演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

22/4/30 二代目桂小南の二席(お江戸日本橋亭)

2022-05-01 | 芸協定席見ブんログ
日本橋亭に到着すると、俄に信じ難い張り紙が・・・

ウソだろ、オイ。
入口にいた南之助さんが、申し訳なさそうに「大したことはないと思うのですが、ご時世なので念のため・・・」
そんなにショックの表情が出てたのかしらん?

定刻開演
まず、小南師匠が登場して、南海さんが休演のお詫びと南太郎、南之助の2人が「8月、二ツ目に昇進」を報告すると客席から拍手が・・・。「アタシが拍手もらったみたいでェー」

桂南太郎・・・『茄子娘』
師匠が先に言ってしまったので、二ツ目昇進の報告をしても「拍手が少ない」とショックを受けていました
ウブ(!?)な南太郎さんにしては大胆な表現がある噺を恥ずかしそうに、でもしっかりとやっていました

桂南之助・・・『たらちね』
同日入門(3時間差)、“10歳年下の兄弟子”南太郎さんがいたからこそ、という南之助さん。七輪の火を起こしながらの妄想場面はグッド!

桂小南・・・『鼻ねじ』
三味線で「さわぎ」が入る
楽しい噺。大好きな噺です。

《お仲入り》

山遊亭くま八・・・『寄合酒』
南太郎さんと南之助さんの成長を目を細めて喜ぶくま八兄イ。広場で味噌を拾ったと喜ぶ与太郎は、まるでモンティパイソンテリー・ジョーンズのようでした

林家八楽・・・「花嫁(文金高島田)~※五月人形~※スヌーピー~※双子のパンダ」
二楽師匠のお弟子さんだけに技術もしっかり!スヌーピーの出来栄えは「お見事!」の一言です

桂小南・・・『百年目』
会の冒頭で「ネタ出ししてから、“花見”と“お店の話”だと気付いた」とおっしゃってましたが、ご自分の会なんだから良いじゃありませんか。先代が得意にしていたという『百年目』。
大ネタでもふんだんに笑い処がある噺で、楽しい一席でした。

お囃子・斎須祥子社中


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