はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

白毛門の松ノ木沢ノ頭まで

2015年08月20日 | 【山】谷川連峰・苗場

↑土合駅のハイカーに注意を促す看板。
「中高年」という文字に「ヤバイ、家の事だよ・・」と歩く前から意気消沈。あ、ちなみに遭難した事はまだ一度もありませんから~。


お盆は予定していたテント泊を雨天のため取りやめ、急遽、会津湯巡りなんぞをしましたが、いまいち薄っすらとした体調不良で気分上がらず・・・。その後、温泉巡りばっかりじゃ体も鈍るってんで、最終日には日帰りの山歩きも盛り込みました。


がっっ!


体調不良にもかかわらず、山歩きを盛り込んだのがイケナカッタのか、その夜から全身(頭のテッペンからつま先まで)の酷い蕁麻疹に・・・。たかが蕁麻疹と侮っていたら、気道は苦しいし、声はスカスカにかすれるし、お腹は痛いしで本気で死ぬかと思った・・・。蕁麻疹オソルベシ。

近所のクリニックで手に負えず、総合病院へ回される羽目に。自分なりに考えてみると、原因は虫刺されかなーー?・・と。ここ数年、温泉やら山やらで虻&ブヨ&山ダニに嚙まれる機会が多く、特にブヨに関しては年々、刺された時の反応が強くなっていたんですね。そこに来てお盆の会津で5~6箇所ドスドス刺された上に、最終日の山歩きでトドメの一発を刺されたのが起爆装置になったのではなかろーかと。


ま、あくまでも、ワタクシの勝手な想像です。


それにしたって、どーして、こんなに虫に好かれるんだろーか。市販の各種虫除けをいろいろ試すも効かない、ハッカ油も効かない。人一倍臭いんかな?


8月16日(日)


・・・というワケで

悶絶蕁麻疹の起爆スイッチになった(と、勝手に思い込んでいる)お盆休み最終日の山行です。この日は帰路が午後にかかると、確実に地獄のUターンラッシュに巻き込まれるであろうと予測。よって、午前中に山行&汗流し温泉&昼食を全て完結できる事、そこそこのボリュームで一汗かける事、そして景色が良いところ。


・・以上の条件で決定したのは・・


ジャジャーーーン!
谷川連峰の白毛門!



・・の、手前にある松ノ木沢ノ頭。

(えっ?タイトル見ればわかるって?まぁまぁ・・)


時間が無いという事と、前回の白毛門
松ノ木沢ノ頭でも迫力ある谷川岳の東壁を、目の前に眺められる事がわかったので。

そして、なにより、あの西黒尾根や巌剛新道に負けず劣らぬ急登っぷり。短時間でタップリと汗をかきたいが為に決定~。


さて、この日(8月16日)、谷川岳へ行かれた方はご存知かと思いますが、朝はシトシトと小雨が降っておりました。



雨は、じきに上がりそうな気配があったので、土合駅で空を見つめつつ、トイレ&暇つぶし。土合駅は「山屋の巣」のような状態で独特の雰囲気がありますね。ただ「火気禁止」の張り紙近くでバーナー使うってどういう事だい?


あ、土合駅舎は年季入ってますが、トイレは新しめで明るく綺麗です。



やがて雨も上がり・・


白毛門駐車場へ移動。

こんな蒸し暑い時期に、誰も好き好んで白毛門には登りたくないのか、駐車場はガラガラ。沢と思われるグループが一組以外にハイカーさんの姿は見当たりません。



6:30準備を整え、白毛門登山口出発!


いや~・・案の定というか、やっぱりというか、一切風の無いジメ~っっとした樹林帯でのノンストップ急登は堪えます。噴出す汗と水分摂取量が半端ない。



見よ!この、嫌~な感じに張り出したご立派な木の根の急登を。しかも朝の雨でコレが濡れているもんだからホントに歩きにくい。



7:20ようやく大きな木のウロに到着。この日は妙に足取りが異常に重く、ペースがまったく上がりません。



8:17岩場を越え



8:22松ノ木沢ノ頭到着!はい、今日の登りはココまで!



目の前には谷川岳の東壁がドーン。これが見たくてココまで来ました。(谷川岳の山頂はガスがかかって、最後までオキトマは姿を現さなかったな~)



ぐだぐだとオニギリ休憩。なんだか食欲もイマイチ。松ノ木沢ノ頭は誰の姿もなく、行き交う人もなく、まったくの独占でした。

背後には白毛門山頂が「さぁ、ココまでおいで~」と手招きしていますが・・。あそこまで行きたい欲求を「イカン、イカン、今日は行かん!」と振り払います。確実に午前中に帰路につくためには、絶対に越えてはいけないラインがあるのダ!そして何より妙な体調不良により気分も上がらず。



食後の「まったりタイム」。一見、優雅に寛いでいますが、真夏なので当然のように虻が飛び回っています。しかーーし、天敵のトンボが飛来してくると、虻が蜘蛛の子を散らしたようにいなくなるのがおもしろい。



足元に実る赤。


8:45名残惜しいけれども時間が無いので帰りましょう。

下りは、登りの数倍気を使います。途中から陽もギンギンと射し込み、蒸した樹林帯はより一層、暑い、暑い!



やがて登山口近くまで降りてきました。ここまで来るとベースプラザの賑やかな音が大きく聞こえ「ああ、人間の領域に戻って来たんだな」と実感します。振り返ると盛夏の樹木が、蝉時雨の中輝いていました。


10:25登山口駐車場到着~。松ノ木沢ノ頭までとはいえ、疲れたなぁー。この心地よい疲労感。このあとの温泉が楽しみじゃ。


それにしても、ココ白毛門は人気の谷川連峰にしてはハイカーさんがホントに少ないです。山行で出会ったのは、下って来た人(おそらく馬蹄)が2人、上って行った人が2人。おひと方は「時間があれば朝日まで行く」と仰ってました。


お盆の谷川連峰で、たったの4人ですよ!?


いずれもベテラン風な単独男性で、このコースはマニア玄人好みなのかな?


人の多い人気コースに疲れたアナタ、
人の少ない静かな山行が好きなアナタ、


白毛門をおススメします。

白毛門をおススメします。

白毛門をおススメします。


※ただし膝痛の人はご用心。


(秋はそれなりに人が居たので、季節にもよるのかな?)



昼食はコンビニでササッと済ませ、道の駅でしこたま野菜果物を買い込んだ後、帰路につきました。



(おまけ)山でワッサワッサに実をつけていた山葡萄。


・・・で、例の蕁麻疹悶絶事件に続くわけですが。

総合病院で抗アレルギーとステロイドの点滴を打ち、4日目にしてようやく頭の上からつま先までの「全身地図状ボコボコ蕁麻疹」が、少し緩和されました。

いや~~辛かった。なにしろ痒みが酷く辛かった。


あとは内服薬で様子をみましょうって事になったので、(総合病院は混んで待つのが大変なので)再び近所のクリニックに通院させてもらう事に。

とはいえ、すんなり蕁麻疹が全快するわけでもなく、相変わらず、所々に蕁麻疹がボツボツと出ては消えての繰り返し。処方された抗アレルギー+ステロイドを飲みつつ「うーーん、一体いつ蕁麻疹が出なくなるんだろう?」とチョット不安に思いはじめた一週間目、突然!蕁麻疹がまったく出なくなりました!

その後は一切、蕁麻疹は出なくなったものの、抗アレルギー+ステロイドをもう一週間、そして現在は抗アレルギーを服薬中。これを2週間飲みきって終了~という事です。


結局一ヶ月もの服薬。


いや~~蕁麻疹ごときで、こんなに時間がかかるとは思いませんでしたわ。というか蕁麻疹で息が苦しくなったり、お腹が痛くなったり・・侮れない。


蕁麻疹オソルベシ。