エムポリアム幼稚園

学校法人エムポリアム学園

ペップキッズに行ってきました!(年長さん)

2017-06-28 11:29:17 | 幼稚園
6月27日(火)
年長さんがペップキッズに行ってきました!






ペップキッズの入り口には
こんな看板がかかっています。



「36の動きを体験!」

登る、ぶら下がる。はねるなど、人間の動きの種類は36に分かれ、これが基本となって人間の複雑な動きを支えます。幼少期にできるだけたくさんの動きを体験することが望ましいとされています。一生涯にわたってその人の動きに影響するからです。ここではそのほとんどを体験することができます。



古川先生が、子どもたちに体育を教えるとき
大切にしている


「幼児期に発達を促す36の基本動作」を、


ここ(ペップキッズ)でも大切にしています。


はたして、今日年長さんは
夢中になって遊びながら
36にうち、いくつの動作を行ったでしょうか?






移動系 9種




這う


歩く




走る


登る





垂直飛び



水平跳び




くぐる


滑る



泳ぐ









平衡系(バランス) 9種




まわる









起きる




立つ



組む



渡る



逆立ち



ぶら下がる


乗る


浮く







操作系(モノを扱う) 18種




持つ


掴む



投げる



取る


当てる





振る


運ぶ



積む


押す





漕ぐ




渡す

支える

倒す

抑える

掘る

打つ

蹴る

引く

撮影できなかった動きもたくさんありますが、ペップキッズで遊んでいると、36の動きを自然と行えるそうです。
いろんな動きをすることも大事ですが、なにより大切なのは「心が動く!」こと。
「楽しい」という脳内ホルモンをいっぱいだしながら、夢中になって遊ぶ!!
そうすることで、子どもたちは、すくすくと発達してゆきます。



これからも「無我夢中」になって、楽しく遊びましょう♪




すみれ組さんの1日③

2017-06-26 20:51:08 | 幼稚園
前々回から、すみれ組の1日を紹介しています。


12:00 給食

たくさん心と身体を動かしたから
おなかはペコペコ

お給食までの時間、
子どもたちは、準備したお給食セットをつかって電話ゴッコをして
遊んでいましたヨ♪



「もしもし。お弁当は届きましたか?」

「はい♪これからいただきますですよ~♪」



子どもたちがにぎやかにまっていると
美優先生の静かなピアノがなり始めました。



体操で、元気いっぱいに盛り上がった子どもたちの気持ちを落ち着かせ、しっかりと食事がとれるように、テーブルに頭をくっつけて、静かに目を閉じてもらいます。







そして、元気にピアノを弾いて、子どもたちに起きてもらいます。

「おきましょ♪ おきましょ♪ 運動あそびをしたおともだち♪」



「はーい(^O^)/」



そしていただきますの歌を歌います




「お弁当 お弁当 うれしいな♪」






そしておなかとテーブルをくっつけていただきますのご挨拶






「おててをパチンとご挨拶しましょう 先生みなさんいただきます」



この日のメニューは
魚フライ、切り干し大根の煮つけ、お浸し



もちろん、アレルギーの子にも
それぞれのアレルギーに対応した食事を個別に用意しています。




この撮影をしたのは、5月17日(水)
幼稚園に入園して、まだ一ヶ月とちょっとのころ




この時期、美優先生が食事の時間で大事にしていたのは、
食事の楽しさと



完食する喜びを感じてもらうこと





一人前を最初から全部出すのではなく
まずは半分の量を食べてもらい






「ぜんぶ食べた♪ すごいねぇ」と、
完食する喜びを感じてもらい
その上でお代わりを食べてもらう工夫をしていました。



この日は運動あそびがあり
食事の時間が遅くなってしまったため、
手帳の返事の書き方などがまだ終わっていなくて、美優先生は実は内心少し焦っていたのですが、
どんなときでも美優先生は、子どもたちの様子をしっかり観察し、頑張ったことを認めてあげることは欠かしません。





完食したことを
「すごーい」と、
みとめてあげて、
みんなにもつたえてあげて、
意欲を引き出してゆく






そうすることで、
子どもたちに、自信と笑顔と喜びが育まれてゆきます。




この日、あまり食のすすまなかつたお友達にも
根気強く働きかけたり、




お食事の合間を縫って
手帳にコメントを書いたり



この日は美優先生にとって、大忙しの1日となりました。




みんなが食べ終わると、完食したお友達を確認して、




「今日は11人のお友達が、お弁当を全部食べてくれました~♪」



「まいにち、少しづつ、ゼ~ンブ食べてくれるお友達が増えてきて先生とっても嬉しいです。また明日も頑張りましょうね」
と、みんなに喜びの声掛けをして、

「ごちそうさまでした♪」



食事が終わったら、
自分で食べた食器は、自分でお片付けします。




12:40 帰りのお仕度


食事の時間が終わったら
帰りのお仕度の時間。



この日は、残された時間があまりなかったので、
大急ぎでお仕度をしてもらいました。



美優先生が、帰りのお仕度の時間で大事にしていることは、



できることは自分でやってもらうこと。





今日みたく時間がないときもありますが、



そんな時こそ、みんなの動きを落ち着いて観察し、
「声かけ(動機づけ)」し、




頑張ってできたら、
「認め」「みんなに伝えてあげる」




そうやって、みんなの意欲を引き出してゆくことを、どんな時でも忘れないようにしています。






13:00 肝油の時間



帰りのお仕度が終わると
子どもたちの大好きな『肝油の時間』



肝油は
『きょういちにち、いっぱいがんばったねのしるし』




帰りのお仕度の時、
一日の疲れから、お仕度がはかどらなかった子も



「がんばっておいしい肝油食べようネ」
と言葉をかけると、一生懸命頑張ることができる
魔法のしるし(ドロップ)です。







13:15 帰りの挨拶


肝油のごちそうさまをしたら





いよいよ、一日の締めくくり
「帰りの挨拶」の時間



いつもなら、お歌を歌ってお別れするのですが
この日は、運動遊びをたっぷりしたので、
駆け足でのお別れの挨拶となりました、
明日も元気に幼稚園にきてもらえるように
みんなで、力を合わせて、エイエイオーをします。



「せんせいさようなら」



「みなさんさようなら」



「あしたもげんきにエイエイ」



「オー」

すみれ組のみなさん。あしたもみんなでたのしくあそびましょうネ♪




すみれ組さんの1日②「運動あそび」

2017-06-23 10:44:45 | 幼稚園
(前回から、すみれ組の1日を紹介しています。)

11:00 2階ホールで運動あそび



写真を撮ったこの日は5月16日。
年少さんにとってこの日は
新年度はじめての運動あそびになります。

2階のホールにあがって



まずはみんなでご挨拶

「古川先生、よろしくお願いします」



すみれ組のお友達は半分以上が新入園児
生まれて初めて
お友達と一緒に運動あそびを行うお友達も多いので



体育の古川先生は
運動あそびの時の大事なお約束を
わかりやす~く♪子どもたちに伝えてゆきます


古川「今日は一回目の運動あそびです。なので、みんなで楽しく体を動かして遊べるように、みんなの大好きなものをいろいろ用意してみました」

「あそこにあるのはなにかな?」


「トンネル」



古川「そうです!みんなの大好きなトンネルです。みんなうまく通れるかなぁ?」



「つぎはあそこにあるのは何かなぁ?」



「お山」



古川「そうです!みんなすごいなぁ。マットで作ったお山と、みんなの大好きなすべり台です。みんなじょうずにすべれるかなぁ」



「そうしたら、こっちにあるのはなにかなぁ?」



子ども「わかんな~い」

古川「あそこにあるのはアミで作ったクモの巣です。みんなクモさんにつかまらないように、下のすき間をうまく潜り抜けられるかなぁ?」



古川先生は、まだ3~4歳の子どもたちに伝わるように、
集団で遊ぶ時のお約束事を、工夫して伝えてゆきます。



「これは何色かわかりますか?」



「シロー」



古川「そうです、それではこれから先生が男の子か?女の子?どちらかを呼びますので、呼ばれた子はこの三角のところに集まってくださいね。」

古川「みんなこのお約束を上手に守れるかなぁ?」

古川「それでは、ピンクの三角に女の子、あつまってくださ~い」



「は~い」




「次はこの黄色の三角に男の子集まって下さ~い」



「は~い」



「うわぁ!みんな上手だなぁ!!そしたらつぎはどうしようかなぁ?」



「よし!緑の三角に男の子集まって下さ~い」



「は~い」




古川先生は、
生まれて初めて、集団で運動あそびを行う子どもたちに
集団で動くことを教えてゆきます。



その時大事にするのは理屈ではなく「心が動く」こと!


子どもたちに「できた!」という喜びや
「お友達みんなと集まれた!」という達成感を感じてもらい



理屈ではなく心で、集団で動く楽しさを感じてもらうことを大切にしています。



うまく集団での「お集まり」ができるようになったので、
いよいよ、運動あそび開始♪

トンネルの前に1本列車に整列してもらうと

「じゃあみんな上手にトンネルをくぐれるかなぁ?カッコいいところ、先生に見せてくださいね」



遊び心に火をつけると
子どもたちはみんな夢中になって、トンネルをくぐり始めました。





3~4歳の幼児期は運動機能が急速に発達し、多様な動きを身に付けやすい時期です。





この時期に、多様な運動刺激を与えて、体内に様々な神経回路を複雑に張り巡らせていくことが大切といわれています。





幼児期には、発達を促す「36の基本動作」といわれるものがあり、



仙台大学の体育学科で運動生理学を専門に学んできた古川先生は



子どもたちが遊び感覚で夢中に体を動かしながら、様々な基本動作を、身に付けることができるように、
子どもたち自身が考え、自ら率先して行動できる環境づくりを目指し、毎回、工夫を凝らしています。



トンネルは「くぐる」





マットのお山は



「あるく」



「のぼる」





クモの巣のアミは「はう」





子どもたちは夢中になって身体を動かすうちに、
基本動作を繰り返し行い、神経回路をみごとに発達させてゆきます。





もちろん、遊びながらルールを学んでもらうことも忘れません。



子どもたちは遊びの天才ですので
「すべる」という基本動作を、

「おしりからすべる」




「あたまからすべる」



「でんぐりがえししながらころがる」



と、どんどん応用し、遊びの幅を広げてゆきます!

自由闊達な遊びの心は大事にしたいのですが
集団で遊ぶときは、お友達をケガさせないようにする心を学ぶことも大切!



集団でマットすべりをする時は必ず「オシリ」から滑ろうねと
古川先生は繰り返し根気強く伝えてゆきます。



はじめての運動あそびの楽しさに
子どもたちは時間がたつのを忘れて遊んでいました。








さいごにはもちろんしっかりご挨拶
みんな初めての運動あそびに大満足の一日となりました♪





それでは、子どもたちの初めての運動あそびの様子を
アルバムでお楽しみください♪







































(③につづく・・・)