JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

清流の森 森林の楽校2009秋

2010-02-03 | 清流の森 森林の楽校
11月14日(土)~15(日)に行われた
「清流の森 森林の楽校」(兵庫県宍粟市)
の報告です。
参加者43名(内地元10名)。

国見の森公園と一宮町の中坪地区ふるさと公園で
体験学習・自然散策を実施しています。


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参加者と記念撮影
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まず、作業の前に
安全講習などについての
レクチャーです。
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作業は、除間伐を行いました。


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夜は、全員で交流会です。


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2日目は、
そば刈りを行いました。



参加者の声

僕は全国大学生活協同組合連合会
大阪・和歌山地域センターの学生事務局をして、
環境活動を推進する活動に取り組んでいます。

森林の楽校が開催されるということで、
実行委員になりJUON NETWORKさんと一緒に
森林の楽校をつくってきました。

しかし、今まで森林の楽校に参加したこともなく、
森林保全作業も経験したことがありませんでした。

だから、最初は少々不安もありましたが、
JUON NETWORKや中坪地区の人たちと
実行委員会議を重ねて行く中で、
森林の楽校のイメージが沸き、
当日が楽しみになってきました。

そして当日、学生の参加は少なかったものの、
JUON会員など学生以外の人たちの参加が多く、
いろんな年齢層の人が集まりました。

国見の森公園に到着し、
モノレールで山頂まで上がる途中、
山を見ていると、木がとても密に生えていて、
枯れている木がたくさんありました。

実際に山に入って木を見るのは初めてだったので、
山の現状を知ることができました。
森林保全作業をするにあたって学習会を聞き、
いざ間伐作業を行ないました。

まずは、作業がしやすいように、
落ちている枝や小さな木を除きます。
この作業は簡単そうに思えましたが、
実際にやってみると時間がかかり、
大変な作業でした。

次に、木を伐る作業を行いました。
初めてだったので、経験豊富なJUONの人に、
わかりやすく教えてもらいながら行いました。

木を1本倒すまで10分以上もかかり、
とても大変でしたが、倒せたときは嬉しかったです。

時間がなくなり、結局は木を1本しか倒せなくて、
まだまだ間伐しなくてはいけない木がたくさんあると思えば、
森林保全の大変さがよくわかりました。

2日目は中坪地区の人たちも含め、
食料危機について学び、里山の未来について考え、
フィールドワークとして蕎麦刈り体験をしました。

今、中坪地区で問題となっていることは、
過疎化と高齢化です。
若い人たちは都会に出てしまい、
林業や農業をするのにも若い人の力がなく、
将来が心配だそうです。

この森林の楽校のように、
大学生が実際に現地に足を運んでくれることが、
中坪地区の人たちにとっては嬉しいことらしいです。

また、蕎麦刈り体験では、
棚田に広がる蕎麦をみんなで刈りました。
蕎麦が結構たくさんあったのですが、
大人数で行なうことにより、作業が早くできました。

2日目を通して、中坪地区の人たちや将来のことを考えると、
やはり若い人たちの力が必要だと思いました。
やはり人がたくさんいると、作業も早くでき、
若い人たちが林業や農業をすると、活気が溢れ、
村が活性化すると思います。

若い人たちが村に来るようにするには、
村の魅力、里山の魅力、林業や農業の魅力を
伝えることからしないといけないと考えました。

この森林の楽校を通して、
僕は大学生協に関わっているので、
大学生たちに森林保全の大切さや魅力を伝えたいなと思います。
そのために、2010年の森林の楽校への参加も促進し、
もっと多くの大学生に、
今回行なったような経験をしてもらいたいです。

そして、環境について広い視野を持って考えられる人を
増やしていきたいです。
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
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