時々、週刊誌を読むために「コメダ」という喫茶店に出かける。そこで、いくつかの週刊誌をまとめ読みをする。週刊文春、週刊ポスト、週刊現代、週刊新潮、という類のものだ。
それぞれの週刊誌には特徴はあるが、週刊文春は週刊新潮と対抗しているように見えるし、週刊ポストは週刊現代と対抗しているように見える。写真においては、週刊現代が傑出している。風景写真などはいつも驚くものが多い。
新聞広告では週刊ポストが五段全部を使っているのに対し、週刊現代は五段で紙面半分である。内容も週刊現代がとても企画がよかったのだが、週刊ポストが全面五段の広告になってから、週刊現代の企画力が落ちているような気がする。勢いが週刊ポストのほうにある。
この2誌は最近、「60代以上のセックス特集」ばかりしている。高齢人口が多くなってきているのもこのような企画を生み出すのだろう。
自民党が65歳以上の高齢者の低年金の人に3万円を配るという。参議院選挙前だというから、不愉快なことではある、あくまで選挙目当てであろう。1250万人に3万円を配るのだが、子供には出さない。選挙権がないからなのだろう。自民党はやはり老年層にゴマをすり、一票を欲しがっていると思われてもしかたがない。
無駄なものにいっぱい使っておいて、足りないからと消費税を上げる。年金運用で失敗する。消費税はしかたないけど、という街角インタビューで言う人がいるが、この国には責任というものがないから、ここまで借金をしてしまったことに、多くの人は無関心のように思う。消費税は政治家の無責任を庶民が払わされているだのことだ。税制としてはより公平だけれど、前提が間違っている。
会社であったら、退陣であるか、あまりにも杜撰な背徳行為ともいえそうなことだ。この3万円を配るということに週刊誌各誌は来週号で書きまくることだろう。
確かに公共工事などにお金を与えるよりは消費者に渡した方が経済効果は大きい。低所得者層の不満もちょっとは収まる。しかしながら僕は最も大事なのは「教育」だと思っている。教育格差を解消するように(すでに起こっている)、百年の計でやってもらいたいと思っている。教育の最も大切な時期は「胎児期から乳児期3年までである。ここを間違えなければ、「心の病、いじめ、自殺、虐待殺人」などは起こす人間にはならないと思う。オキシトシン細胞から出るオキシトシンホルモンは慈愛のホルモンである。この時期にいっぱいこのホルモンを我が子に浴びせておく必要がある。