旅のひとコマ~プー太郎突入~

旅での出会い、発見、感動など、断片的な過去の記憶をたどる。同時に日々の行動や想いも気の向くままに掲載。

世界一周します!!

2005-10-27 00:13:55 | 日常の独り言
前からの夢だった世界一周実現します!!

まだ「する」ということが決まっただけだけど、
決めることが大事かなぁって思って、ここで宣言します。

6年付き合っていた彼氏とも別れたし、
会社も辞める決心がついたわけだし、
もうすぐ20代後半になるわけだし、

行くなら今しかない

そう強く思った。

そんな私の後押しをしてくれたのは
前回のブログでも書いた高橋歩の「WORLD JOURNEY」
「世界一周しちゃえば?」って帯がついてる最近発売された本だ。

「未来のために、今を耐えるのではなく、
 未来のために、今を楽しく生きるのだ。」

「足踏みしてても、靴の底は減るぜ。」

「やれば、わかる。単純なことだ。」

そんな言葉の数々だ。
帰ってきて何をするかって?
全く何も考えてないわけじゃないけど、そんなの、その時に考えるしかない。
全部の保障がある状態じゃないと物事を決められないのは損だ。
私立の中高に通わせてもらい、そこそこ有名な大学に行って、
問題なく大きい企業に就職して、そんな風に、エリートとは言わないまでも、
所謂「決められたレール」を踏みはずすことなく歩いてきた私には、
初めての「脱線」だ。
安全思考でちょっぴりエリートで、過保護で心配性の親は、
私がプー太郎になることも、世界一周女一人旅に行くことにも大反対。

時期は来年最初。
期間は半年を考えている。
プー太郎も私にとってはあまり長すぎるのはよくない。
旅が日常になりすぎることを恐れているのかもしれない。

考えだすと、わくわくしてくる。
人生において、こうゆうワクワクを感じ続けていられれば
人は幸せなんじゃないかって思ったりする。

行きたい国はいっぱいあるけど、あまり欲張りすぎてもいけない。
とりあえずは下記あたりを考えている。


メキシコ、グアテマラ、ペルー、ボリビア、チリ(イースター島)、
モロッコ、エジプト、ケニア、スイス、カナダ、ドイツ、チェコ、トルコ、
パキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、
ネパール、モンゴル、チベット・・・

アジアはまたいつでもいけるけど、遠いところはなかなかいけないからね。

ここだけは絶対行った方がいい!!という一押しがあれば、
是非教えてください!!旅のルートの参考にします。

会社辞めます

2005-10-19 00:51:00 | 日記
突然ですが、会社やめます。

覚えてる方もいるかもしれないが、ブログに、今年の目標として
「納得できる理由で会社をやめる」とかいていたはずだ。

これまた元彼と別れる時と一緒で、
散々迷って、ずっと踏み切れなくて、悩んで、悶々として、
やっと、決めた。

期が熟したのだ。

高橋歩の言葉で、こんなのがある。

「必要なのは、勇気ではなくて、覚悟。
決めてしまえば、すべては動き始める。」

決めたことで、すべては動き始めたのだ。

未練がないといえば嘘になる。
後ろ髪ひかれる思いもある。
でも、私はこの決断に絶対的な自信を持っているのだ。

課長に話したのは数週間前。
今日、大好きな、尊敬している部長に話した。
私は入社してからずっと彼の部下で、彼からは色々なことを教えてもらった。
彼が上司でなかったら、もっと早く辞めていたかもしれない。
私の会社人生で、最も影響を受けた人の一人だ。
私のことをすごく考えてくれて、かわいがってくれて、
仕事っぷりを買ってくれてるのも知っていた。

そんな彼から、建前論なしに、
「えりこを離したくない」
と、真っ直ぐ言われると、さすがに心が揺れた。
「仕事としても、人間としても魅力を感じてるし、
まだ一緒にやっていきたい」
と。
私がいなくなることで、業務的にまわらなくなることを気にして
「せめて3月末までは居て」という回答をしてきた課長とは違った。
もちろん私の決心が変わることはないけれど。

今、私のいるグループはただでさえ人が足りていないし、
色々な要素がたまたま重なって、かなりの危機である。
そんな状況を知りながら、自分勝手にいなくなるのは気がひけるが、
決めたらにはもう引き返せない。

それを情やら責任感やらで、伸ばすことは、
お互いにとってよいことではないのだから。

まだまだ上司以外にも、営業部の育成やら人事やら、関門は多々ある。
先は長いが、とりあえず、退職にむかってことは動き始めた。


またもやハードな週末

2005-10-16 21:53:59 | 日記
まだまだ載せたいものはたくさんあるけど、
アラスカ写真はちょっとおやすみ。

ご存知の人も多いかと思うが、私の週末は大抵
遊びほうけて毎週ハードに過ごす。

今週は輪をかけてハード。

■クラブでオール
木曜もあまり寝ていなかったが、
金曜22:00まで仕事をし、軽く一杯。
家に帰って着替えて15分後に終電で出発。
六本木のクラブ「ガーデン」によごれ仲間と。
テキーラ飲んで大好きな曲で踊り、汗だく。
朝の5:00まではしゃいで、ラーメン。
「食いきれねぇ」と残した男友達分を含め1杯半も食べてしまう。
ラーメン食したあとタクシーで五反田の先輩の家へ直行。
先輩の第一声は「おまえ、酒くせー」

■サーフィン
そしてそのまま6:00出発で千葉の片貝へサーフィンをしに。
行きの車で二日酔いで気持ちわるかったにも関わらず、せっかくきたので
9:00~14:00くらいまで、ひどい波だったけどねばる。
都会に帰ってきたのは17:00前。
ノー睡眠だったが、車で仮眠をとったのがよかったのか、
そこからまた飲みにいくことに。。。
相手がSさんじゃなかったら行ってなかっただろうけど。
軽く飲むはずが、結局2人とも帰りたくなくなり、朝までコースに。


■クルージング
3時間ほど寝てから横浜へ。
友達の知り合いの船でクルージング。
40歳直前の企業家達(全員独身)は、とてもそんな年には思えないくらい
見た目も含めてやたらと若々しかった。
ひどい悪天候のため、少ししか走れなかったけど楽しかった。
そして「金持ち」というカテゴリーの人たちの習性もわかり、ためになった(?)
みなさまジャガーにベンツにボルボの車乗ってるのはいいとして、
車を12台持っていたり、1億の船を普通みみんな持ってたり、
本当に次元が違いすぎるわ。
でもなんでだろう、あんまり素敵に感じなかったのは。
多分彼らの人間性に欠けてるものを感じたからかな。
人はお金で手に入るものをすべて手にいれると
歪んでしまうものなのかしら。。。

明日から少し自粛します。
またバリバリ働く月曜日が始まる。
おやすみなさーい

盗撮(伊豆白浜)

2005-10-11 22:49:58 | 旅写真(日本)
海から上がる爽やかな3人。


あれ?
真ん中いい女じゃね?


おっ近づいてきた~~





盗み撮り成功!!


・・・って、なんやこのアングルわ!?盗撮かい!?
「爽やかに撮ってね」と言った私に対し、
後輩君の撮ったセンスある(?)ショット。


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やっぱり台風きてると波が高すぎてダメだね。
沖に出ることすらできない。
仮に出れても、波が頭まであるとものすごい怖い。
乗ろうと思っても、波に突き刺さってパーリングして、もみくちゃになり、
しばらく顔を出して息を吸うことすらできない。
アザだらけになるし、真っ黒にやけちゃったし、いい女が台無しだな。

次回サーフィンは15日。ちょっと寒いそだな。

ゴルフコースデビュー

2005-10-11 02:28:38 | 日記
初コースデビュー。御殿場のGATSBY。
こればっかりは性に合わんと、毛嫌いしていたが、
コースに出たら楽しくて仕方なかった。
気持ちのいい風、青々とした芝、きれいに刈られたグリーン。
自分が下手でもなんでも楽しくできたもん勝ち。




うちっぱなしではアイアンの7番ですら悲惨な感じだったが、
本番ではドライバーが気持ちよくあたり、谷越えや川越えした時には
サイコーにいい気分だった。



後ろから来たうまい人には申し訳なかったけど、相当楽しんでできた。
スコアはちょっとずるしたけど150切ったし、よしとしよう★
アプローチがダメという課題も見えたので、がんばるぞ^^



ちなみにこれがテニスにゴルフに飲みに海にボーリングにダーツにカラオケに、
とにかく集まってなんでもバカ騒ぎするよごれの仲間(一部)。
今回はゴルフ旅行前に何故かうちらの中で大ブレイクした
3000円のジーンズメイトのジャージ。
平日の夜中2時に24時間の店を探しまくってこのジャージをおそろいで
ゲットする程の情熱を他に注げばいいのに・・!?
でもそんな、学生時代から変わらないバカさとノリが好き。チームイタリアです。
(バックの文字はITALYではなく ITALIA。そのダサさもたまらん)

風景2(アラスカ)

2005-10-09 23:55:37 | 旅写真とコメント

もののけ姫に出てきそう、ちょっと屋久島チックなお気に入りの一枚。
これも野生のグリズリーの宝庫、カトマイ国立公園にて。


続けて逆光写真。雨が止んで急に太陽が顔を出した。



ハイキング終盤。足を引きずりながら、みんなに遅れての到着。
それでも名残惜しいくらいにすごい景色だったなぁ・・・


この旅で、私はやっぱり大自然が、旅が、大好きなんだなぁって感じた。
圧倒的なものを見て、興奮して、感動して、幸せを感じて、心から満たされた。
仕事も含め、頭で何かを考えることばかりの毎日だけど、
この旅では心で感じることが多かった。

自分の身体ってやつも、とっても心に正直だ。
壮大な景色を見れば鳥肌がたって感嘆の声をあげてしまうし、
オーロラに感動すれば涙が出るし、
何時間ものハイキングのあとにはお腹がなるし、
イヤな仕事に追われる毎日じゃストレスで蕁麻疹も出るし、(苦笑)・・・

自分がやりたいことをやって人生楽しく生きるには、頭ではなくて、
単純に自分の心と身体に従えばいいだけなんだって、思う。
自分が持っているステータスだったり、金だったり、世間体だったり
世の中に散乱する大量な情報だったり、誰かが作りだした常識だったり
が、その単純なことを一番難しいことに変えてしまっているだけなんだろうな。

そんなことをふと思ったりした。

風景(アラスカ)

2005-10-06 02:54:15 | 旅写真とコメント
お気に入りの写真をアップ。


天気がよくなくても、どうしてこんなに絵になるんだろう。すげーよ、アラスカ。



水上小型飛行機で、カトマイ国立公園へ。注目のグリズリーの写真は、次回のお楽しみ。なんだよ、このキレイすぎる色合いは・・・・。やっぱりすごすぎるぜ、アラスカよ。



雪解け水ならぬ、氷解け水が山から流れる。



どこまでも続く紅葉の道。倒れている怪しい人は・・・私です。
アラスカいは、観光名所でもなんでもないのに、ただドライブしているだけで立ち止まりたくなる風景がゴマンとある。



太陽を見るとこんな風景。



太陽を背にするとこんな風景。
贅沢だなぁ。。。

どの風景が気に入った?

氷河クルージング

2005-10-05 01:54:43 | 旅写真とコメント
氷河ばかり、飽きたかもしれないが、本日は氷河クルージングの写真を。
今までは、陸の氷河だったが、今度は海の氷河。
氷河三昧のアラスカの旅だった。


スワードという港町から出発する。この地名は、1867年にロシアからアラスカを買い取った当時の国務長官の名まえをとってスワードと名づけられた、釣りで有名な町である。ちなみにロシアからアラスカを買った際には、「不毛の地」「でっかい冷蔵庫」と、かなり批判があったようだが、金に毛皮、銅と、実は宝の山だったことが後にわかったのだ。
まぁそんな薀蓄はさて置いて。いい天気に恵まれて、クルージングは最高だった。

珈琲も飲み放題、ランチはバイキング。
かなり快適な7時間の船旅。実はこの前に地元の病院にいき、クルージングに間に合うかヒヤヒヤだった。医者に急げ急げと頼み込んで、ギリギリで乗ることができた。病院で症状がうまく伝えられずにもどかしい思いをしたので、帰ったら英語を勉強するぞ、と、いつものごとく強い決意をしたのだった。


アラスカの州旗は北斗七星と北極星。この日は北斗七星もよく見えたなぁ。


見えてきた、氷河だ。同じ氷河でも、陸のものとは随分違う。

<
圧縮されて、氷河は青々としている。
この氷河の大きさも、写真では伝わらないが、ここに貼られてる写真に横向きにした親指をつけてみてほしい。
これが大きいはずの客船のサイズだ。


流氷。
氷河が崩れ落ちる音を初めて聞いた。テレビでもし見た(聞いた)ら、間違いなく、「作り物の音だろ、それ?」とつっこみたくなるような、太く低くお腹に響く、「ゴゴゴゴ・・・」という地雷のような音だった。


岩と一体化した色のトド。
このクルージングで見ることができた動物達は、トド、アザラシ(白・グレー)、クジラ、ラッコ。
自慢の望遠レンズつき一眼レフを壊したことを狂おしい程に悔やんだのは言うまでもない。

海から引き上げた流氷。こいつの欠片をおすそわけしてもらい、またもやロックのウイスキーを飲んだ。

氷河ハイキング2(アラスカ)

2005-10-02 15:36:28 | 旅写真とコメント
登ってから4時間半、足をひきずりながらもやっと頂上に到着。
視界の360度が見渡す限り白い雪をかぶった壮大な山々とどこまでも続く氷河のコラボレーション。
こんなものすごい風景を生でみたのは初めてで、ヒューヒューと音を立てながら吹きつける冷たい風を頬に感じながらただただ感嘆の声とため息を漏らすしか私にはできなかったんだ。


きてよかった、頂上。神にでもなったみたいな気分。


頂上でみんなで食べたサンドイッチ。


両手を挙げるいつもの万歳ポーズでは飽き足らず、足も上げることでこのすごさ感動を表現しようとしてみたり。


1時間程頂上をブラブラしたり、小屋の壁に記念にみんなで名前を書いたりして、下山。
帰りも楽しみながらあっという間に下りることができた。
足が痛くて遅れる私に対して、荷物を持ってくれたり、最後にならないようにしてくれたり、みんなさりげなく気遣ってくれて、嬉しかった。
あまりにすごい景色に背中を押されて最後まで登ることができた私だが、
もしこれが一人旅の一人登山だったら、、、、あきらめていたかもしれないなぁ。



それにしても、このアラスカの旅で、このハイキングで、写真の無力さ
というものを実感した。
写真が大好きな私だが、目の前に広がる臨場感溢れる壮大すぎる風景と、お行儀よく枠に収まっているちっぽけなそれとは、同じものとは思えないくらいに、あまりにもギャップがありすぎて愕然としたのだ。
写真を撮るのが無意味に思えるくらいに、だ。
こんな時、広角レンズが欲しいな、とも思った。
それでも全然無理だな、とすぐに思いなおす。
今回旅の初日に一眼レフを壊してしまった私だが、どんなにいいカメラを使っても、どんなにいいレンズを使っても、どんなに巧みな話術で私がアラスカはよかった、感動した、と伝えようとしても、そのよさは行った人にしかわからない、ということを今までの旅以上に強く思ったのだ。
アラスカは、言葉や写真で伝えるには、壮大すぎるのだ。
まぁこれは私の力不足で、それでもこの感動をみんなに伝えたくて、このブログをせっせと書いてるわけなんだけれど・・・。

氷河ハイキング1(アラスカ)

2005-10-02 14:51:52 | 旅写真とコメント
今回の旅で、私が最も感動したものの一つ氷河ハイキング。
「ハイキング」というより「登山」だった。
それに、そんな平凡な言葉で表していいのかというくらい、印象深い思い出となった。


港町ホーマーの有名なイグジット氷河を隣に見ながら山を登っていく。
前回クライミングをしたマタヌスカ氷河とは全く違い、山と山の間に続く氷河で、年々それは後退していっている。私が生まれた頃には、トレッキングコースのスタート地点まで氷があったというのだから驚きだ。あと何十年かしたら、氷河は貴重すぎて保護され、クライミングなんてできない天然記念物扱いになるかもしれない。



赤や黄色に色づく木々を、見下ろせば氷河、見上げると真っ青な空、途中、遠くに熊がいたりと、全く飽きることのない登山。



実は例のクライミングから、痛み止めを飲んでおり、そのわき腹をかばおうとしたのが、今度は膝の裏を痛めた。痛くて痛くて、下りのことも考えると、半分くらい来たところで本当にリタイヤしようかと思った。


その思いを断ち切ってくれたのが、この景色。上に見上げていた氷河が、数時間後には下に見えていた。ここでこんなにすばらしい眺めなのだから、頂上はどんなにすごいんだろう。氷河の一番上まで行ってみたい、そう思った。

実際足はすごく痛かったけど、それ以上に感動が大きくて、不思議なことに苦じゃなかったんだ。