エムポリアム幼稚園 PTA会報 じゃんけんぽん 第75号
読ませて頂きました。
子どもたちのイキイキとした様子が
あますところなく表現されていて、
とても感動しました。
素晴らしい紙面を編集された、
PTAの方たちに、心から敬意を表したいと思います。
これは、ママ先生に聞いたのですが、
ジャンケンポンは、今から35年前の、
昭和57年に初めて作られたそうです。
そのころのPTAの父兄の方たちが、
幼稚園時代がとても充実していたので、
「子どもたちを卒業させたくないなぁ」
「この時間がずっと続くといいなぁ」
そんな話をする中で、
「この思いを何か形にしたいね」
と盛り上がり、父兄の方たちの方から、「会報」を作ろうという話になったそうです。
ママ先生が、
「じゃんけんぽんを作ろうと言ってくれた、父兄の方たちの心もうれしかったし、
なにより、それを欠かさずに、今日まで作り続けてくれた、歴代のPTAの父兄の方たちの、心が素晴らしいと思うの。
何事も、はじめるのは簡単だけれども、
続けるというのは、大変なことです。
エムポリアムは父兄の方たちが素晴らしいから、
餅つきにしても、ジャンケンポンにしても、夏祭りにしても
いろんなことが、連綿と途切れずに続いてきている。
それは、エムポリアムの誇りになることだと思います。」
と、教えてくれたのが印象的でした。
第75号目となる、今年のジャンケンポンを作ったPTAのかたに「どんな思いで編集されましたか?」お聞きしてみると、
「子供たち、とっても生き生き楽しく園で過ごしていますよ~♪幼稚園は愛情たっぷりの場所ですよ~♪といった普段親が見ることの出来ない姿を見せたいと思った。」
「私も57年の親御さんたちと同じ気持ちです。ママ先生の素敵なお言葉胸に残っています。エムポリに入れてよかったなとあらためて思えました?」
「じゃんけんぽんの始まりが熱意ある保護者の思いからだったと聞き、当時も今も思いは一緒なのだなぁと感慨深くなりました」
「入園前に、じゃんけんぽんとサンドイッチパーティを見て「なんて明るく楽しそうな幼稚園なんだろう!子供たちの!かおが子供らしくのびのびしていてこちらも元気をもらうなぁ」と思いました。私も「こんなに楽しい気持ちで過ごせた幼稚園生活から卒園したくない(´;ω;`)ウゥゥ」と思っています。すべての子どもの健やかな成長とすべての家族の幸せを願って作りました。」
「保護者としては行事の時しか園児の姿をみることができないけれど、その一瞬一瞬でも、子どもの成長を感じることができました。そんな元気いっぱいの園児の姿を記録として残したいと思って作りました。今度も続けていきたいですね。」
「私もみんなと一緒で、行事の中での子ども達の楽しい表情や園の雰囲気などを思い出してもらえるアルバムのように感じていました。」
と教えてくれました。
「大変だったことは?」とお聞きしてみると。
「写真不足(笑)とにかく不足(笑)」
「みんなのいうように、やっぱり写真選び!園で見る子供たちの生き生きとして表情をそのまま切り取って写真にしたい!来年は今年以上に子供たちの生き生きした写真がたくさん出てくるのをとっても楽しみにしています!」
と苦労したところを教えてくださいました。
ちなみに35年前に編集された
第1号のじゃんけんぽんには、
初代園長先生の松山先生のこんな言葉がのっていました。
『じゃんけんぽんの発刊おめでとうございます。
この広場がPTA活動の楽しい交流の場となり、花咲きますよう希います
子育て合言葉
一、こどもの心を先づ信じてあげよう。
一、こどもの「求めることば」について十二分に聞いてやるとともに、納得するまで話し合いましょう。
一、折にふれて、おとなからどんなことでもいい、自分の体験を詳しく話してあげよう。特に失敗談がこどもにとって豊かな心の栄養になる。
さて今夜の一家団欒の中からはじめてみよう。』
それと、PTA会長のこんな言葉がのっていました
『PTAという言葉は、ペアレント・ティーチャー・アソシエーション(父母と先生の会)といい、その目的は私なりに解釈すれば「父母と教師が家庭・学校・地域社会において、子どもの日常生活を暖かい心で大人への道を導くよう、協力するものである」と思います。』
過去のジャンケンポンをみていると
高度成長期の日本の匂いが詰まっていて
とっても懐かしい気持ちになります。
旧園庭の風景
旧教室の風景
旧送迎風景
お散歩に出かける子どもたち
ジャンケンポンが、また10年20年と続いていったら
最新の第75号も、懐かしく読み返される時代が来るかもしれませんね。
貴重な記録をまとめて下さり
PTAの皆さん、本当にありがとうございました。