ただいまです~おひさしぶりです!!
相変わらずブログの更新怠っております。
先週の日曜にインドから帰国したが、飛行機が10時間も遅れ、
家についてたのは夜。次の日から仕事でバタバタしており、GWのつけが回ったのが、
家に帰ったのは1週間で1回だけ。(徹夜で仕事してたわけではなく、
相変わらず夜の12時から飲んだりしてただけなので自業自得ですが)
結局北ではなく、砂漠のラジャスターン地方へ。
お決まりのキャメルサファリ。
キャメルマンは、何もない砂漠で、チャパティー一つをとっても粉をこねるところから作ってくれ、見事なディナーを振舞ってくれた。かっこいいぜ♪
ちょっと砂がまじっていたが、サイコーにおいしかった。前の晩仲良くなったホテルの学生オーナーアミットとドライバーのラジャと食卓を囲んだ。
夜は冷えるので、テントの中で寝たのだが、月が出たよとキャメルマンが起しにきてくれた。
真っ暗闇ではなく、月明かりというものが本当に明るいのだと実感した。
天然のプラネタリュウムを見ながら、流れ星の数をかぞえた。上を見上げなくても、自分の目線に見える星というのは、贅沢な気分だ。
昔の人が、空はドーム型になっていて、その天井に星が張り付いてると思っていたのがうなづけるなぁとか、今見ているこの星のひかりは、何万年も昔の光で、今私が見ているこの星は、とっくに消滅してるかもしれないなぁとか、考えながら・・・。
空が次第に明るみ始める様は、すごくキレイだった。気づくと一面の星は、いつの間にかどこかへ消えてしまっていた。昔何かで読んだことがある、「昼間は星が見えなくなってしまうけれど、夜が明けるまでずっと一つの星を眺めていると、周りが明るくなっても自分だけはその星を見て、存在を確認することができる」というのを思い出し、一生懸命に見た。気づいたらなくなっていたけれど。
枕草子の冒頭部分、「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。」を思い出しながら、朝日が昇るまで、テントの外で一人ぼんやりしていた。
日が昇りきった頃、キャメルマンが入れてくれたチャイを一杯すすり、出発した。