仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をウオーキングしながらご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

「新寺🌸小路」寺町花見探訪③ ライトアップで夜桜もきれい!

2024年04月08日 | 新寺小路探訪

🌸が開花、公園での花見ならぬ、”人見”も疲れるので、勝手に「新寺🌸小路」と命名し、桜満開の駅東の寺々を回ることにしました。その3回目。

数日前の夜、雨上がりの「松音寺」の夜桜です。昼間とはまた違って静寂の中のライトアップで、幻想的でもあります。

桜色がまた際立つ瞬間です。

こちらの仏様のお蔭で心を取り戻すことが出来ます。

いつまでもいられそうな、そんな気がする瞬間があります。

新寺小路付近でライトアップしているお寺を調べましたが、意外と少なく、こちらと数か所位、別なお寺にも行ってみましたが、ライトアップされていませんでした、残念。

次に、ライトアップどころか大きな提灯が点灯しているのがここ、「裁松院」です。別名「ちょうちん寺」と呼ばれています。

明かりが灯されて、ちょうちんの存在感が一層増します。

雨上がりの境内は、神厳な雰囲気を醸し出します。

黄金に輝く千躰観音仏は、神々しいばかり。

昼とはまた違う雰囲気を味わうことができ、新たな発見でした。また、お寺にもよりますが、檀家さんのためにある程度の駐車場スペースを確保している場合もあり、邪魔にならない範囲で参拝者であれば、使用も可能かと思います。みなさんの責任で活用してみて下さい。秋の紅葉の季節もまた違う風景を見せてくれるでしょうね。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新寺🌸小路」寺町花見探訪② 仙台駅東口で思わぬ発見!

2024年04月08日 | 新寺小路探訪

🌸が開花、公園での花見ならぬ、”人見”も疲れるので、勝手に「新寺🌸小路」と命名し、桜満開の駅東の寺々を回ることにしました。その2回目。

ここは、仙台二華高に北側にある曹洞宗耕徳山「裁松院」です。伊達政宗の祖母久保姫の菩提寺です。

「裁松院」のマップです。

 

山門にある大きな提灯が目を引きます。表には、「千躰観音」とあり、裏には、久保姫と記されています。

久保姫の供養塔です。

こちらの観音堂にはなんと・・・。

千躰の観音様が安置されています。諸説あるでしょうが、仙台という地名の語源ともいわれていますが。

大きな寺院がひしめくあう新寺の寺々で、規模は小さいですが、異才を放つお寺です。

続いて、裁松院の北側に、曹洞宗喜雲山「光寿院」があります。

独特の形状の建物で目を引きます。

境内も立派な格式あるお寺ですね。

さらに北側、新寺通りに面して、仙台では、珍しい時宗の法王山正覚院「阿弥陀寺」があります。

時宗開祖の一遍上人が13世紀に奥州を廻り、福島の梁川に開基、その後、伊達氏と共に米沢、仙台に移ってきました。知らないことだらけですね。

寺の西側の桜と椿も美しかったです。

新寺通りをわたり、ひと際大きな寺院があります。それが、北原山「正楽寺」です。新寺小路付近では、大きな火災が数回にわたり発生し、寺々はそのたびに建てなおされていますが、こちらも幾度の火災を乗り越えてきました。本堂および山門は、仙台市の登録有形文化財に登録されています。

荘厳な佇まいに凛とした雰囲気を醸し出します。桜の華やか景色とはまた別に、秋の紅葉の季節、境内の木々が素晴らしいとの評判もあります。

春夏秋冬、仙台駅前の喧騒と宮城野原の野球場の熱気とはかけ離れた空間の新寺通り界隈、季節の変わり目には、どんな表情を見せてくれるのか、これからが楽しみです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新寺🌸小路」寺町花見探訪① 仙台駅東口で思わぬ発見!

2024年04月08日 | 新寺小路探訪

仙台駅の東側、新寺通りの北と南には、由緒ある寺々が数多くあります。葬儀はもちろん、檀家でもない限り、訪れることもありませんでしたが、🌸が開花、公園での花見ならぬ、”人見”も疲れるので、勝手に「新寺🌸小路」と命名し、桜満開の駅東の寺々を回ることにしました。

こちらは、新寺4丁目の曹洞宗五峰山「松音寺」です。積極的にお寺の情報を発信しているので、是非ご確認ください。「松音寺」のHPは こちらです

訪れる方も多く、境内は、きれいに整備されてます。

境内左手の鐘楼には、第二次大戦の供出を免れた鐘があります。

道路を隔てた墓地に向かえば、桜満開です。

こちらのお寺が素晴らしいのは、参拝者にもやさしく、赤いもうせんと床几台が設置されていることです。ここに座り、桜を愛でながらお弁当を開き、お酒をいただいたりするもOK。

実際、檀家さん向けには、お弁当も用意され、ミュージシャンによる演奏会もありました。

ツツジのピンクがまた際立っていました。

日差しも柔らかく、絶好のお花見日和です。

ちょうどお寺の向かい側に、お餅屋の「萩乃屋」があり、お団子2つ購入。

花見気分を味わいました。

続いて新寺通りをわたり、新寺五丁目の曹洞宗錦柳山「洞林寺」にやってきました。

こじんまりしたお寺ですが、道路からもよく見える桜に導かれました。樹齢250年の立派な枝垂れ桜です。

花まつりの甘茶をかけました。象の甘茶台がユニーク。

枝垂れ桜が美しい「洞林寺」のHPは  こちらです

新寺小路というと、元寺小路があって比較的新しく設置された寺々と思いがちですが、江戸初期に「八塚」と呼ばれたこの付近を整備し、遅くとも1600年代後半には、新寺小路と呼ぶようになったとされています。仙台城下の拡張とともに、ある意味再開発で、移転されたケースが大半のようですので、歴史的価値は、引けを取りません。東口の寺社を巡り、さらに”街探”していこうかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする