美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

スキー修学旅行について

2006年03月14日 | 学校・教師考
3月9日から13日と北海道にスキー修学旅行に行っていました。

修学旅行をどう考えるかというところにも、学校文化が色濃く反映されます。
本校の場合は、体験型「達成感」を大切にするスキーをメインに北海道の観光とあわせて4泊5日の旅程を組んでいます。
若いときに、何か自分自身のレベルアップの実感や達成感を味わうことは、人間の成長段階の中でも重要なことだと考えます。何かを成し遂げる喜びが次の何かにきっとつながっていくのだと信じます。

教師の中には「スキーはインストラクターに任せきりで、夜もほとんど自由なのはいかがなものか・・・」という意見も出てきます。
しかし、スキー研修は3日間午前午後の6回講習で全くの初心者でも滑れるようになります。この技術習得にいたる努力とその達成感の経験は大きな教育効果といえるのではないでしょうか。そして、自由時間こそ担任が生徒の部屋を訪れていったり、生徒との本当の出会いも期待できるチャンスだと思います。理屈ではなく生徒の顔を見ればすべてを物語っています。すばらしい満足感を持ち帰ってくれます。
教師が、その旅程で生徒とどう関わろうとするかという気持ちの持ち方一つでスキー修学旅行の良し悪しが決まると思います。

どんな行事を行うにしても教師のどう取り組むかという気持ちの持ち方は大切な要因ですね。

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1 コメント

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最高 (ふっす)
2006-03-15 00:19:09
修学旅行、最高でした。
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