みとして、里山での人間活動の多様さを
意識出来るようなワークショップを、野外で行いました。
現在は、炭焼き、間伐、道づくりなどを行っていますが、
人間の生活と密着していたら、もっといろいろな恵みを
得ると同時に、様々な循環を人の手が担いうる。そんな
全体像をイメージできると良い、というヤングジュオン
からの意見を反映したカリキュラムです。
 
最終回は、修了後に自分が関わる実践の場の企画づくりを
しました。今期の受講生は、たまたま全員2012年7月に
兵庫県で行われた「清流の森 森林の楽校」にも参加して
います。リーダー講座の受講を経て、森林の楽校実行委員
としての改善案も出されました。

さて、鉄道の駅から歩いて5分の所にフィールドがある
恵まれたアクセスの東京と違い、関西の場合は、実習フィールド
から京都、大阪、神戸、姫路と、各方面に散って帰るスタッフの車に、
受講生も乗り合わせます。そのため、スタッフ・ミーティングを
各回の解散時に開くことがままなりませんでした。今年は、受講生が
振り返りシートを記入している間や自炊をしている間などを利用して、
スタッフ・ミーティングを実施し、ヤングジュオンにも運営方法や
カリキュラムのブラッシュアップにコミットしてもらいました。

また実施年数で先行している東京のリーダー講座に、
関西ヤングジュオンの一人が見学に来てくれました。
これらのことが相俟って、ヤングジュオンと役職員との間の
意識の共有も進みました。


最後に、受講生の声をレポートから抜粋します。

森林ボランティアは、やってみるとほんとに楽しいし、
普通に大学行っているだけでは体験できないような
(人とのつながりや専門的な知識を身に付ける)ことができるので、
もっとたくさんの人たちに参加してほしいと感じます。
そのきっかけとして、「森林の楽校」をより良いものにして
参加者を増やしていきたいと考えています。
(学生・女性)

今回の青年リーダー養成講座を受けて、今までは祖父に
頼りっきりだった持ち山の手入れも、どんどん手伝って
いきたいと思っています。今回だけでは学びきれなかったことも
多くあるので、これからもどんどん山の事を学んでいきたいと思います。
(学生・男性)

何回も亀岡や宍粟に行って感動を味わいました。
それと同時に自然のありがたさ、自然の味を知りました。
まだまだ見てないものや、やっていないことがたくさん
あるので、また亀岡や宍粟に行ってやってみたいです。
(学生・男性)


なお本事業は、住宅エコポイント/復興支援・住宅エコポイントや
グリーン家電エコポイントの取得者からの「環境寄附」を
活用させていただいております。



写真のキャプション
◇里山の恵や循環に関するワークショップを野外で実施




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