美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

ホームルーム指導

2006年02月21日 | 学校・教師考
先生一人一人にそれぞれ人生観があります。「あいさつ」ということひとつとっても考え方がばらばらです。しかし、先生による基準や考え方の違いは生徒・保護者の教師不信、学校不信を招きます。
特に生徒指導やホームルーム指導の面ではばらつきは出やすいといえます。
教科指導やクラブ指導においては、「教える側」と「教えられる側」との関係が明確ですが、ホームルーム運営においては、必ずしも担任教師と生徒との関係は、、「教える側」と「教えられる側」という関係にはなりません。時には生徒のほうが進んだ考え方を持ち、教師とはまったく別の価値観を投げかけてくることがあります。生徒と衝突することもあります。
そんな時に、教師がどんな存在となるか・・・どう対応していくか・・・
個々の教師の経験知・力量といってはそれまでですが、組織としても様々な事例を蓄えて財産とし、教師研修の材料にしていくことは大切なことです。こんなところに学校の匂いが出てくるのでしょう。
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学校の役割

2006年02月21日 | 学校・教師考
今、私学の定員割れは深刻な問題です。公立学校もさまざまな試みを打ちだしていますので、私学であることの意味がより問われることとなります。

自分たちの学校はどういう生徒を預かって、3年の間にどのような付加価値をつけて教育を施して、どのような状態にして卒業させたいのか・・・そのことをきちんと伝えきれている学校は評価を受けているのではないでしょうか。

私も子どもの父親ですが、学校に期待することは意外と単純なことです。
子どもに「自分は成長した」というしっかりとした達成感を持たせてほしい、「もっと成長したい」という気持ちを抱かせてほしい。そして、そのことを通して自分の生き方を見つめさせてほしいということです。

教師として考えるならば、授業や行事やHR指導を通して、生徒の成長を支えるということです。そのための装置を学校の中にいっぱい仕掛けるということだと考えます。
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