はしご湯別館

はしご湯のすすめは引っ越しました

晩秋の日光・半月山と小田代湖と猟区と私

2011年11月21日 | 【山】日光・皇海・塩原・那須
週末は日光散策でした。

東照宮付近は紅葉絶好調、それより上、
いろは坂~日光湯元は、晩秋・枯れ山の装い。


11月19日

土曜は生憎の雨・雨・雨で、
おとなしく湯めぐりなんぞを少々。
ただし加齢による体力低下につき、
悲しいかな、以前のようなバカ巡りはできません。
(巡った温泉の感想は、例によってHPにてドウゾ。
いつになったらupするか、わからぬけれど・・)

日光湯元まで行くも、散策は気乗りがしないので
お客さんの誰もいないビジターセンター内を徘徊。


「鹿の気持ちがわかる」角の重さの帽子。重い・・。↑


車中泊は中禅寺湖畔の歌ヶ浜駐車場。
ココは、かなり良かった。

中禅寺湖の波打ちぎわに位置し、湖畔の夜景美しく、
その背後に影絵のようにそびえる男体山のシルエット。
そして男体山の頭上には輝く満天の星空。
なにか一種独特な、神がかり的すらある光景です。

駐車場は広く、ほどよく暗く、トイレも完備。
(ただしトイレは22時前~翌5時頃まで照明がつかなかった)


11月20日

日曜は11月中旬とは思えぬポカポカ陽気。



↑朝の歌ヶ浜駐車場から見た男体山。


午前中は、半月山の展望台でパノラマビュー。

紅葉時期は、さぞかし混雑するであろう展望台も
枯れ山の今は誰もいません。



こうして見ると
男体山の横に戦場ヶ原という位置関係がよくわかる。
赤城山の神様は、よくあんなとこまで攻め入ったな~。
無茶にも程がある。




こちらは、眺望のない、ひっそりとした半月山山頂。
展望台も含め、第二駐車場から往復1時間弱程。


ところで今回、半月山を歩いている途中、
かなり至近距離で猟銃音がズバーンッ!!と響いた。
あまりに唐突な大音響に驚いて
こちらもフギャーッ!と悲鳴を上げてしもた。

音だけ聞いていた人がいたら
なにやら事故が起きたに違いない!
・・と思ったかもしんない。

慌ててリュックの中の熊鈴出して鳴らしまくり。
勿論、熊避けではなく、ハンターに自分の位置を知らせるため。
この時期は熊よりハンターが恐い。
逆に言えば、猟期の山をウロつくハイカーは
ハンターにとって邪魔以外の何者でもないよね。
ちなみに近くでの大音響は最初の一発のみ。
その後は、遠く足尾方面で2~3発。



日光側は禁猟でも足尾側はOKらしい。
その足尾側の猟区が、どこからどこまでか、わからない。
単純に地図だけみると半月山~社山を結ぶ登山道が、
足尾との境になってるよね。


お次は小田代ヶ原散策。




赤沼駐車場から平坦な雑木林を歩き・・




鹿防護柵で囲われた小田代ヶ原到着。




小田代湖。




これだけ立派な水量にもかかわらず
数年に一度しか出現しない幻の湖・・らしい。




それにしても・・静かです。




帰りは赤沼駐車場まで低公害バスに乗ってみた。


紅葉も過ぎた日光は渋滞も混雑もなく
時期的に穴場といえば穴場かもしんない。
猿と鹿は相変わらず多かった。




猿:「晩秋の日光もいいもんだ」


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