ひとかたまりの想念Z

A conscious solid idea

勇気はあるか!希望はあるか!信じる心に。

2007-07-29 13:02:34 | プラモ日記

昨年の暮れにマンガ家の石川賢氏が亡くなって、はや8ヶ月余り
なんとなく追悼的に作成していたブラックゲッターがやっと完成しました。

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とは言えこのゲッター、別に喪に服しているわけではありません。
OVA「真(チェンジ)ゲッターロボ」に登場するオリジナル機体で、
変形機能をオミットし、流竜馬ひとりで操縦できるようにカスタマイズされたゲッターであり、全身にまとうヒーローらしからぬカラーリングは大気圏突入の際に炭化したからだそうです(ウソクセー)。
それはともかく。実際には往年の超合金時代のカラーバリエーションであるブラックバージョンへのオマージュとしてOVA本編に登場したのに違いないのですが、ご覧のとおり単なる色変えではないので、模型にしろ、トイにしろ商品化するには新規に金型を起さなければならないのでした。

今回作成したキットは以前作成したザンボット3と同じスカイネット製のSRシリーズのインジェクションキットで、半分ガレージキット的な性格を持つプラモデルです。
各関節はポリパーツの組み込みにより可動しますが、あまり大胆なポージングは想定されていません。
部品の成形精度も高くなく、パーツには多くのヒケが目立ちます。
こういうキットの作成にはそれらを補修する基本工作が大事だったりします。
が、今回はその肝心の基本工作の部分でちょっとばかり手をぬいてしまい、あげく長らく放置されていたものを完成させたものですから、あまり出来はよろしくないかもしれませんね。

今回は設定の「黒は焦げ付きの色」という部分をあえて無視し、全身を光沢仕上げにしてみました。
なにしろスーパーロボットですからね。


小さいけど新作2点

2007-07-28 18:55:43 | プラモ日記

昨日完成した物を2つほどUP。
小物ですが、平日も休まずに手を動かしてるとなんとか完成する物ですね。

メカコレ版「惑星破壊ミサイル」
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1/60 ストライクドッグ
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惑星破壊ミサイルは宇宙戦艦ヤマトⅢの冒頭に登場した、ガルマン(ガミラス)帝国の決戦戦略兵器で、この流れ弾がなぜか神懸り的にも太陽に命中、おなじみ人類滅亡の危機になるワケです。
しかしまあ、いくら(当時)100円のメカコレとは言えど、キット化されたのは奇跡というアイテムですよね。

ストライクドックは1/60という小さいスケールな物ですから、出来に関しては贅沢言えませんが、1/35ストライクドックが金型損壊による絶版という状況を鑑みると、唯一無二のストライクドックのプラモデルという事になってしまうようです。
放映当時、ユニオンモデルが発売した時は¥300でしたが、後にウェーブから再販された時には¥400に値上がりしていました。
今、再販したとしてら最低¥500くらいはしちゃうかもしれませんが、はっきり言ってそんな価値はない程度のキットなので、再販はムリでしょう。

そんな事より、今この時、ボトムズ野郎なら「お布施」です。
バンダイの1/20タコを買いまくってシリーズ化を願うか、タカラから大英断の再販がかかった1/24SAKキットをコンプリートして、1/35ストライクドッグの復刻を願うか。
うーん、バンダイの1/20ストライクの方が可能性高い気がする、早ければ1年後くらいに・・・。


1/1000 宇宙戦艦ヤマト

2007-07-22 09:35:33 | プラモ日記

やっとヤマト発進です。

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バンダイのヤマトとしては標準サイズ(700円)なキットですが
このクラスでは多分3種類目のヤマト。
最初に発売されたヤマトのキットはゼンマイ動力で走行するモデルで、
第三艦橋を廃し、ゼンマイボックスと車輪がついた、玩具のようなものでした。
その後金型改修し、ちゃんと第三艦橋のあるモデルが登場。
船体は左右分割形式で、船体下部の赤は塗装済みでした。
私と同世代のヤマトモデラーが手にした最初のヤマトは多くがこのタイプだったのではないでしょうか。
その後「完結扁」の頃(?)またまた新金型のヤマトが新たに発売されるのですが、
それが今回作ったタイプなのです。
船体下部の赤部分や煙突上部などの赤い部品は、別ランナーに別れて赤のプラ成形になりました。
これにより、未塗装の状態でも見栄えの良いキットになった反面、喫水線のツライチ感が損なわれ、モデラーの苦労はむしろ増えたのでした。

今回の作成にあたり、そういった旧キットならではの基本工作の他、
主砲&副砲の砲口を開口した以外の大きなディテールアップはしてません。
ヤマトのキットは他にメカコレ版(ノンスケール)、もう少し大きい(1/700)やコズミックモデル(1/500)、内部メカを再現したメカニックモデル(1/700)、さらには艦首のパースをイメージしたバランスで再現されたイメージモデル(ノンスケール)などがあり、さすがガンダム以前のバンダイの主力商品といった感です。
さらには最近発売された究極のヤマト1/350のビッグモデルが加わり、
まだまだ現役のキャラクターであることが伺えますね。

そういえば、何年も前にヤマトの新作の話がありましたが、どうなったんでしょうかね。正直、もうどうでもいいような気がしますが。


昔のゲルググ

2007-07-08 08:57:09 | プラモ日記

当時ですら不出来と言われた1/144ゲルググ(量産型)を作ってみました。
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大改造してカッコ良くしても、いまさらなのでほぼストレート組。
回らない肩アーマー、
潰れ気味の頭部、
バカでかい手首、
腕に干渉するライフル、
ヒジ間接はプラ製ボールジョイントの採用で可動も保持性も低下。
持ち替え不能のビームナギナタ
ライフルをアニメ設定どおりのバランスにしたため、トリガーガードが指に食い込んでいる持ち手。(旧1/60キットでは中指&人差し指のダブルトリガーで対応していました)

全て仕様どうり。
さすがにライフルは手首の角度を調整して保持させていますが、イマイチ。

一方、
胴体部分上下の放熱ファンのヌキ成形のため、前後モナカ方式を断念し
胴体部だけで6パーツを使用した点も見逃せない。
おかげで、胴体の回転というプレイバリューも追加された。
形状の再現のために、こだわった部分と言えるかもしれないが、
パーツの合いはイマイチで当時のガンプラ少年同様、表面処理に非常に苦労しました。
なんとか、一体成形に見えるようにしたのですが、手間ほどの効果があったかどうか。