演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/09/28 講談武者修行

2008-09-28 | 講談協会
一龍斎貞橘…『一心太助 彦左との出会い』

神田あおい…『竹の水仙』

神田春陽…『赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵 徳利の別れ』

《お仲入り》

田辺一凜…『義経の最期』(“奥州講談塾”から)


貞橘さん・・・この読み物は昨年の国立演芸場以来2度目ですが、太助の気風の良さが貞橘さんに見事にマッチしていました。
太助が助けた“おりょう”の美人さの形容に、“広末涼子・米倉涼子・国仲涼子”をさりげなく入れたりして、安心して楽しく聴ける読み物です

あおいさん・・・落語でもおなじみの左甚五郎の物語。
あらすじを知っているので聴きやすかったのですが、前髪があおいさんの目に掛かりそうなのが気になって・・・
一時期、きらりさんも前髪が垂れていることがあったのですが、最近はまた上げたようです。
客席からはどうしても芸人さんに目が行ってしまうので、“見た目”も気にした方がいいと思いますよ!

春陽さん・・・「赤穂義士銘々伝」の中でも、私が好きな読み物の一つ。
討入り前夜の源蔵の様子に加え、本懐を遂げた後の描写も良かった!

一凜さん・・・7月の「講談武者修行」で、岩手県衣川村での“奥州講談塾”(岩手日報記事)の様子を話した一凜さん。
今回はこの“講談塾”で地元の方が作ったという『義経の最期』を披露。
義経が平泉に逃れ、そこで修行したことが後の「鵯越の逆落とし」に通ずると・・・???
義経が一目惚れをしてしまう「おぎの」という架空の人物が登場したりと、あくまでも史実にのっとりながらもフィクションの世界で楽しませるという、楽しい一席でした!
コメント
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