JUON NETWORK イベント報告

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第16期里山・森林ボランティア入門講座in関西 中間報告2

2022-10-16 | 里山・森林ボランティア入門講座
京都府亀岡市、兵庫県宍粟市で行われた「第16期里山・森林ボランティア入門講座in関西」の中間報告2をします。
受講生は9名です。

事務局より

 この間、10/16(日)に第2回を、11/6(日)に第3回をともに京都府亀岡市で、12/3(土)に第4回を兵庫県宍粟市千種町で開催しました。
以上が必修回となり、それら以外に任意参加の回を設け、11/20(日)と12/18(日)、 1/15(日)に亀岡で、12/4(日)に宍粟市で実施しました。

 本講座は昨年度に名称変更し、カリキュラムの組み立て方もそれまでと大きく変えました。
その成果を受けて、今年度も内容は踏襲しつつ、順番を入れ替えるなどして、より効果的な流れを意図して来ました。

 第2回(実習としての初回)に針葉樹の伐倒をする点は変わりませんが、入山する際に、自分たちが作業する森林の成り立ちや位置付けなどの解説を聴いてもらいました。
木を見分ける際に葉の違いに着目する方法や、そこに生えている樹種と光環境や動物との関係など、興味津々な受講生達でした。

 第3回に竹の伐倒をする点も、木と竹の違いを体感してもらえる点で変えずにおきました。
そして危険予知トレーニングに関しては、実際にヤマでの作業を複数経験した後と言うタイミングで、なおかつ、
その視点を持って実際にヤマに入る機会を、その後(第4回)に持てるタイミングで、と言う事で、この日の最後に持って来ました。
 また、伐倒の補助具として使うロープを、高いところに結び付ける手順を、改めて伝えました。
と言うのも第2回の実習では、どうしても受け口・追い口の習得に重きが行ってしまうため、第4回で再度伐倒する際に備えたのです。

 第4回は、移動に時間の掛かる場所での開催です。
第2回とは林相の異なるフィールドなのでその違いを感じてもらいつつ、枝掛かりした際の対処方法について複数の手段を実習する時間を確保したい。
時間の限られる中なので、メニューを絞りました。


 任意参加の回に関しては、昨年度を踏襲しました。
11/20(日)は、本講座の修了生が企画運営している「キノコの森 森林の楽校」での、間伐体験の補佐などを担い、人に教える事の重要性や、客観的な視点を持つことへの気付きを感じてもらいました。

 12/4(日)は、土曜日の必修回から続く日に設定し、廃校活用の宿泊研修施設「たかのす東小学校」に泊まって、夜に交流の時間を持ちました。
日曜日の内容は、受講生の希望を訊いて選び、手動ウィンチを使った偏心木の伐倒、チェーンソー使用、林業地の視察を行ないました。
※たかのす東小学校は「たかのす里山キャンプ場」でキャンプも出来ます!

 12/18(日)、 1/15(日)は、必修のカリキュラムから外してある、枝打ちと道づくりの実習を行ないました。
修了生である関西ヤングジュオンの活動日に実施したので、報告は「関西ヤングジュオン日記」に載る流れです。
  昨年度の様子はコチラ↓
  https://blog.goo.ne.jp/k-youngjuon/e/4439e30f34a25b6a055b4ba39b8e3dd6


各回の、Facebookでの写真入り速報は、コチラ↓
◇必修第2回 10/16(日) @亀岡
◇必修第3回 11/6(日) @亀岡
◇必修第4回 12/3(土)〜 任意第2回 12/4(日) @千種
◇任意第1回 11/21(日) @亀岡 (キノコの森 森林の楽校)

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※必修や任意などの、講座全体の組み立ては、コチラ↓の告知記事にてご覧になれます。
https://blog.canpan.info/juon/archive/668


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