はしご湯別館

はしご湯のすすめは引っ越しました

会津湯巡り2017年・夏

2017年08月06日 | 《温泉たび》福島

珍しく休みとなった金曜日そして土曜日と、久々に会津湯巡りへ行ってきました。平日の金曜日はともかく、土曜日も人出が少なく、温泉をはじめ高速道路も全体的に空いていました。たぶんもうすぐお盆になるので、みんな外出を控えているのかなぁと思います。静かでノンビリとした会津は相変わらずよかったです。


金曜日は人気の宿、湯野上温泉の湯神に一泊でした。


部屋は二間+部屋風呂(源泉かけ流し)で、ゆったりくつろぐことができました。


夕食はバラエティに富んだ蕎麦料理が並び、朝食も美味しいです。これでひとり税込み11000円!お宿のご主人も気さくな感じで、なるほど人気があるのがわかる気がしました。

一日四組の受け入れなので日によっては予約がとりにくいようですが、我家が宿泊した翌日の土曜日は二組もキャンセルになってしまったとのこと。「忙しくなくて丁度いい」なんてご主人はおっしゃってましたがホントはちょっと残念そうでした。


朝は温泉街を散策。


謎のダスヨ。


ほのぼの湯の道。


川の露天風呂は数年前に閉鎖となりましたが、温泉街にあるウサギの足湯は健在でした。ここには温泉分析表もしっかり掲示されているんですよ。


そして湯神をチェックアウトした後は奥会津を湯巡りです。


建て替え後の初訪問や10年ぶりの再訪もあって、どこも新鮮な気持ちで楽しめました。奥会津は景色もいいけど温泉も最高です。


建て替えと言えば、我家も以前宿泊でお世話になった「つるの湯湯治棟」が完全取り壊しのリニュアル中でした。完成は来年春のようです。奥会津の温泉施設は、この数年各所で目まぐるしく変化を続けていますね。


華々しくリニュアルする場所もあれば、ひっそりとその役目を終えた場所もあります。


奥会津の中でも難易度の高い名湯と言われた川口温泉。ポンプ故障で休止中でしたが、遂に湯小屋も撤去されてしまいました。雪の積もる静かな冬の夜に浸かった、あの湯が懐かしいです。


湯巡りの〆に、数年ぶりに大塩の炭酸水井戸にも寄ってみました。


相変わらず炭酸シュワシュワで美味しかった~。ただし虻の攻撃が凄かった・・。駐車場にサンダルが片方だけ落ちていたけれど、虻の襲撃に慌てて車に飛び乗った人の忘れ物かな?



コチラも10年ぶりくらいの再訪、鮭立の摩崖仏に寄ってみました。


おそらく訪れる人も少ないと思われる、金山町指定の重要文化財。


奥会津らしい長閑な景色の中にひっそりとある摩崖仏です。


なにしろ厳しい環境の豪雪地なので、10年前に来た時と比べ摩崖仏はもっとすり減っているのかと思っていましたが、あまり変化ないように思えました。もしかしたら時々修復をしているのかもしれません。


お土産は、今が旬の金山町名物「赤かぼちゃ」です。これから料理するんですが、皮が薄くて甘いらしいので、どんな味か楽しみです。


久々の会津は本当に楽しかったなぁー。
大好きな景色の中にいるだけで、いいリフレッシュになりました。


また来ます。