信州ビーナスラインの小さなイタリア料理店から

夫婦で営む小さな伊料理店「オステリア白樺」の日々。標高1500mの車山高原は八ヶ岳がのぞめる空気の澄んだところです。

読書好きがkindle paperwhiteを使ってみた

2013-09-30 20:21:07 | 映画・本

この週末、「テスト直前になると部屋をもーれつに片付けたくなる中学生」を目の当たりにしたオステリアmamaですこんばんは。

中3の息子なんですけども

出てくる出てくる、小学生時代からのあれこれ。

まとめて片付けて スッキリさっぱりしたようでした。

 

やっぱり親が言うより 本人がやる気を出すって即効性がありますね~!

       

読書の秋ですね。

先日 kindle paperwhite (キンドル ペーパーホワイト)という電子書籍リーダーを買ってみました。

(一応それぞれリンクを貼ってありますが、アフィリエイトではありません^^)

ネット通販大手の アマゾンが出しているものですが、

同じキンドルでも2種類ありまして 1つはパソコン機能をそなえている キンドル ファイアというシリーズ。

 これは一台で、電子書籍、アプリ、ゲーム、音楽、映画など全て楽しむことができ、
 メモリの容量によって2タイプあります。

このタイプは キンドルの他にも Googleの出している ネクサス7 とか アップルの iPad  などもありますね。

そして私が選んだのは 機能を電子書籍の購入と読書だけに絞った キンドルペーパーホワイトというシリーズ。

 通信回線がWi-Fiタイプと 携帯電話回線を使う3Gタイプの2つがあります。
 3Gタイプは、ドコモの3G回線を使っていて、回線使用料はアマゾンの負担なので
 購入者は無料、どこでも使えるというのが魅力ではあったのですが

 よく考えたら 出先で本を衝動買いすることはあまりないな・・・・と。

   

 充電はPCから電源を取るため、ケーブルが付属しているのですが、
 このケーブルを使えば Wi-Fi環境がなくてもダウンロードはできる、とのことでしたから
 それなら家のパソコンで本を選んで
 外に持ち歩くときは読めるだけでいいな、と考えて 一番シンプルなものにしてみました。

大きさはこのくらい。画面は白黒です

ネットにはつなげないのですが、アマゾンにはつなげるようになっています

(あとはwikipedeiaにつながるらしいです)

スイッチはこれだけ。電源ボタン(右)とケーブルをつなぐところ(左)のみ。
(本体を別売りのカバーに入れています)

アマゾンのアカウントが初期設定されて届くので、
届いたら電源を入れ 最初だけはWi-Fi環境でつなぐことが必要です

アマゾンのサーバー上に My Kindleページが作成され、使えるようになります^^

 

画面の明るさは調整できます。

(ちなみに、画面に表示されているのは、米原万里さんのエッセイ 「心臓に毛が生えている理由」です

この 電子ペーパーという仕組みが 購入を決めたきっかけでした。

反射しない、まぶしくない、紙に印刷された質感に近いというのがポイントだそうですが

確かに、液晶画面と違ってまぶしかったりチカチカしたりはしません

 

息子の送迎の待ち時間や寝る前のちょっとした時間に使おうと思ったので
薄暗くても読めるというのがいいのです。

バックライトではなく、画面の上から照らすフロントライトというシステムのため
読書灯をつけて読んでいる感じになります

別売りのカバーは純正のものもありますし、いろんな会社がいろんなカバーを
販売していますが、

いくらデザインが良くても本体より高いものとかはどうかと・・・・^^;

白っぽいものは最初は良くても汚れが目立つ、というレビューも参考にして

無骨でシンプルなものを選びました。合成皮革ですが、サイズはぴったり。

 

ほかのタブレットと兼用で、ゴムでとめるタイプもありますが
これはポケットのようになっていて滑り止め加工がされているので、
一度すっぽり納めると逆さにして多少振っても全然落ちません

表紙を閉じると自動でスリープ状態になるのも便利。

ただ、黒一色しかなかったのがちょっとだけ残念でした~
深い赤とかあったら嬉しかったですね

表紙カバーは裏にたためるので、片手持ちもらくらくです。

 

他には 画面の保護シールもあるそうですが、表紙カバーがついているのでいらないかな。
レビューをみていたら、専用カバーじゃなくても厚手の巾着で十分、という人もいました

別売りでコンセントから充電できるアダプターもあるそうです。
たしかにいちいちパソコンから電源を取るのは面倒な部分もありますね。
レビューには、アダプターを標準装備にしてくれ!!という声も多数ありました。

 

まだ使いこなすには至っていませんが

パソコンとにらめっこして、買おうかどうしようか、と迷っていた背中を押してくれた
主人に感謝しつつ

しばらく使ってみて感じたこと。

 

  ・かさばらない!約1000冊(マンガは除く)入れて持ち運べるそうです

  ・暗い車内でも読める

  ・紙の書籍なら買わなかった、情報として読んでおきたい本を気軽に読める

  ・タイトルは知っていても読んだことのなかった古典作品がほとんど無料で手に入るので
   古典を読む良い機会になる

 中学生の頃よく読んだ泉鏡花 久しぶりに読みましたー

ちょっと困った点は・・・・

  ・1ページ分の表示しかできないので、読むスピードが速いと
   しょっちゅうページをめくる動作をしなくてはいけなくて落ち着かない

無意識に、ページをめくろうと角をさわってしまったこと数回。(笑)
画面をタッチするのにまだ馴染んでおりません

  ・画面の隅に、読み終わるまであと何分とか出ているのがうっっとうしい(笑)これは何のための表示なのか不明・・・
  

  ・本全体のどこを読んでいるのかがつかみにくいため、分厚い本を読んだ充実感などは得られないかも。
   もう少しで終わってしまうもったいなさという気持ちも味わえないかもしれません。

 

つまり、紙の本を読む読書とは また違うタイプの「読書」であることは間違いない、と思います。

でも、どちらがいいとか悪いとかではなくて
電子書籍であろうとも、読まないよりはずっといい んじゃないかな。

本の装丁というお仕事を尊敬している私にとっては 紙の本はなくならないで欲しいものですし。
便利なのも捨てがたいし。

最近知ったのですが、電子書籍に絞ったものでは SONYの「Reader」 というのもありますね。

こちらは最軽量が売りらしいです。

 

最軽量もいいけれど、
できたら 多少大きくなってもいいので、画面が2ページのものが出来て欲しいな~

   

今日 作家の山崎豊子さんの訃報をニュースで聞きました。

山崎さんの本は 

・不毛地帯 あらすじ⇒フジテレビ

・大地の子 あらすじ⇒wikipedeia

・二つの祖国 あらすじ⇒wikipedeia

・運命の人 あらすじ⇒wikipedia

・沈まぬ太陽 あらすじ⇒wikipedia

・花のれん

と読ませていただきましたが どれも 作品中で何年もの時が流れるので
大河ドラマをずっと見続けているような重厚さがあり

フィクションでありながら限りなくノンフィクションに近いその小説スタイルは
近代史の教科書のようでもありました

主人公の成長や出来事を何年にも渡って書き続けるということは
どう終わらせるか というところが難しい気がします
読み終わると寂しくなる そんな小説でした

すごく内容が濃くて字が多いのですが
ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたいと思います

そして一ファンとして 山崎豊子さんのご冥福をお祈りしております

もう新しい作品にはお目にかかれなくて、
あと読んでいないのは白い巨塔くらいになっちゃったと思うと
ちょっと寂しいですね・・・

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