25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

仕事って楽しい?

2018年03月01日 | 文学 思想
 仕事を楽しいと本当に思っている人は何人ほどいるのだろうか。
 新橋辺りでインテビューでもしてみたらおもしろいのに。

 男A中年「バカヤロ!しかたねえじゃねーか。親の務めてなもんだ」
 男B二十代「ぼくはまだ新米ですからね。おもしろくもなんともないです。我慢です。我慢」
 女性A中年「当然やり甲斐があってやってるのよ。自分の能力が発揮される、う~ん、もっと言えば、       能力が発掘されるっていいものよ。我が子いに我慢してもらってもね」
 男C二十代 「辞めることができたら辞めたいですよ。仕事が楽しいだなんて、そんな人いるんです        か」
 男D定年前 楽しい時もあれば辞めたいときもありましたな。すんなりした道などはありませんよ。定       年後? 遊びたいですな。
 男性E 三十代 「経験を積むごとに、だんだんと自信もついてきて楽しくなるものです。楽しくやれなかっら辞めたほうが心身によいと思いますよ。

  というような会話が聞こえてきそうである。基本的に仕事というのはボスになったものが楽しいのかもしれない。資本家は配当と利息で生きている人だから、雇われる苦しさ、みたいなことはわからないだろう。
 本当のところ働くことから解放されたいってだれでも思っていると思う。月曜日が憂鬱なのはそのせいだ。
 そういう面で言えば、2045年のシンギュラリティ-(技術的特異点=9割の職種がなくなると言われている)は大歓迎で、みな働かなくてもいいようにしてくれれば、自分の好きな物に夢中になれるはずだ。ベーシックインカムさえあれば。
 で、思うのは日本の与野党を見ていても先進国で起こるように日本でも起こるのかという疑いで見てしまう。
 iPS細胞の山中教授は信頼できるような気がする。しかし政治家となれば、一部の選挙好きで偏狭な庶民をも肩に背負うことになる。結局日本は第三次産業革命の中心にはなれず、その間は停滞の20年と言われた。経済学者など科学者ぶってるからだめなのだ。予想屋である。競馬の予想屋のほうが毎日のことだから大変だろう経済学者って何する人。
そのことへの反省もないまま2030年が迫ってくる。この頃がAIやIoTなどが形となって現れてくると言われている。経済運営は危ういかじ取りで行われている。欧米が一人当たりの生産性をあげていく軌道に乗ろうとしている。
 そもそも第三次産業革命を起こせなかった日本の企業も嘆かわしいが、その理由が分析されなければならない。

 ところで、3日前から前の大きな古民家が壊されている。聞くと10はかかるという。若いもんのチームで解体している。