橘の部屋

2010.7.1ブログ移転いたしました。
http://tachibanaroom.blog109.fc2.com/

「荒川アンダーザブリッジ」11BRIDGE #87~#90 高井、最高(笑)

2010-06-16 22:54:38 | 荒川UB
高井が、チョーさんがまた笑わせてくれました。
シスターの別衣装も見れて面白かったですね。
リクとニノの関係が、ほっこりするなぁ。

前回ちょっと今一歩な気がしましたが、
今回は戻った感じ。

あらすじは公式HPより。

11BRIDGE 
父が河川敷の開発に乗り出し、自分を始めとした住人たちを追い出そうとしていることを知ったリクは、
自責の念と幼い頃から培われた父へのトラウマに畏縮していた。
だがニノの「私は皆と一緒にここにいたい。」という願いのために
生まれて初めて父に抵抗することを決意し、開発中止のために奔走する。
そんな中、着々と父の会社『市ノ宮カンパニー』の手が河川敷に伸びよう
としていた。



 外へ出なくては…
  母の身体の外へ出て初めて
  空気の冷たさと、人の手の暖かさを知ったように
  
  父の腕に抱かれ、連れられた部屋の外で
  空の高さと世界の大きさを知ったように
  
  毎日のお決まりの道の外で
  聴いたことのない自分自身の笑い声を知ったように
  
  外へ…
  この星の外へ
  まだ知らない、何かを知るために
  また一歩、外へ…
  …君の
  近くへ…



いやぁ~今回のポエムアバンも良いねぇ。

「私はここに居たい。追い出されたり、
離れ離れになるのはもう嫌だ」
珍しくニノが強くそう皆の前で言った前回ラスト。
意味深なこの「もう」という言葉に、誰もが引っ掛かりましたよね。
さて、リクは、皆は、どうするのでしょうか。

第87話「誓い」

「もう?」
リクがやはりそこに反応して反復する。
村長がやたら二枚目顔になり、
シスターは「ふむ」と瞳をずらす。
この二人は、「もう」の訳を知っている。
多分、この二人だけが。

「よ、よーし!じゃあ居よう」
星はどうにかなるもんだと言うけれど、
そう簡単にどうにかなるもんでもあるまい。
どうしてこんな事になったのかと鉄人兄弟はリクに訊く。
「物事には何にでも理由があるんでしょ?」
それはリクの授業を受けて覚えたの?
おぉちゃんとリクの青空教室、
意味のあるものになって行ってるじゃないか。

でもそんな自分の教えた事が、
こんな風に自分に戻ってくるとはね。

-こうなった理由。
 事を起したのは俺の父さん。
 そして
 その理由は多分…俺。


自分が出て行けば河川敷の工事は無いかももしれないと
皆に伝えるリク。

-本当は分かってたのに。
 なんでだろう…口に出したくなかった。
 いいじゃないか別に…
 俺はもともとよそ者だし…

 
口に出したくない、か。
そんなにもここが、君にとって大切になっているんだね。
そしてそんなリクの元へと踏み出すニノ。


「私は!お前と!皆と!ここに一緒に居たいんだ。
恋人のお願いを叶えてくれ」
ひゅーっ!!
ニノの顔は、すんごい真剣だよリク。

っとそこにお邪魔虫が…。
お願いなら俺にしろと星。
「俺が出てけば~なぁんて言ってるヘナチョコより
全然頼りに…」
星の顔の前に伸びたリクの手が、
彼の言葉の続きにストップをかける。

口元には余裕の笑み。

「俺としたことが弱気になっていましたよ」
ニノの一言でスイッチ入ったみたいよー。
「安心して下さいニノさん!貴女の恋人はパーフェクトです」

-なせばなる、俺なら出来る、何事も。
勝手に真ん中アレンジしないように!

取り出した携帯で何処かへ早速連絡を入れる。
P子がリク、カッコ良いと大喜びしてますよ。
「作戦開始です。絶対にニノさんを
この橋の下から追い出させたりしません!」
よく言った!

そしてそのリクからの電話を受けている携帯。
持ち主は受電の表示を見て感極まっておりました。
「おぉ…おおお…おおお…こっこここうさまぁ」

「お久しぶりにございますぅぅ」
ぶはははははっ。
朝から大笑いしたよ~っ。
高井~っ最高。

携帯持って踊ってるし…。
くるくる回ってるし。

-リクの最終兵器、起動です。

最終兵器か。ははは。



第88話「上司オーラ」


リクは自らが経営する一流会社、Goes本社に戻っているようです。
リクは幹部達にまずは自分が留守がちだった事を詫び、
しかしそれには訳があったのだと説明する。
既に企画書は幹部達の手に渡っている。
「この企画書を見て、いや…競合相手を見て、無謀と笑うものも
いるだろう。しかし、信じて欲しい。これは私が練りに練った、
この市ノ宮行が保障する、勝てる企画であると!」
おやおやリクのこの言葉に涙してるヤツも居るよ。
リク信者かしら。
あ~高井はキモイぐらい打ち震えて感動してるしー。

リクが社に戻って3日も経ってるようです。
こちらは河川敷。
「リクの言ってた通り、毎日のようにパパさんの会社の人が
来てるなぁ」
村長、そのパパさんの会社の人って言い方、なんか良いね。
「ほんとはまだやることねーだろ」
だよね、入札も終わってないのにさ。

って村長が喋ってる相手って…。
「ええ、我々にプレッシャーを掛けているんでしょう
全く憎たらしい」
なんでクマになってるのシスター!!
ってクマの顔にもご丁寧に線路マークの傷跡あるから笑える。
今日は随分愛らしいなぁと村長も突っ込んでます。
このクマ姿はリクの提案だそうで。
警察呼ばれたら絶対捕まるから変装しろと言われたそうな。
変装…っていうんですかね、それ。
何かのイベントかと思われるんじゃない?
河童に星にクマ…。


「ちなみに、銃もカモフラージュですよ」
なんか可愛いよーシスター。

「外で頑張ってくれてるリクに余計な心配は掛けられませんからね」
あれぇシスター。この間甘えたら蜂の巣とか言ってたのに。

「そうだな、アイツは心配性だから」
おやおや村長まで。とっても身内な発言だなぁ。
へぇ~。なんだかほんとに"仲間"じゃないですか。

「あれ?そこに居るのは村長とシスター君?」
シスター君ってのもなんか変だね。
ん?変と言えばシロ、この間のスーツ着てるじゃないか。
またリクの部下ごっこ?

リクにこれ着てうろついてって言われたんだって。
「ふっやはり建設会社の奴らのせいか」
ってシスタ~っそんな可愛い顔で「ふっ」なんてキメられてもぉ~。
気が抜けますよ~。
玄琥(こばと。)より愛らしいもんなぁつぶらなお眼眼とか。

と、ところでシスター、あのぐらいの人数、
本当なら10秒で済むとか物騒な事言うの止めてぇぇ。
「あっはははは。何の秒数?シスター君、
今日せっかく可愛いんだから言動に気をつけて」
いやいやシロ、このナリでこの言動だから面白いんじゃない。
今はギャップ萌えってのもあるんだよ。
私なんて正にそれですから!
『DTB』のペチャマオ(ペーチャに入ったマオ)とか、
『こぱと。』のいおりょぎさんとかさー。

それに話せば分かってくれる奴らだとシロは言いますが…。
そうかぁ?
さっき村長が話しかけたけど友好的じゃなかったと言えば、
「やはり3秒でやります」
シスターシスターっ
眼が羅刹とか罪歌とかVAMPADDICT(VAMPS FC)のID認証になってるからっ!
(最後のは皆知らんやろが…)
あ~でも可愛いなぁもぉシスターったら。
いやクマだからじゃなくてね。
奴らが村長に友好的な態度取らなかったからの言動でしょ?
10秒が3秒になってるし…愛だなぁ。

シロさんは大丈夫だと言って作業してる社員達の方へ
近づきます。
白線引きながらですけど。
リクに魔法の言葉を教わってて、それを使う気らしい。
「魔法の言葉?」
「ニホン語、ワカリマセ~ン、か?」
いやそれは外人限定でしょう。

「ねぇ君たち?」
シロは若い作業員の肩に手をボンと置き、

「お疲れさん。今日はもう上がって良いよ」
「あ、はい、主任」
「部長、お疲れーっス」
「馬鹿、課長だろ?」
あら、また立木さん混ざってる。
「「「失礼しまーすっ」」」

なるほど~、上手い手だなそれ。

-上司オーラ、乱用です。

でも確かにね、大手なんかだとアリかもよー。
派遣でいくつかの大手で仕事した事あるんですが、
上司多すぎて覚え切れなくて、客と上司と区別付かないこととか
実際ありましたもん…。




第89話「リクのいない橋の下」


話の分かる上司も居るんだなと
若い社員達は帰っていきます。
納期はまだ先だし、実際今居ても
やることがあるわけじゃないんですよね。
で、さっきのは課長だったか部長だったか
って話になって、1人そばかすの子が
やっぱり知らないヤツだと気付きます。
「俺戻るわ」
1人現場へ戻っていくそばかす男。
ニコニコ上司面されて気分悪いと
ブツブツ言いつつ歩く後ろ姿が
なんだかリクにそっくりなんですが…。
と思ったらやっぱり皆が
リクと間違えるって話でしたか。

一発目はニノ。
「リク!おいリク!お帰り」
振り返った男の口にいきなり生魚です。
まだ生きてます。ぴちぴちです。
「三日分も魚が溜まってしまったぞ」
更に2匹追加で口に突っ込む。

「大丈夫か?三日間魚、食えなかっただろう」
いや、今大丈夫じゃないと思いますよこの人。
「なんだか人相が変わったな」
変わったんじゃなくて別人です。
「ひもじかったのか?」
ひもじいとそばかす出来るんですかね。

そこへやはり後ろ姿でリクと認識した星が、
この野郎と怒ってやってきます。
「お前、一週間は帰ってこれねーって言ってたじゃねーかぁ」
今回ばかりは悔しいけど、
リクしかニノの願いを叶えられないってんで
応援歌作ってたそうな。
なんだかんだ言って、良いヤツだよね星も。

「やっぱり買いかぶりだったぜこのヒモ野郎!」
って星よ…、アンタってば歌はあんななのに、
なにそのギターテク。
上手いやんけ。
でもさ、アンプ無いのにどうやって音出してんだよ。
しかもディストーションとか掛かってるよね。
エフェクター足元に要るだろ。

ニノは何か違和感感じ始め、
この男を「惜しい」と表現しています。
良いね、その「惜しい」。
確かにその言葉がしっくり来るわ、コイツ。

「探したでrリク」
うわ~巨大マッチョステラ再び~っ。
またまたr(アール)が極道的に回ってますぅぅ千和さんっ!!
「今わりゃ、この橋の下の為に頑張っとrるらしいのぅ。
わしゃ感動したわ。そんでささやかながrら、
おんどれにプレゼントじゃ」

な、何をプレゼント…すんの?ステラぁ…。(こ、怖い)


仮死状態になるツボを突いたみたいです。

次に仮死状態から目覚めた時には元気になってるらしい。
心臓止めちゃったの?とちょっと慌てる星。
「ていうか、コイツ、リクじゃねぇんだよ」
「あ…ほんとじゃ。誰じゃコイツ」
「リクのご飯…」
そばかす男の口から生魚をすっぽり抜いて川に戻すニノが笑える。
本人じゃないならあげないってか?
ウケたわ~。
皆、間違えてすみませんって気持ちはこれっぽちもなく…。
なんだ違うのかって態度で、そばかす男がちょっと哀れ。

てかコイツ、社会復帰出来なくなりそうじゃない?

で、仮死状態ですが、ステラによると3時間ほど死んだように
眠るだけらしい…。
「起きんだよな?」
ちょっぴり心配になってる星が、やっぱ良いヤツ、ふふ。

ニノは川をぼんやり眺めながら、恋人と交わした最後の言葉を
思い出している。
『ちょっとの間ですから』
と彼は言った。

『離れ離れは困るぞ』
そう抗議したけど、
『すぐ戻りますから』
会社で色々準備があるからと言われ、両手を握られた。
『これからも一緒に為に、ちょっとの我慢です』
それでも不服そうなニノの顔を、
リクは愛しく思ったことだろう。

口元が優しげにほころぶ。
『帰ったらまた、魚、食わして下さいね』

なんか良いカップルだねぇ。
帰ったら魚食わしてください、か。
それが彼女のここでの仕事なわけだけど、
それだけじゃなく…。
リクがひもじい思いをしないよう、常に気に掛けて、
食わせてやるのは愛情表現。
リクも同じ魚ばかり食わされるのはたまらんだろうと思うのに
この台詞ですよ。
お互いの事をね、ほんとはよく知らないはずの二人ですよね。
だけど、こう周りについてる衣はどうでもよくて、
中身の一番大事なトコを互いに掴んでる、そんな気がする。

ニノは木の枝で地面に絵を書き始めました。
書き始めが顔じゃなくネクタイってとこも、
非常にリクを掴んでると思います。
あのネクタイは象徴ですよね。
「早く帰って来い。もう三日もお前に会えなくて私は…」
おぅ!そんなに寂しいのかっ!とニヤけたんだけど、
描いては消し描いては消すリクの顔。

もう忘れたんかーい!!

心配なのはそっちか。

「見りゃ、思い出すだろ!」
っておい、ニノぉ~。

-顔を忘れました。

あーあ…。



第90話「父と子と」


さすがだ、見事だったと幹部達のはけた会議室で
高井がリクを絶賛してる。
「天下の市ノ宮グループに喧嘩を売るような企画、
初めはこの高井もまさかと思いましたが、
ここまでの内容に仕上げ、かつ、幹部達を納得させるとは!
私くしも走り回った甲斐がありましたぞ!」

当然だと威張り笑いのリク。
積パパのプランは競合相手が居ない設定なので
隙のあるものになっていたらしい。
Goesだって一流企業だし、
当日まで自分達の参戦がバレなければ
勝てると踏んだリクですが…。
アウチ!この様子は全て積パパに突き抜けかよ…。

「驚いたな…」
積パパの言葉を受け、
ここまで抵抗するとはと島崎が続けますが、
そうじゃないらしい。
「息子の馬鹿さ加減にだ」
この機会に鼻を完全にへし折ってやらねばならないと積パパ。
企画は練り直しするそうです。

ところで会議室のリクと高井。
出すぎた事かもしれないが…としながら高井が訊く。
「どうしてお父様とこの件について直接、お話なさらないのですか?」
これには盗み見てる積パパもギクリという感じだね。

話をして分かってくれる人なら、
何も言わずに息子の居場所に
コンクリを流そうとしたりはしないとリクは言う。
その声が、少し寂しそう。

積パパも人と向き合うのが怖いのでは?
という高井の言葉に、
画面のこっちで舌打ちしてる積パパ。
「この男、何を馬鹿な…」
椅子から立ち上がってます。
動揺してる動揺してる~。

「行様…まさに出すぎた事と思いますが、この高井めを
パパと呼んでも宜しいんですぞ」
ぐははははっ。
「は…?パパ?」
「おおっ!今のone more。one moreですぞ行様ぁ~」

これは実の父親が見るのはキツイかも。

「…だから報告からこの男を抹消する事は出来ないのか」
「無理ですわ」
だよね。

-パパだって、苦手な人が居ます。

やっぱ高井はおもろい!
というかチョーさん最高!
ちょいと高井、キモイんだけど、
チョーさんが絶妙だから楽しめるわぁ。

Aパート長めでしたな。
Bパートはまた後日~。
ちょーっと鼻炎がまた酷くて不調につき、今週は作業遅れ気味です。
ご容赦くださいまし。

【2010.6.17 PM10:26】
後半感想UPしました~♪
「荒川アンダーザブリッジ」11BRIDGE #91~#94 今のはニノが悪い(笑)。


最新の画像もっと見る