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演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/08/05 浅草演芸ホール・昼の部大喜利【にゅうおいらんず】

2007-08-05 | 芸協定席見ブんログ
《曲目》
聖者の行進

Your My Sunshine

賛美歌 312番 いつくしみ深き

The Battle Hymn of the Republic

St.Louis Blues

上を向いて歩こう

夜が来る

いい日旅立ち

月光値千金

聖者の行進


《出演》
三遊亭小遊三<トランペット・ボーカル>

春風亭昇太<トロンボーン・ボーカル>

三遊亭右紋<バンジョー・MC>

三遊亭圓雀<クラリネット>

桂伸乃介<ピアノ>

ベン片岡(落語芸術協会事務局)<ベース>

非力(元・浅草ジンタ)<ドラム>


普段あまり、というかほとんど音楽を聴かない私にとって“ライブ”は未知の世界。
デキシーバンドなんて、昔、新宿東口の中村屋前にあった“シェーキーズ”でピザを食べながら聴いたぐらいなもんで・・・。
ところが聴く曲聴く曲みんな聴いたことあるお馴染みにのもの。
The Battle Hymn of the Republic』は、“権兵衛さんの赤ちゃん”“おたまじゃくしはカエルの子”といえばおわかりでしょう。
小遊三師匠らが低い声でボーカルを務め、かと思えばしっかりオチを付けてました。
小遊三師匠と昇太師匠が奏でる『St.Louis Blues』では、黄色い着物を着た某師匠(もうすぐ親子襲名)が出てくるんじゃないかと思ったりして…。
出だしを右紋師匠がソロで弾いた『夜が来る』は、サントリーオールドのあの曲。
バンジョーのソロもなかなか聴かせてくれます。
右紋師匠が「エノケンで有名」と紹介していた『月光値千金』は、都家歌六師匠の“ミュージカル ソウ”とジョイントして欲しかったなぁ・・・。

===ここから追記===

途中で右紋師匠が「ではここでトークショーです」と言って、小遊三師匠と昇太師匠だけを残して5人が退散。
客席には静岡県の清水から来たというお客さんがいて、昇太師匠も心なしか嬉しそう。
実はこの5人のうちの1人のおじさんが開演前に1階の女子トイレ前をウロウロ。
どうやら男子トイレを探していたようで、私が地下のトイレに案内しました。
するとおじさん、「清水から来たんですよ」と言うので、私が「昇太師匠の所じゃないですか!」と答えると「そうそう」と嬉しそうでした。
で、トークショーでは小遊三師匠が『清水ったって静岡市に吸収合併されたじゃないか!』
山梨県大月市出身の小遊三師匠にバカにされた(!?)昇太師匠の表情が切なく見えました

トークショーが終わり5人が再登場して演奏開始。
キチンとした衣装で演奏する時のスーツは、某紳士服メーカーに勤めていた右紋師匠が横流しするとか、伸乃介師匠の家は子供の頃からピアノが2台あったボンボンだとか・・・。
右紋師匠がボンボンいじめの話をすると、伸乃介師匠は否定するどころか“さも当たり前”という飄々とした表情だったのがニクイ
ところで伸乃介師匠は、遊三師匠が二人羽織をする時には後ろに入って三味線を弾くという、とにかく芸達者な方です。
(そういえば昔、フジテレビの河野景子アナが「芸達者」を『芸者達』と読んだ事があったっけ!)

最前列で見ていると、“ブレーメンの音楽隊”という表情の師匠もいて…(誰と誰かはご想像にお任せします)
演奏も終盤になると右紋師匠がニッコリ笑って私に何かを投げてきました!
慌てて“へそ伝”こと元・阪急ブレーブスの山田伝外野手の如く拝み捕りをすると・・・ナント『右紋』と印されたピックでした!←←←これはピッグ
思いがけないプレゼントに驚きましたが、本当に良い思い出になりました!
右紋師匠、ありがとうございます

最後の手拭いのプレゼントでは小遊三師匠が小学生の女の子を指名。
『お嬢ちゃん、いくつ?・・・バスト』
昇太師匠がすかさず「バスト聞いてどうすんだよ!」
小遊三師匠は『将来を楽しみにしようと思ってさ!』
う~~ん、わかるなぁ、その気持ち

右紋師匠がメンバーを一人ずつ紹介して楽器を置いて帰って行くのですが、残されたドラムとピアノのうち、伸乃介師匠が演奏を止めないので結局4回も再登場した面々!
本当に、本当に楽しい『にゅうおいらんず』でした!


※中席は新宿末広亭で『アロハマンダラーズ』です。こちらは小柳枝師匠に真理さんもいるので、期待しています
コメント
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