旅のひとコマ~プー太郎突入~

旅での出会い、発見、感動など、断片的な過去の記憶をたどる。同時に日々の行動や想いも気の向くままに掲載。

ナムツォ湖/チベット

2007-05-11 22:52:27 | 旅写真とコメント
世界で一番綺麗な場所なんじゃないかと思った。




チベットの聖なる湖、ナムツォ湖。
仲良くなったスイス人、ドイツ人、イスラエリー、オージーと10人で
バスをチャーターしていってきた。



やばいね。



ラサよりさらに登る、標高5000Mの地で。
サイコーにきもちよかった。



息を切らしながら、丘に登る。登っても登っても頂上につかない。
2~3時間歩いただろうか。



湖が360度見渡せて。遠くに雪を被った山たちが神々しく連なる。



日が落ちるまで丘で昼ねする。
湖が水じゃなくて、不思議な物体に見えてきた。歩けそう。




ありえない色に空が変わっていき。



暗くなったとき、すっごく大きくて、ゆっくりと流れ星が落ちた。

ヒマラヤを越えてチベットへ/中国

2007-03-25 03:02:46 | 旅写真とコメント

~当時のMIXI日記より~
やってきた。
チベット。

抜けるような青空の下、
5000メートルを超える乾いた地を5日かけて
各国から集まったバックパッカー達とともに
ジープでひたすら走り続けた。
(途中観光もしたけど)

んーーーーーーーーーーー。
初のチベットは。
感動と失望の両方で向かえてくれた。

どこまでも続く青い空も、
神々しいまでの山々も、
厳しい自然の中に住む人々の日焼けした顔も、
うちらのジープのヒッチハイクに成功した子供の笑顔も、
五体投地で巡礼する、驚くほど厚い信仰心も、
お祈り中にちょっかいをかけあう子坊主たちも、
熱心に問答修行を行う僧侶たちも、
質素すぎる家に招いてくれたチベタンのやさしさも、
生活感溢れる昔ながらの風景も、

すばらしかった。




でも。
急速な近代化と中国化の波はすごい勢いで押し寄せていて。
同時にものすごく悲しかった。

日本にいるどれだけの人が、お隣さんの国、
中国に侵攻、迫害されているチベットの現状を知っている
のだろうか。

中国に対する腹立たしさを感じずにはいられない。
自分がやったことを棚に上げて、よくもまぁ教科書問題
(彼らこそ歴史を歪めまくってる)とか靖国問題
(日本より中国の方がよっぽど軍国主義だと思うけど)
とか日本に不満が言えるもんだ。

ここに、還ってきたくても還ってこれない、
巡礼したくても巡礼できない理由がある人たちのためにも、
真剣に観光(?)しなきゃな、と思う今日このごろ。

合わせた両手が今までになく熱かった。

私に残された旅の期間はわずか2週間。
なんか、

あせっちゃうなぁ。。。


検問厳しすぎ、長すぎ。
でもそんな合間に草の上に寝転んで、深呼吸する至福の時。


丸2日も学校から家に帰るために歩きっぱなしの子ども達をジープに乗せる。
言葉は通じないけど、歌を歌いながら最高の笑顔の子供達と道中を共にする。


熱心にお祈り。過酷な五体投地をする人々の顔は幸せそう。


悲劇のポタラ宮。ダライラマ不在のうちに、いつの間にか中国人の観光名所に
なっていた。ポタラ宮の前では毎晩音楽に合わせて踊る噴水のショーが。。。

キリマンジャロ登山/タンザニア

2007-02-04 02:59:57 | 旅写真とコメント

~当時のMIXI日記より~

お久しぶりです。
旅も4ヶ月目に入り、10ヶ国目のタンザニアで、
山に5日ほどこもってキリマンジャロに登ってきました!!
標高約6000Mという、未知の世界への挑戦、正直しんどかった。

別に私、登山とかマラソンとか全然好きじゃないし。
苦しいこと嫌いだし。
疲れること嫌いだし。
ガイド代、ポーター代、レスキュー代、入山料、食費など
死ぬほど高いし。
何より高山病が怖かった。
下手すると死ぬ人とかいるし。
50%以下しかサミットに達することできないといわれてるし。
そんな博打に10万も使えるか?って。

でも。
どうしても、キリマンジャロだけは登りたかったんだよね。
なんでかって、よくわかんないけど。
アフリカ1の山だから?
勲章が欲しかった?
自信が欲しかった?
みんなに自慢したかった?

理由は正直よくわかんない。
漠然と日本に居る頃から想い描いてはいたけど、
予算の関係から難しいと思っていた。
でも、ケニヤまできたら、登りたいという気持ちだけが
日に日に大きくなって。
で、我慢できなくなって登ることにした。
登頂できない悔しさより、きっと登らなかった後悔の方が
大きいと思ったから。


1日目 ジャングルな感じ


泊まるハットはこんな感じ(お風呂6日間入らず)


2日目(雨季で雨ばっか)


3日目朝



3日目の晩、標高5000M近いキボハットでついに
高山病にかかり、頭痛と吐き気に一睡もできず。

これ以上登れないのではないかと考えたら悔しくて。
つらいのと悔しいので本当に泣きながらベッドでもだえ苦しむ。

その日の真夜中、ありったけの防寒具と懐中電灯を頭につけ、
頂上にむけて出発した。

リタイヤを覚悟したいたのに、飲んだ薬がきいたのか、奇跡的に復活し、
ひたすら一歩を踏みしめた。
何人もの登山者が、暗闇の中で、げーげーと吐いてる音だけが聞こえた。



夜中12時から、朝7時までかけて、ギルマンズポイントでご来光。

私のガイド↓英語へたすぎ。。



富士山のご来光も奇麗だったけど、こんな雲海は初めて。



そこからさらに2時間半かけて頂上のウフルピークへ。
雪や氷河が青空に輝く太陽にキラキラ反射して
まぶしすぎて目をあけてらんない。



途中あまりにも遠いので、半泣きで歩いた。
5歩あるいては立ち止まって休憩。を繰り返す。
全然進まない。
息切れと吐き気と、疲れと睡眠不足。
やっとの思いで、 登頂を果たした時は
ボロボロ泣いた。

そんなこんなで。
大満足。
登ってる途中
もう、山には登らないぞ、と決心した。

でも、もしかしたら、
またヒマラヤあたり登ってしまう気もする。

登ってる間、いろんな事考えたし、いろんなことわかった気する。
私は、思いっきり、過程より結果重視の人間なんだ、とか。

さて。
ケニヤに戻ってきた。
近いうちまたアフリカについての日記を更新します。


ゆっくり景色を見える余裕さえなかったけど、やっぱり
6000M近い景観は素晴らしかった。

シナイ山(エジプト)

2006-11-04 14:20:17 | 旅写真とコメント
モーセが十戒を授かったシナイ山。 (聖カトリーヌ)
クリスチャンでなくても聞いたくらいはあるだろう。

この日、ちょっとしたトリップを楽しみたくて、
LSDという幻覚系?のドラッグに初挑戦する。
マリファナとかハシシくらいしかかじったことがない私としては大冒険だった。

ほぼ満月の夜、月明かりに照らされるラクダ道をひたすら登った。
現実からいっきに聖書の世界にタイムスリップした感覚をおぼえる。
聳え立つ岩山。
奇妙な形の岩が連なり、化け物のようで怖いと言った私に、友達が
「悪い感覚は持たない方がいいよ~」とアドバイス。
後で知ったが、LSDはその時の状況や心の持ちように
かなり影響される類のものらしい。

実際私は、真っ直ぐ歩けないくらいにヘロヘロで。
登っては止まり、この状況をものすごく楽しんでいた。
深呼吸する度に、風の波長(そんなのあるのか?w)と
自分の波長を合わせ、自然と一体になる感覚を覚える。

岩陰から突如として現れるどでかい月に 「なんじゃこりゃぁ!!」
って一緒に上ってる仲間達と騒ぐ。 まじで一瞬UFOの親玉かと思った。

そしてずっと目の前に聳え立っていたはずの岩山が、
神風の吹く岩山の間をすり抜けた途端、突然消えた。
山のおなかの中に入ったらしい。

登ってきた道が永遠と続く。
どこまでも続く岩山たちのさらに奥の空が徐々に明るみはじめる。
赤でも青でもオレンジでもない微妙なグラデーション。
朝が始まる。
ご来光を拝むため、頂上へと足を速める。

あるポイントまで上ると、朝と夜の丁度真ん中に
自分が立っていることを感じる。
目の前の月は暗闇の中で煌々と照り、 まだ夜であることを主張する。
でも反対を見るとすごい勢いで朝が追いかけてくるのを感じる。
自分が朝と夜の境界線になっている不思議な感覚だ。

そして、冷たい風が吹きつけるてっぺんで山々を見おろす中、
月の反対に昇る朝日を見た。



ドラッグで何を感じたかって。
残念ながら私は表現するだけの文才は持ち合わせていない。
(いつもそうなんだけどね。笑 はがゆいです)

言うなれば、感覚が鋭くなる っていうのかな。5感が働く というか。
ふと一瞬頭をよぎったことが視覚的に見えたり。

例えばホコリっぽい気がすると思えば、地面舞うホコリが見えるし、
誰かがタバコ吸ってる?と思うとタバコの煙が見えるし、
風が吹いてると思えば風の流れが見えるし、
大地が動き、星が踊る。

自分が普段認識、認知しない程度に軽く一瞬感じたことを
再現させてくれる。強く感じさせる。
その上で、その0.1秒後に感じたこともまたハッキリと認識させてくれるのだ。

だから、自分の中で様々な場面が次々とすごい速さで切り替わる。
岩に手をついた、その手に鋭い痛みを感じたと思った瞬間に、
吹いた風によって髪が唇に張り付いたことを感じたその瞬間に、
人の話し声に私の友達かな?と一瞬思った自分の心により
その声が友達の話す日本語に聞こえてきたり。(実際は全然違う)
イメージ的には、死ぬ前に体験するという走馬灯・・・みたいな感じなのかな。
むしろ、過去を急に思い出すフラッシュバックに近いのかな。
どっちも経験ないからわかんないけど。

味覚も不思議で。
寒空の下、もう手なんて感覚なくって、どうにか袋を開けて
チョコ味のクッキーを取り出して食べる。クッキーがおいしくて。
いや、おいしいとかじゃなくって、粉を一粒一粒感じながら食べる、
そんな感じ。舌触りを楽しんだあと、飲み込むと、食道を通って
胃に入っていくのを感じたり。ふとヨックモック(お菓子のブランド)
を思い出したら、ヨックモックのクッキーの味になったり。

赤と思えば赤になり、岩が骸骨に見えると思うとガイコツになる。

ここが、天空の、最も神に近い場所だ
と思った一番高い(と思い込んでいた)誰もいない岩に登る。
下界を見下ろす。


遠いむこうの方から風が吹く。風が見える。
その風が自分の身体に入っていき、身体全体に、隅々まで染み渡るのを感じる。

観光客など目に入らず、肌をさす冷たい空気と呼吸を合わせ、
自然と一体になるような感覚に浸りながらひたすら一人遠くを眺めていた。



すっかり明るくなり、全員下山してからも、
しばらくここで神を感じていたくて、 とどまっていた。

そこで、シナイ山で働くエジプシャン(名前をモーセという)に 出会う。
やたらオーラが渋いおっちゃん。
「ここには教会とモスクがある。
すべての人がクリスチャンであり同時にムスリムでもあるんだ」 と彼は語る。
宗教絡みの争いをしている人達に聞かせてやりたい。
「クリスチャンかい?」と聞かれ、私が申し訳なさそうに
「違うよ。日本人はほとんどの人が宗教を持ってないんだ。
でも私は神様のことは信じてるよ。」と答えると、
「Why not?」と言ってくれた。

モーセ(右)とその息子

そして、完全に明るくなった山のてっぺんでジョイントを
ふるまってくれた。
(後から知った話によると、マリファナはLSDの効果を増長させるらしい)

「ここのポイントがいいんだ」 と言ってモーセは写真をとってくれた。
「ちゃんととれてるかチェックするわ」
と、写真を見ている私の横からカメラを覗き込み、
「Anyway,you are beautiful」
と言った彼の言葉は、ほかのやすっぽいモロッコ人やエジプト人が言う
you are beautiful とは一味もふた味も違っていた。

すっかりシナイにはまってしまったうちらは、帰り道お土産の水晶を見ては、
「見てこの輝き!」とか、
「その水晶の中には鳥の羽が入ってる!生命の神秘だ」
とかわけわかんないことを言ったり、


こんな岩を見ながら、
「岩が生まれて育ってるよ、生きようとするこの躍動感、すごくない?芸術だ!」
とか騒ぎながら(笑)、ゆっくりと下山したため、
バスの出発時刻に思いっきり遅れてしまいましたとさ。

私の今回の旅のベスト3に入るくらい、楽しく感動した経験だった。
でも別にドラッグにはまった、というわけでもなく、この日以来、
この類のもの(効果が強いもの)は、一度もやっていない。

ウユニ塩湖(ボリビア)

2006-11-03 01:17:39 | 旅写真とコメント
久しぶりに、旅ネタでも。(あんまり気合入ってないけど)
今回の旅での私のお気に入りの場所。

ずばり南米のボリビアのウユニ塩湖。
どこまでも続く青い空に映える、真っ白(ちょっとヨゴレもあったけど)
な塩の湖。仲良くなったツアーメンバーと4WDで爆走。


雨季だったから、水が張ってるところと、乾いて雪みたいなところと
2パターン楽しめた。


かなりテンション上がってます、はい。


足が短く見えるのは、膝を曲げてるからです。w


遠近感なし。


LOVEですよ、LOVE&FREEですよ。


塩でできたおうち。

4WD2台で行ったんだけど、うちらのランクルだけ、2回のパンクと
2回の故障(車チェンジ)により、チリとの国境の町についたのは
真夜中。途中ドライバーがうちらを置いて、2時間ほど姿をくらまし、
このまま辿り着けないかと思いました。
ネタ的にはかなり楽しかったけどね。

この頃からかなぁ。
この多国籍ツアーを本気で楽しめるようになったのは。
メンバーは、イギリス人2人、スイス人3人、ドイツ人2人
フランス人1人、エクアドル人のリーダー、と私。
みんな英語ペラペ~ラ

正直最初はメチャクチャしんどかった。
「南米だけは危ないからどうしても行かないで」
との、親の意見に妥協して、しぶしぶツアーに入ることを決めた。
最初の数日は、つらかった。
言いたいことを言えないもどかしさ。
伝えたいことは山程あるのに、英語が出てこない。
みんなが笑ってるのに、一人笑えない自分。

結果的には、参加してホントに楽しかったし、よかったと思ってる。
英語もちょっとは上達したしね!

ただいま~~

2006-10-02 04:23:46 | 旅写真とコメント
久々に日本に帰ってきました★

と、ここに書いてみたところで、
だーーーれも見ないんだろうな。

と思ってるんだけど。

半年以上ぶりに、もう消去されてるんじゃないかと思いながら
旅コマを覗いてみたら、ちゃーーんと残ってたもんで。
軽く感動して、一応律儀に帰国報告。




旅のルートは以下。

アメリカ→メキシコ→ペルー→ボリビア→チリ→スペイン→モロッコ→エジプト→ケニヤ→タンザニア→ヨルダン→イスラエル→ドイツ→ポーランド→ハンガリー→セルビア・モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア→スロベニア→スイス→(イタリア) →オーストリア→チェコ→イギリス→トルコ→インド →ネパール→チベット(中国)→香港(中国)→フィリピン →日本

最近ネットといえば専らミクシーばっかりで。
このままこのブログは(知り合いにもばれたし)
お蔵入りかなと思っていたんだけど、
なんかやっぱりこの子(ブログのこと)可愛いし。
暇ができたら自己満でまた写真アップでもし始めようかな~と。
思ってる、ニート26歳。

旅人に恋は要注意!

2006-02-10 01:39:30 | 旅写真とコメント
メキシコ最終日。
あっという間でしたわ。
メキシコ最終日。あっという間だった。楽しかった。
メキシコシティからバスで6時間かけてオアハカへ。
2日後深夜バスで14時間かけてパレンケ遺跡へ。
そこでまたシティで知り合った人と落ち合い、
一緒に観光し、2日後メキシコシティに戻ってきた。
バスは快適だった。

遺跡はやっぱりいいわ。
グアテマラまで国境越えする時間が
なかったのが悔しい限り。

さて、シティではルチャリブレというメキシコ版
プロレスを観てきた。
しかもここの宿に住んでる元全日本プロレスの
奥村さんが出るときたもんだから
みない手はない。やっぱり知ってる人がでてるとおもしろい。
日本のプロレスよりもユニークでエンターテイメント性が
強く、素人でもその空中戦やお笑いなど、十分楽しめる。
メキシコにきたらお試しあれ。

メキシコシティでまた、
私と全く反対に世界一周してる子にあった。
それにしても。
その子も含めて、旅中に恋に落ちてる子があまりに
多くてびっくりした。
恋なのか、ひとたびのアバンチュールなか
微妙なところだけど。。

しかも、驚くべきゴムをつけてなかったりして。
妊娠も病気も恐ろしいっつの。

やっぱり旅最中はオープンになるものなのかしら。
特に長期の旅行は。

別の子は、数ヶ月前の前回の旅でトルコで会って、
恋におちて。
メキシコで会おうって約束してバイバイして。
男の方はそのまま旅をつづけていて、
その子は日本かえってお金ためてわざわざ
きたのに、やっぱりいけなくなった、て、
メキシコについた初日にメールがきたとか。

もう旅人には懲りた。
といいながらも、ドキドキと刺激を求めると、好きになるのは旅人なんだって。
私も気をつけよーっと。
では3ヶ国目のペルーにいってきます。

メキシコの過ごし方

2006-02-03 01:57:42 | 旅写真とコメント
メキシコの過ごし方

朝8時 腫れぼったい目をこすりながら起床
 9時 シャワーと朝食
10時 コーヒーのみながらネット
    まったり「はじめの一歩」を読む
11時 出発
夕方まで 遺跡観光・屋台でタコス 
20時 宿に帰っておしゃべり、だらだら
22時 ロックカフェにのみに行き、メキシコ人と踊る
 0時 宿に帰る
夜中3時まで 飲んだくれ、人生について語り合う。

朝食 無料
地下鉄等 0.5$
バス 6$
遺跡 4$
夕食 1$
ロックカフェ 4$
酒6本 4$
宿(ドミ)8$
=========
合計 28$

こんな感じ。
で、ここ日本人宿での私のあだ名は
「ママ」
タバコをプファ~とふかしながら毒舌トークをするからだとか。
失礼しちゃう。それから
「お嬢」
成城に住んでるかららしい。
そして、一番ショックだったことは、32歳かと思った~
といわれたこと。まじ切れんぞこら!!!
上にみられることはよくあるけど、オーバー30はきつい。

それにしても。
私は世界に旅行まできて、日本人と一緒に過ごすのはどうかな、と
思いながらも、やっぱり考えずに話せるから楽。
みんな一人旅で、
農家からすし屋から数学教師(協力隊)から学生からほんとにいろんな人が
いて、まるで前から知ってる友人かのように旅や生き方について語り合える、
それが旅の醍醐味だって、思う。

「夢は自分のクローンで軍隊を作る」
「時間の概念を考えていたら一人涙がとまらなくなった」
「教師は自分の天職だと思う。」
「心配してくれる人が日本で待ってるというのはすごくありがたくて心強い」
「すべては自分で選んでる」

みんなそれぞれの人生があって、自分をすごく持っていて、刺激を受ける
ことが多い。
とりとめもなく話しているといつも夜中になっている。

さて、そろそろ11時になるから外出しなきゃなーーーー。

旅のはじまり~マイアミ~

2006-01-31 11:09:54 | 旅写真とコメント
今から世界一周するってゆーのに、旅の始まりはバタバタだった。
前日前の会社の人たちが壮行会をしてくれて。
準備も終わってないのに結局朝までオールしちまって。

休みをとって空港まで送ってくれるはずの友達は寝坊するし、
空港で航空会社に勤める友達とお茶していてギリギリになって
呼び出しくらってダッシュするし。。。

でもまぁなんとか着いたマイアミ。
ガイドブックも何もないし、右も左もわからない。
もちろんホテルなんてとっているわけもなく。
さて、どこに行こう?
とりあえず、名前だけ聞いたことあるマイアミビーチに向かう。
宿なんてどうにかなるだろう、と思っていたが、どこも100$オーバー。
貧乏旅行の私にはとっても無理。やっと見つけた安宿。
ドミトリーで28$。

マイアミでは日本人観光客はほとんどいない。
必然的に外人と一緒に行動することになる。

私と逆ルートで一周するスイス人の女の子2人組。
8年付き合った彼氏にふられて旅に出たって。
2日間、ドライブしたり一緒に居た誠実で気配り屋のカナダ人。
一緒にダンスしたイタリア人ライフセーバー。
高級ホテルを一緒に探検した日本人の男の子。
マリファナ好きの料理人アメリカ人。
マイアミに30年間住んで、毎日日の出を見に来るキューバ人。
一緒にビーチで飲んだフォトグラファー兼美容師のアメリカ人。

あまりに1日中英語ばかりなので、自分の英語力のなさが悲しくなった。
急に一人でいたくなって、一日一人で過ごした。
ビーチでスケッチして、ぶらぶらして。
夜には、また英語を話す気になったのでまた飲んだくれる。

いろんな人がいて、いろんな話をした。
いい旅のはじまりだ。
今日から2カ国目。メキシコに突入!


野生のグリズリー1(アラスカ/カトマイ国立公園)

2006-01-10 23:40:57 | 旅写真とコメント
この旅の大目玉、水上飛行機に乗ってカトマイ国立公園に行き、野生のグリズリーに会う、6万もするツアーを申し込む。
たった1日で6万が飛ぶなんて、正気の沙汰ではないが、こんな時の私はひどく大胆だ。普段100円をケチっている人間とは思えない。
一眼レフを壊してしまってかなりモチベが下がったのは事実だが。。。


7人で乗った水上飛行機のコクピッド。
おじいちゃんパイロット、無口だがかっこよく見える。

飛行機からの風景を写真にとりすぎて、クマを撮る容量がなくなるという大失態。


朝から大雨で、飛行機が飛ばないかも、という心配をよそに、国立公園につくと太陽が顔を出した。


クマの足跡に興奮。


水上飛行機の増したで寝てびくともしないクマたち。
動けない飛行機の中の人たち、哀れでもあり、間近でクマを見れて羨ましくもあり。

遠くに小さくクマを見ることはできたが、間近で見られるスポットに行くには橋を渡らねばならない。しかし、橋付近でクマがくつろいでしまっているため、私達は身動きがとれない。ここまできて断念か!!
高いお金を払って、100Mも先にいるクマしか見られないなんて!!
この時の私のイライラは絶頂だった。
望遠のきかないカメラを片手に、10歩前進しては20歩後退する、ということを2時間も繰り返していたのだから。。

帰る時間もせまっていた。