橘の部屋

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「荒川アンダーザブリッジ」12BRIDGE #95~#96 村長アナタって一体…。

2010-06-22 23:45:33 | 荒川UB
村長の姿が見えないから、
きっと彼は彼で動いているのだろうとは思ってはいました。
けっこうそれなりの男かもとは思ってましたが、
まさかここまでとはね…。
参ったな、こりゃ。
やはり藤原さんなだけはある。

ますます素顔と正体を知りたくなりましたよ。
原作ではもう晒してるんですかね…。

あらすじは公式HPより。

12BRIDGE 
父へのトラウマを乗り越えて河川敷を守ろうとしたリクだったが、
やはり圧倒的な父の力を前になすすべもない。
ショックのリクだったが、謎の人物の働きにより、河川敷開発の
プロジェクトは突如中止となり・・・?



 随分、遠くに落ちたみたいだ。
 消え入りそうで、後付のような雷鳴を
 平地の避雷針は、聞こえなかった、と首を振る。


 雲の中に隠れないで。
 私の上へ落ちてきて。

 五月蠅い位で丁度いい。
 眼の覚めるような稲妻を。
 
 私の心に突き刺して。
 怖いのは、私の方。
 樹、一本とないこの平地で、
 私に、逃げ場は無いのだから。



今回のポエムは、またまたとても良い!
雷がリクで平地の避雷針がニノですか。
ふむふむ。
「雲の中に隠れないで 私の上へ落ちてきて」
なんてドキッとしちゃうじゃないの。
ママゴトのような恋人ごっこで始まったのにねぇこの二人。
それはただのきっかけであり、
出会うべくして出会った運命の相手だったんですな。

釣竿で雷リクのシャツを引っ掛けるのが面白い。
雷リクを見上げてる避雷針ニノの顔がちょっとエロい。
誘ってるみたいだな。
顔赤らめてる雷リクが可愛いわね。
いやそれ以前に雷雲からひょこんと上半身出してる姿からして
面白いし、可愛いらしいぞ。



第95話「星に願いを」

正座して白目でガタガタ震えてるリク。
いい加減やるのかやらないのかハッキリしろと星に呆れられてます。
「あんだけ引っ張っといて、とんだ鶏肉野郎じゃのぉ」
ステラに指を差され、鉄人兄弟にもヘタレと馬鹿にされる。

手が勝手にやったらしい。
なんだ、積パパの仕込みじゃなくてほんとに指が滑ったのか。
でもさ…
積パパへの電話はアドレスの登録からかけてるよね。
指滑って前後(登録画面の上下)どちらかに掛けたとして、
時報なんてアドレス登録、普通するか?
って所まで突っ込んじゃイカンかしらこの作品は。

完全に父親がトラウマになっているみたいだと
シロがやや同情気味に言えば、
「精神的外傷を克服するのは、容易くないからな」
シスターもフォロー。
でもそれを聴いたマリアが、
「脆弱な男の言い訳にしか聞こえないわね」
ぶしゅーっ!!
ひぃぃっまた古傷から地の噴水がぁぁ。
マリア、そんな嬉しそうにぷくくくくっと笑うんじゃない。

ん?その言葉はひょっとしてシロにもヒットしたの?
ちょっと悩ましげなシロが、素敵だわ。(あ)
ここ、彼の作画、何故か良いし。

「だいたいよぉ、どんな事情があるか知らねーけどよ。
良いトシこいて親父が怖ぇって何なのよ」
それはさ…体験してみたら良いよキミも。
あの父ちゃんは、半端ないよ?

ステラもまた、
メキメキと巨大マッチョステラになっちまいました。
「日本男児なrら、男、みしたrらんかい、こrらぁ」
今日もrが極道的に回ってますねぇ千和さん。
千和さんのステラ広島弁、クセになりそう。(え)

「いいじゃないか」
恋人が助け舟です。
怖いものぐらい誰にだってある。
うんうん。
「いいんだリク。お化けと虫とピーマンとお父さんが怖いぐらい」
…けっこうあるな、怖いもの。
「何歳児の怖いものだよ」
あ、星が突っ込んだ。

ニノへと足を進めて、
大丈夫、後で必ず電話を…と言うリクに、
「はっ!?ナイナイ」
全否定する星はなにげに二人の間に立つ。
「お前、そうやって延び延びのまま終わるつもりなんだろう」
「なっ!誰が!」
キラン♪

なんですか星!そのペコちゃん顔は。
てかその前に、何そのポーズ…。

こんなヘナチョコじゃなく、昔から願い事はお星様にって
決ってるんだと星は得意げに自分を指差します。
あ、ニノの瞳がキランと光ったぞ。
「さぁさぁ~星に願いを~」
「おぉそうなのか」
ニノもその気になってます。
無責任だとリクは怒りますが、そこに口を挟んで来たのはマリア。
「まぁ星君ったら、優しくてロマンチストなのねっ」
ぷしゅーっ。シスターの血噴水再び。
マリアったらそれ、確実にあてつけですよね。
あぁシスター、可哀想に。

「でも確か…願い事っていうのは、流れ星にするものだったわよね」
…マリアの笑顔が、めっさ怖いですぅぅぅ。
この瞬間、どんな眼に合わされるか想像付いたけど、
想像以上に酷かった…。

何時の間にやらリクの部屋まで上がってら。
「さっ流れて」
マリアが思い切り笑顔だよ~。
流れ星が流れてる間に願い事を三回唱えるのだと
河川敷から見上げているニノに叫びます。
「心得た!」
ニノは鼻の穴ふかふかさせてるし…。
気合入ってます。

星はビビりまくり。腰が引けてます。
流れるっていうより、飛び降りですよね、だってコレ。
そんな星を見てリクが茶化します。
「ほーら、ほら。お前、怖いものねーんだろ?」
「最悪だなお前」
「さぁ、男を見せてくれよ、星」
そんな強気になってて良いのー?リク。
「なんだって急に元気にぃ…」
悔しげにぼやく星の頭から、マリアが星マスクをすぽんと抜く。


あら、ジャガイモ。
星のマスクって、9BRIDGEネタの為の限定じゃなく、
もともとこういう作りだったのか。
普段、境目見えないけどね。

そしてマスクをそのままリクの頭にすっぽり。
「まぁ似合う」
ぷっぷぷぷふぷっ。リク~笑えるっ。
「…これは…」
固まってるリクに、マリアは指で、
一つより二つと示します。
「希望の星は、多い方が素敵でしょ?」
ははぁ…そういうこと。

もしかして高い所も怖いのかと星に言われ、
ふざけんなとリクが反発する。
「俺はな、もう二度もここから落ちてるんだからな」
それ…威張れることかな。

「まぁ…自慢出来ることではないわね」
マリアのぷくくく笑い連発だね。
「だったら三回目、Youがcanならdoしちゃいなよ」
あら星、今、なんかとっても濃い顔の人が浮かんだよその台詞。

星はリクを端へと押していき、そんな星の腕を掴んで、
それなら先にお前だろうとリク。
「現職お星様なんだから」
ははは。
それとも怖いのかと訊かれて汗を放出しながら
ジェットコースターみたいなもの、と
とりあえず強気発言。

「それに、ニノを思えばこれぐらい」
星のニノへの思いは、ほんと強いですよねぇ。
愛だからという星に、だったら自分は
六本木ヒルズから飛び降りれるとリクが高笑い。
「じゃー俺は都庁から飛ぶねー」
おや?今の、どこの銀さん?
「じゃー俺は東京タワーからー」
言い方がリクまで銀さん。

そんな二人を鼻で笑ったマリア。
「いーから…」

「お行きなさい」
ひぃぃぃーっ。
ステラは、キャーっとはしゃぎ声をあげ、
お星様二人は、うわぁ~っと悲鳴と共に落下。
綺麗な流れ星となりました。

「まっ可愛い双子星♪」
P子も両手を合わせ、
「さっ早く早くっ願い事を」
シロがニノに促す。
「ここにずっと、皆で居られますように」×3
マジでお願いしてますよ。
どうでも良いけど滞空時間長すぎやしませんか?
これまた突っ込んじゃイカンかったか、この作品は。

ザブンとお星様が川に落ちた頃、
積パパに入った一本の電話は、
彼に信じられない事実を告げていた。
「どっ!どういう事だ」
河川敷の開発プロジェクトが中止になったらしい。

-願いが、叶いました。

コラコラ子供達、
お星様を木の枝で突付くんじゃありません。



第96話「異変」

何故急に中止になったのか、納得が行かない積パパ。
「えぇほんとに申し訳ないと思いますが」
応じてる男の、ちっとも申し訳なくなさそうな所が、
いかにも役人っぽい。
説明したまえと積パパは憤慨しております。

コンペは今日、この後行われる予定だったようで、
結果も事前の話し合いでもう決定していた。
「後は工事、という所まで進んでいたんだぞ」
力也さんの積パパっぷりも、良いねぇ。
リクを躾ける変態バージョンの時は、ちょっと怖かったけど。

「いやぁ、そんな事、僕に言われても~」
「なんだと!」
あ、キレた。
「大臣は何処にいるんだ」
大臣は会議中らしい。
いつ終わると怒鳴られて、電話のこちらの男にカメラが…。
へぇ、なんか割と濃い顔の男だね。ロンゲだし。
クレジットによると彼、大臣の秘書でしたので、
この先、秘書って事で。

彼がチラリと大臣を見ると、アセアセと身振り手振りで…
Noを訴えてる。
「実は、市ノ宮様からの電話はお取次ぎするなといわれています」
…面倒になったのか本当の事言っちゃったよコイツ。

私を誰だと思っている、貴様らの資金は何処から出てると思っていると
激昂する積パパに、電話番だから分からないと言い切ったよ。
「とにかく、もうお話出来ることはないので、失礼しまーす」
電話、切っちゃったよ…。
「…凄いねキミ」

あれで良かったのかと秘書が大臣に訊く。
「資金を絶つとか言ってましたけど」
「うっ」
それは痛いわけよね。


「おぅ、大丈夫」
そ、村長?
「今日からは俺が流す。ありがとさん」
そう告げる男は渋い着物、羽織も着た男…。
首の線を見ると、思ったより年齢高かったりする?と
ちょっと思ったんだけど…。
でも前に一発芸で若者だったんだよね…。

「邪魔したな」
そう言って彼は部屋を出て行った。
「今の誰ですか?見ない人ですけど…」
「知らん方が良かろうよ」
とてつもない大物なんだねきっと。
颯爽と去っていく後ろ姿がまた…。

村長…貴方、ほんと何者なのよ。
でもますます持って、藤原さんハマり役だな。

「何故だ…」
携帯を床に叩きつけて怒る積パパ。
「この私を、この扱い。何故この計画が消える?」
こんな場所どうなろうと国はどうでも良いはずなのに。
一体何が…。

積パパが部屋を出て行くので島崎は不審に思い呼び止める。
「今週の行様の報告を」
「いらん!少し出かける」
今から会議では?と驚く島崎。
一体何処へ行くつもりなのか、報告はいつすれば良いのか。
「報告なら今から行く河川敷で直接訊こう」
あ…行くんだね。

その頃河川敷では、
「さぁ…何度でも…お行きなさぁい」
何度も突き落とされてるお星様二人。
画がファンシーやわぁ。

皆はひたすらそれぞれの願い事を唱え続けています。


-血と汗の滲む流星群が、振り続けていた。

いやこれは無いだろ。
だいたい上まで登る時間だって相当掛かるのに…
って突っ込みはこの作品…(以下同文…)

にしてもなんかこの画、パターン柄みたいだね。
寝巻きとかカーテンとかシーツとか。
遠目に見ると可愛くみえるが、よくよく見ると気持ち悪い…みたいな。(おい)

Aパートはここまで。
Bパートは…明日かな。
明後日になるかも…。

【2010.6.24 PM10:46】
遅くなりましたっ。
後半感想UPしました♪
「荒川アンダーザブリッジ」12BRIDGE  #97~#100 貴方には貴方の想いがあるのね…。


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