やればできる!・・・はず?

「やればできる」と言われてもう何年経ったのかな?まあ、やればできるからまだやりませんよ。
でも、いざやってみたら・・・

餅つき

2005年03月13日 | Weblog
餅つきといって、あなたは何が思い浮かぶだろうか?

「パワーボム」って思い浮かぶ人は、プロレス村民です。
目を覚ましてください!

「臼と杵」って思い浮かんだ人は、正解です。
今回はそんなお話。

なぜこの時期に餅つきなんてやるの?っていう疑問は、置いておき
ボクは、臼と杵で餅をついたことがない。

今日はボクが通っている整体院が企画した、餅つきの日である。
正直、あまり乗り気ではなかったが、院長が熱心に誘ってくれるので
せっかくだから行ってみた。

ちょうど県知事選挙の日と重なっていた為、会場となった小学校には沢山の人がいた。
校庭の一角でその餅つきはやっていた。ここにも、人が沢山いる。

小さい子供から、お爺ちゃん・お婆ちゃんまで、老若男女を問わずにいる。
つまりは、整体院の患者さんである。
中には、ボクが見たことのある人もいた。
反対に、ボクのことを見たことがある人もいただろう。

ボクは、餅を食べたら佐々と帰ろうと思った。
何も餅つきをして、休みの日に疲れることはないし。

「ドーン」「ヨイショー」
「ペターン」「ヨイショー」

周りからは餅を搗く音、合いの手の掛け声が聞こえてくる。
貰った餅を食べながら、目をそちらに向けてみた。

みんなが笑顔である。
なんだか楽しそうである。
その時、ボクはこう思った。
「せっかく来たんだし、とりあえずやってみるか。」

臼の前には、列が出来ている。
餅を搗くための列だ。
僕の前には、お父さんと小学生らしき子供が並んでいた。

お父さんはやる気マンマンだ。
「お父さんがお手本を見せてやるぞ」
とか言っている。気合充分だ。
だけど、子供は聞いちゃいねぇーで周りを駆け始めた。

そんな光景を見ていたらどんどん順番が近づいてきた。
それと共に緊張感がボクを襲う。

ボクの前に並んでいた、お父さんが餅を搗き始めた。
言うだけ有って上手い。いい音がいいピッチで聞こえて来る。
結局、子供は駆け回っていてやらなかったので、お父さんがその分まで搗いていた。

いよいよボクに順番が回ってきた。
どうしよう、やり方が分からない。
とりあえず見様見真似でやってみた。
「パシン」「ヨイショー」
オッ、結構いい感じなんじゃないの?

続けて杵を振り下ろす。
今度は前より力を入れてみる。
「ドン」「ヨイショー」
おい、かなり上手いんじゃないの?

続けて杵を振り下ろす。
今度はかなり力を入れた。
「ゴツン」「・・・」
やべぇ、外した。
杵は餅を捕らえずに、臼の淵に当たってしまった。

そんなこんなで10回ほどその作業を繰り返した。
2回くらいいい音を出して、餅を搗くことが出来た。
いい気分だったが、体はクタクタになってしまった。

その後、自分も手伝った搗きたての餅を食べてみた。
美味しかった。とっても。

来る前は乗り気ではなかったが、来て良かったと思った。
院長、誘ってくれてありがとうである。

それと、このようなイベント。いいなぁと思った。
地域でのふれあいが昔と比べて少なくなった今、心が温かくなった。
だって、参加したみんなが笑顔になれるんだよ。すごくない?

と思っていたが、うちに帰ってこんな考えも浮かんできた。
あれ、もしかして院長は選挙に出るんじゃねぇ?
そのための地域での足がかりを作る為に餅つきを企画したのか?
だからあえて、選挙の日に選挙の会場で?

人の好意に対してこんな考えが浮かんできます。
どうなの?
ええ、ダメ人間ですよ。


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