JUON NETWORK イベント報告

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【関東甲信越】農業体験&竹林整備@飯島農園(5・6・7月)

2024-05-12 | 関東甲信越地域ブロック
千葉県船橋市で行われた「農業体験&竹林整備@飯島農園」の報告です。
のべ43名の参加がありました。

参加者の声1

 5月12日は、オクラのたねまきと、らっ花生のたねまきと、たけのこほりをしました。
オクラのたねまきは、マルチの穴の中に、ゆびで少しくぼみを作って、丸いたねを3つずつまき、上から土をかぶせる作業でした。

 らっ花生のたねまきは、マルチにつけてある切れめに、たねを1つずつゆびでおして地面ぎりぎりまでしずめ、上から土をかぶせました。

 らっ花生のたねは、とがっている方からねっこが出てきて、丸い方から葉っぱが出てくるそうで、上下をぎゃくむきにうえるといけないのですが、たねによっては、どっちがどっちかわかりにくいので、よこむきにまくように、とならいました。
また、マルチの切れめのすぐ下にまかないと、めがマルチのために出てこられなくなるので、うまる場所に気をつけてまきました。
らっ花生のマルチは、あとで土にかえりやすいそざいでできていて、やぶれやすいといいじまさんがいっていたので、気をつけて作業しました。

 あつい日なのに、たねまきは、どちらも、とても長いうねにたくさんまいたので、とちゅうであきてしまいました。
じどうでまいてくれるロボットを作りたいなあとおもいました。

 この日は、さんかした人が少なかったので、いいじまさんから、いろいろ教えてもらいました。
教えてもらったこと
・オクラやらっ花生のたねは、鳥がたべないように、まわりにくすりがついているので、くすりが手につかないようにてぶくろをしてまく。
・ジャガイモの白い花がさいたあとは、とてもちいさなトマトのようなみができる。トマトもジャガイモもナス科のやさいなのでにている。
・バラッパというつるの葉っぱにつつんで、バラッパまんじゅうというまんじゅうを作る。ちばのりょうり。
・ソラマメは、空にむかって豆がのびる。みができてくると下がってくるが、できはじめは空をむいている。えいようが、みにたくさんいくように、せが高くならないように切る。
・タマネギは、くきをおっておくと、たまが大きくなる。おらないと、葉がのびることにえいようをつかってしまう。にんにくは、おらなかった。
・トマトは、水をやりすぎると葉やくきがそだって、みがおいしくならないから、水をすくなめにする。ナスは、水がたっぷりひつよう。やさいのせいしつにあわせて、水やりをちょうせつする。
・トウモロコシのひげは、おしべで、ひげの数はつぶつぶの数と同じ。トウモロコシはこうざつしやすいので、作るしゅるいをきめたら100メートル四方はそのしゅるいばかりをうえなければならない。
・トウモロコシは、1本に、みは1つだけにする。いくつかみができてもとってしまって、1つだけにえいようがいくようにする。アメリカの畑は、さいしょから1本に1つしかみができないしゅるいのトウモロコシをうえているらしい。
・風は、しょくぶつがのびるのをじゃまするので、小さくて弱いうちは風よけをつけてまもってあげる。ぎゃくに、せをのばしたくないときは、わざと風のようにさわってやることもある。
・たけのこは、1か月だけでもぐんぐんのびて竹になっていた。でも、長くのびても、太さはたけのこのときのままでかわらない。
・竹のかわは、おにぎりをつつんだりするのにつかえる。とっておくには、たわしでこすって水あらいして、たいらにしてからほしてかわかす。うまくかわかさないとカビがでてくる。

 おみやげに、レタスをたくさんと、たけのこと、こめぬかと、竹のかわと、ラディッシュをもらいました。

 竹のかわは、作りはじめは水をはじいて、とてもきれいでうれしかったけど、ずかんでおもしをして平らにして2日間おいておいたらカビが生えてきてしまいました。
もう1回、あらってほしなおしてみましたが、1回目のときのように水をはじかなくなって、ほしたら、からからになってしまいました。
らい年は、竹のかわをもっとたくさんもらって、せいこうさせてみたいです。

 バラッパまんじゅうは、あとでしらべてみたら、こむぎで作るそうでした。
ぼくはアレルギーでこむぎを食べられないので、米このバラッパまんじゅうを作って食べてみたいとおもいました。

 それと、とくべつに、くすりのついていないおおまさりのたねを6つもらいました。
もってかえってから、50センチ四方に2つずつを2かしょと、大きなプランター1つに2つをまいてみました。
きのう、やっとめが出てきましたが、カラスにいたずらされないかしんぱいです。


参加者の声2

 飯島農園さんには初めて訪問させていただきました。
農作業の手伝いをしながらいろいろと学ぶことができるので、農家さんへの訪問はとても楽しみであり、個人的に好きな作業です。

 予定では落花生の草取り、枝豆、ブルーベリーの収穫とありましたが、イベント前日までの連日の雨と猛暑の影響で枝豆も終盤、私たちは二つのグループに分かれて、一班はシーズン終わりの枝豆と草取り、二班はブルーベリー収穫をすることになり、私はブルーベリー班へ。
事前に収穫できる果実の見分け方と収穫の仕方を教わり、作業開始です。

 当日も朝はまとまった雨が降っていたりと、湿りがちの天気でしたので、全員雨具で完全防備。
指先の感覚がわかりやすいようにと薄手のビニール手袋をお借りして次々と収穫していきます。
ところどころに毛虫などがいて、手袋の上からでも刺してくるので要注意です。
これも作業しているから経験することであって、気をつけながら作業をします。

 飯島農園さんは無農薬栽培をしていらっしゃるとのこと。
「収穫しながら食べてもいいですよ」とまさかのうれしいお声に、ブルーベリー大好きな自分はたぶん口の周りが紫になっていたかもしれません。
お昼にはまとまった雨が降ってきたため、午後からの畑作業は行うことができませんでしたが、オクラの味噌汁やスイカのふるまいがあり、いろいろとお話を伺うこともできて短い時間でしたが楽しく、勉強にもなりました。

 帰りにブルーベリーと枝豆と大きなオクラをお土産にいただいて、作業をしにきたのか、もらいに来たのかわからなくなってしまうほどでしたが(笑)、当日の参加者、JUONのスタッフの皆さん、そして飯島農園さんと楽しく過ごした一日となりました。
自宅に戻ってから枝豆やオクラを茹でつつ、ブルーベリーを口いっぱいにほおばりながら、充実した一日を振り返りました。
自分が日々口にするものは、できるだけ自給自足できるようになれたらいいな、なりたいな、と思うのでした。


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