誰が名付けた『平成の絵師』大上克己

【似顔絵がつなげる心の懸け橋】
いつかはあなたの似顔絵が・・・

年賀状書きましたか?

2011-12-10 23:46:04 | 日記

<134 平成14年(2002年)の年賀状>

毎年のことではあるが、この頃から年賀状の図案について悩み考え始める。
私の父は、年賀状が手に入った時点で何も悩むことなくささっと書きはじめる。
普段から日記を中心に、どんなに小さなイベントであろうと記録に残すほど、
筆まめな父は、宛名様への思いを一枚一枚丁寧に書き込む、その文字数は
半端でなく、400字詰め原稿用紙一枚はかるく突破するからたいしたもの。

対してその息子と言えば、字が汚い、文章苦手ときたもんだからどうしても絵に
頼ってしまう。
さて今年は何としよう。
ここ数年間の年賀状の傾向としては、この一年間で一番印象深い出来事を中心に
自らの似顔絵をもじって風刺的に仕上げている。
ならば今年の出来事は何と言っても東北地方を襲ったあの大地震、今年というより
今世紀最大ですね。
考えてみたが風刺とはいかない。
何の罪のない多くの方があの一瞬の揺れで家族、友、家、職場を失い、仮設住宅や
親戚に間借り生活を虐げられている。
おまけに、原発事故もからみ故郷を離れざるを得ない人も多い。
相手が自然のうねりとしてもチャカシでは書けない

今年も残すところ3週間あまり。
さて来年の年賀状は何としよう。

<134 平成14年(2002年)の年賀状>

馬年だったんですね。
40代最後の年、馬と一緒に走り続け50歳を迎えようとし書いたものだが、
書いたときも今見ても思うことは全く同じ‘気味が悪い’顔!
これじゃ全く気合いが入らないお粗末な年賀状でした。

<新屋まりコンサート情報>

2012.1.16(月)
新屋まり御堂コンサート(仮)「生かされて」

場所 教円寺(安佐北区口田)
出演 新屋まり
時間 午後より
無料

<川本睦子ジャズライブ情報>

Comin'でクリスマス!

2011.12.22(木)@ 広島・ Jazz Live Comin'

川本睦子(vo)、河村貴之(tp)、山本ヒロユキ(pf)

20:30〜  3sets

カミンでクリスマスソングを歌い倒す企画!いぇーい



大庭頼之様

2011-12-05 22:14:09 | 日記

<133 大庭頼之様>

オートガーデンの大野社長から似顔絵のモデルさんを紹介して
いただいたご三人様、
お二人の女性、他人様いるいない関係なくと豪快な笑いで周囲を明るくする、
方や、思いっきり笑ってもこれだけの口しか広がらない大庭君。
決しておちょぼ口じゃありませんよ!
さてさて問題は、この似顔絵を気に入ってもらえるかどうか。
ごめんなさい、これでご勘弁を!!!。

<新屋まりコンサート情報>

2012.1.16(月)
新屋まり御堂コンサート(仮)「生かされて」

場所 教円寺(安佐北区口田)
出演 新屋まり
時間 午後より
無料

<川本睦子ジャズライブ情報>

Comin'でクリスマス!

2011.12.22(木)@ 広島・ Jazz Live Comin'

川本睦子(vo)、河村貴之(tp)、山本ヒロユキ(pf)

20:30〜  3sets

カミンでクリスマスソングを歌い倒す企画!いぇーい


 

 


2011-12-02 22:01:32 | 日記

<132 母 秋枝>

母が亡くなって早3年が経過した
父と二人きりの男生活も
同じく3年が経った
慣れたといえば慣れたが
父が私に相当気遣ってくれていることに
いつもすまないと心の中でつぶやく

母方の叔母が
若くして脊髄小脳変性症という
厄介な病魔に侵された
国の特定疾患に指定されているこの病
叔母の命は「数年」とドクターに数字を切られた
数字に発奮する叔母
生け花、裏千家の先生とした過去の栄光は
バッサリ捨て
それからというもの
生きる戦いと生き抜いてみせる闘い
最大の理解者で最愛のパートナーの夫との
二人三脚のリハビリを開始
それは騒然だ

患者同士、患者を支える家族同士が
語りあえる友の会「ひまわり友の会」が誕生
ドクターや市の保健事務所、福祉系の団体その他
多くの方のお力をお借りして・・・
一躍を担った両親は
父が事務局長 母が会計 そして叔母が副会長として

活動資金が全くなく
叔母の主治医 日赤の院長(当時)の勧めで
叔母が「不死鳥」と題し本を出版し
売上を友の会の資金に充てた

あれから二十数年
ドクターが切ったXデーをはるかに生き抜いている叔母
それも最愛の夫を失ってから一人暮らしにもメゲズ

友の会のスタッフも充実し恵まれてきた父をみる
85の父も今だ健在 会の事務局長として動く
患者さんから入会や相談事に応じる父
普段は冗談トークで周囲の笑いを誘っているが
患者さんやその家族とのやり取りは
とても親身で凄く優しく応対している
相手の立場に添った接遇とは父のことを言うんだと
思う

母が他界するまで寝込むこと4年
その間の介護は勿論 父
「今まで好きなことをしてきた 妻へのその返しはわしが看ること」という
父に二言はない
本当に頭が下がる

常に母との目線を合わせながら 会話は続く
たとえ母に意識が無かろうとその姿勢は変わらない
おむつ交換や入浴介助等も一切私には譲らなかった父
息子である私がいようと、そのスタンスは変わらなかった

父は今では母に代わって私の家政婦さん
身体介護はまだ必要としない私ではあるが
一昨年の似顔絵がヒットしたおりから
似顔絵が描ける環境つくりに身を削ってくれている

本当にありがたい

父の最愛の妻 
今日その母が生誕85年を迎えました
父とは別々に仏壇横に飾る母の笑顔に
そっと両手を合わせました


<132 母 秋枝>
母の似顔絵は後先にもこれ1枚のみ
母の葬儀にお寄せいただきました方へ
香典返しの茶の子に「想い出」と題した
この似顔絵を添えておきました