はしご湯別館

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春の赤城・鍋割山~荒山

2016年03月06日 | 【山】群馬・新潟


暖かだった土曜日は、足慣らし山歩きパート2・赤城(鍋割山~荒山)へ行ってきました。



6:10頃、赤城山中腹にある姫百合駐車場到着。
ローラー滑り台への入り口がある、あの駐車場です。
広さもまずまず、綺麗な水洗トイレもあり、登山口もすぐ目の前で便利です。


到着は一番乗りでしたが、ほぼ同時に男性ハイカーの車も一台やってきました。
この男性は、おそらく地元の人でしょーか?長靴&軍手という出で立ちが我家とほぼ一緒で、
知らない人が見たら3人一緒のグループと思われるかも??



6:35さぁ~出発。



さすがは大観光地の赤城山、大変綺麗にしっかりと整備されたハイキングコースです。



途中にあった荒山風穴。とりあえず覗いてみましたが・・
どこが風穴なのか、よくわからなかった。



7:20荒山高原。広々としたスペースで、荒山と鍋割山との分岐点になっています。
ここは広く土が露出しグチャグチャして見えますが、朝のうちは雪も土もカチカチで、とても歩きやすい!


さぁ、先ずは鍋割山へ向かいましょー。




日当たりの良い尾根道で、陽射しが暑いくらいです。



7:42火起山。



7:47竃山。それにしても「火起」とか「竃」とか「鍋」とか、
どんな謂れがあってのネーミングなんでしょうかね?
火を起こして→竃で料理しようと思ったら→鍋が割れちゃった。・・こんな具合でしょーか?



ここから谷川岳の眺めが良いです。



8:01鍋割山山頂に到着しました。
ここまで本当にゆったりとしたハイキングコースで気分良く来られました。



ご立派な山頂板。



広い山頂部は、暖かな昼間はドロドロになりそうですが・・
訪問した朝の時間帯ではカチカチに凍っていて、泥がつく事はありませんでした。



お楽しみの眺望は・・・




目の前に関東平野がドーン!浅間山がコンニチハ!




・・・のハズなんですが・・、ご覧の通り春霞でなーーんにも見えません。
空は青空なんですが、平野を隠すように少し黄ばんだ大気の蓋がされています。
この「少し黄ばんだ靄」の正体は何なんでしょうか?まさか花粉!?



黄色く靄った関東平野を眺めながらオニギリ休憩します。

他にハイカーさんの姿もなく、完全独占。風も無く、小鳥の囀りが響き渡り心地よい山頂でした。
目を瞑って耳を澄ますと、あちこちからプチプチプチ・・と氷が融ける小さな音がします。



8:23さぁ~次は荒山へ向かいますよ。



目の前には荒山や地蔵岳、左手には谷川岳を望む清々しい尾根道です。
無風で天気が良く、ポカポカとした春の陽気で本当にヨカッタなぁー。
ただし気温上昇に伴い、足元の土が少し緩んで来ました。
とはいえ、まだソフトキャンディーくらいの緩さですかね。


このあたりからポツポツとハイカーさんとも擦れ違うようになりました。



8:57荒山高原まで戻って来ました。
朝はカチカチだった土も、だいぶ緩んでソフトキャンディー程度になっていました。


お次は荒山へ向かって進みます。
行きは北側を上り、帰りは南尾根で下るルートを歩きます。



北側ルートは雪も増え勾配もちょっとあり、少し登山道らしい雰囲気になってきました。



登山道は動物達に大人気。



日当たりの良い所は完全に雪が融けています。
残雪→泥道→乾いた道、これが交互に現れる感じです。



半年間ダラダラ過ごした運動不足の身にはこたえるなぁー。



9:47荒山山頂、到着ーー。はふぅ~っっ。
半年の運動不足がたたって普通に疲れた。一汗かきました。
木立の茂る静かな山頂です。眺望は、木立の向こうに地蔵岳がチラリ程度。



雪の上に座りオヤツ休憩。ここも無人で静かで、小鳥の囀りだけが響いています。



山頂部には動物の足跡がたくさん。


10:06では、帰りましょう。



10:18山頂から少し下った「ひさし岩」。あれー、ここの方が山頂部より全然眺めいい。
雪もないし、座るに丁度よさそうな岩もあるし、こっちで休憩すればよかった・・。



南尾根は緩やかで歩きやすいハイキングコースです。鍋割山の尾根と比べ残雪は少し多めです。


途中、ふたつの「あずまや」を通過し、



10:57本日3度目の荒山高原へ戻って来ました。
足元の土は氷が融けドロドログチャグチャ。不快極まりないです。
・・・長靴でヨカッタ・・。



11:19途中、何人ものハイカーさん達と擦れ違いながら登山口まで戻って来ました。



アレーッッ、駐車場がこんなにビッシリ。今頃、山中はさぞや大賑わいかな。
赤城では黒檜&駒ヶ岳コースの一人勝ちかと思っていたら、この鍋割山も大人気だったようで。


初めて歩いた鍋割山&荒山ですが、
おそらく訪問のタイミングとしては、融雪後のドロドロ道と濃度の高い春霞で、
いまいちテンション低い時期だったのかもしれない。

でも、いいんです。天気は穏やかで風もなく静かで、大満足の足慣らしハイキングでした。

次は展望が綺麗な初冬や、ツツジの咲き乱れる初夏を狙って、
またいつか再訪したいと思います!!



山歩きの後は、ワカサギ釣りで賑わう大沼へ。
赤城は、無線マニア、走りマニア、山マニア、温泉マニアのみならず
釣りマニアまで抱える懐の広さでした。

さぁ、アナタは、どのマニアがお好き?