はしご湯別館

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アルパインダウンハガー800♯3のリミット温度を実体験

2017年11月22日 | ・道具
というわけで、前記事の番外編です。


蔵王温泉にて、素人目線でのモンベルダウンハガー♯3の耐寒テストを行ってきました。

※この記事ではダウンハガーとはなんぞや等々は端折ります。


もちろん車には♯1も積んでいきましたよ。♯1も3も山では使用済ですが、バックパックで持ってゆくとなると、通常はどちらか一方となるワケで両方同時に試すということができないんです。気温が氷点下になりそうな山に度胸一発♯3だけを持って行って、結果悲惨な一夜を過ごす勇気はありません。こんな具合に楽して両方試せるのは車中泊だからこそです。まぁ、バックパックをモリモリにして両方持ってゆくツワモノもいるかもしれませんが。


コレが今回試したアルパインダウンハガー800♯3(画像は数年前の三岩岳)

数年前に購入したもので山や車中泊で結構お世話になっています。現行モデルとはスペックに差異があると思いますが、コンフォート6℃/リミット1℃です。ちなみに現行モデルはコンフォート5℃/リミット0℃との事。性能がちょっと良くなったのか、基準を変えたのかその辺は不明。


マットは(←むしろ寝袋よりコレによって快適さが激しく左右される気も・・と思う今日この頃)、「サーマレスト リッジレスト ソーライト」を利用。コレとてもいいですよ。デカくてがさばりますが下からの底冷えをかなり遮断してくれます。シュラフカバーは付けていません。実は持ってないんです。これまでも「結露ヤバイなー」という場面が何度かあったので、そろそろ買おうと思っています。



当日は11月中旬でありながら、北日本に1月並みの寒波襲来という天気予報の好条件でした。


当日の外気温は-3℃、車の中で1℃ってとこでしょーか。外に立ち込めたガスは凍り、細かな粒状の氷がパシパシ当たる、そんな具合です。「1月並みの寒波」ってわりには気温的にはそれほどでもなかったのが残念です。10年ほど前の1月に蔵王で車中泊した際は-10℃でしたから、それくらい欲しかった。


で、結果ですが・・・


やっぱり♯3では寒くてほとんど安眠できませんでした!
靴下と暖パンを履いていたんですが、足先からどんどん冷たくなり、まったく寝れたもんじゃないです。短時間ならまだしも、長時間となると体温がどんどん奪われヤバイですね。コンフォート6℃/リミット1℃というモンベル設定に間違いはありませんでした。♯1に切り替えたとたんフカフカの安眠で即寝です。ただし♯1では微妙に暑かったようで今度は寝汗をかいてしまいました。


こちらがダウンハガー800♯1(画像は今年の奥秩父富士見平)
コンフォート-5℃/リミット-12℃。次はこれで耐寒テストをしに真冬の菅平に車中泊でも行ってみようかな。