旅のひとコマ~プー太郎突入~

旅での出会い、発見、感動など、断片的な過去の記憶をたどる。同時に日々の行動や想いも気の向くままに掲載。

トイレさん今日もありがとう~昼寝の効用~

2004-12-03 00:24:54 | 日常の独り言
皆さん、「お昼寝」してますか?

最近昼寝の効果が相当色々なところで評判になっている。
一日に15~20分の昼寝が効果的だとテレビでも取り上げられている。

広島大学総合科学部の堀忠雄教授の研究室の研究では、

1)昼寝で(時間は15分)午後からの強い眠気が消え、うっかりミスを防ぐ効果があった
2)作業成績が上がった
3)血圧が下がってリラックス効果があった

などの報告が出ている。
血圧の低下は脳卒中など脳血管障害の危険をなくし、また、昼寝習慣を持っている高齢者は、
意欲的だったという興味深い結果も得られたという。

実は最近私はこの1日20分の昼寝を実行している。
別に意識的に行っているわけではない。

午後お昼を食べた1時間後くらいから、眠くてたまらなくなるのである。
もともと少なくとも6~7時間は寝ないとダメな私は、最近やたら睡眠不足なのが原因だろう。
絶対1:00には寝るぞ、と意気込むのだが、また夜になると3:00近くまで起きてしまう。
PCに向かってると眠くて仕事にならないので、そんな時、会社のトイレで寝ることにしている。
寝るのは一番奥の個室と決めており、便座に腰を下ろしてから意識を失うには数十秒とかからない。
仮にも年頃の女性が、トイレの便座で居眠りとは、絵的にはイケテナイことこの上ない。
しかしこの時期、ホットな便器君がお尻をジワジワと暖め、
より心地良い眠りの世界へといざなってくれるのである。

そして不思議なことに丁度15~20分で目覚める。それもスッキリ、パッチリと。
目覚めた後はそれまでと打って変わって仕事がはかどるのである。
昼寝の数十分は、数時間朝寝坊をしたのと同じ効果があるとさえ言われており、
実際睡眠不足の私が、やっていけているのはこのトイレでの昼寝のお陰といっても過言ではない。

眠るということはなんと幸せなのだろうか。
しかし、考えてみれば、1日6時間睡眠の人は人生の4分の1を、
1日8時間睡眠の人は3分の1を眠りに費やしている。こう考えるとほんとに驚きだ。
それだけの時間を費やす睡眠は今見直され始め、「眠りの質」が求められる現代において、
テンピュールの枕の人気へとつながっているのだろう。

また、例えば、1日5時間睡眠のAさんと、8時間睡眠のBさんがいたとする。
2人が80歳まで生きたとしたら、1/8×80=10年間もAさんの方が
長く生きたのと同じだけの時間差ができるのである。
もちろん、だからといってAさんの方が良い時間をすごすことができたとは言えないが。

このように考えると、どんどん寝るのがもったいなくなってくる。
しかし、眠りそのものにも幸せを見出せるわけだから、やっぱり寝れる時はよく寝ることにする。

また話がだいぶ横道にそれてしまったが、昼寝はとにかくお勧めなので、是非お試しあれ★
リクライニングシートで昼寝ができるサービススペースがオフィス街に
今後増えてくることだろう。