平成29年5月31日(水)。
「みそつき大会」を開催しました。
この行事は29年間続いてきたエムポリアム幼稚園の伝統行事。
完全給食のエムポリアム幼稚園では、冬期間定期的に、お味噌汁を子供たちに飲んでもらっています。
せっかくならば、子どもたちに、日本の伝統的な保存食である、みそ作りを経験してもらい、自分たちでしこんだ味噌をつかって、おいしい味噌汁を飲んでもらおうと、「みそつき大会」を平成元年から始めました。
今年、みそつきに参加したのは、3歳~6歳までの145名の園児たち。
同じ堤下町内にある太田屋こうじ店のご主人の指導のもと、味噌づくりを子どもたちに経験してもらいました。
今日仕込んだ味噌は全部で2斗(104㎏)。
まずはじめに、じっくりコトコト煮て、やわらかくなった大豆を機械ですりつぶします。
使用する大豆は、青森県産の一等大豆。
大粒でうまみがギュッと凝縮された一等大豆は、わずかしかとれず、とっても貴重な大豆なんですよと、太田こうじ店のご主人が教えてくれました。
子どもたちは、つぶれた大豆がにょろにょろ機械から出てくる楽しさに大興奮。
にょろにょろ出てくるたびに、大歓声がおこっていました。
続いて、糀(こうじ)を細かくほぐします。
創業明治38年の太田こうじ屋さんによれば、糀は、味噌、醤油、酢、酒、甘酒、漬物など、日本の発酵食品作りに欠かせない原料として、古くから作り続けられてきたそうです。
その栄養価は点滴にも匹敵すると言われているそうで、昔は「産後の日経ちが悪けりゃ、(糀で作った)甘酒飲ませ」と言い、 産後の母親に積極的に飲ませたといいます。
子どもたちが、麹の温かい感触に触れると、なぜか笑顔になるから不思議です。
「楽しいね~♪」
「きもちいいい~♪」
「おいしくな~れ♪」
と、一生懸命糀を細かくほぐしてくれました。
続いて、つぶした大豆と、ほぐした糀と、塩を混ぜ合わせます。
今回使った材料は、大豆2斗(26.2㎏) 麹2斗4升(19.2㎏) 塩14.4㎏
全部で2斗(104㎏)にもなる量の味噌を、力を合わせて混ぜ合わせてゆきます。
みんな、大豆と糀の包み込まれるような、やわらかい感触に大興奮。
夢中になって、味噌の仕込みを手伝ってくれました。
こうして練り合わせた材料を樽に詰め、時間をかけて発酵させるとおいしい味噌が出来上がります。
太田こうじ店のご主人によれば、エムポリアムの味噌は、自然の働きにまかせて、ゆっくりと発酵させるので、約半年ほど寝かせ、おいしい味噌に仕上げるそうです。
ちなみにスーパーで売っている大量生産の味噌は、発酵を促進する菌を大量に投入し強制的に発酵させるので、約1か月ほどで店頭に並ぶそうですよ。
味噌は太田こうじ店の発酵室で、
子どもたちにおいしい味噌汁を飲んでもらう夢を見ながら
半年間、発酵の眠りにつきます。
冬にお味噌汁を飲むのが、今から楽しみですね!
それでは「みそつき大会アルバム」をお楽しみください!
「みそつき大会」を開催しました。
この行事は29年間続いてきたエムポリアム幼稚園の伝統行事。
完全給食のエムポリアム幼稚園では、冬期間定期的に、お味噌汁を子供たちに飲んでもらっています。
せっかくならば、子どもたちに、日本の伝統的な保存食である、みそ作りを経験してもらい、自分たちでしこんだ味噌をつかって、おいしい味噌汁を飲んでもらおうと、「みそつき大会」を平成元年から始めました。
今年、みそつきに参加したのは、3歳~6歳までの145名の園児たち。
同じ堤下町内にある太田屋こうじ店のご主人の指導のもと、味噌づくりを子どもたちに経験してもらいました。
今日仕込んだ味噌は全部で2斗(104㎏)。
まずはじめに、じっくりコトコト煮て、やわらかくなった大豆を機械ですりつぶします。
使用する大豆は、青森県産の一等大豆。
大粒でうまみがギュッと凝縮された一等大豆は、わずかしかとれず、とっても貴重な大豆なんですよと、太田こうじ店のご主人が教えてくれました。
子どもたちは、つぶれた大豆がにょろにょろ機械から出てくる楽しさに大興奮。
にょろにょろ出てくるたびに、大歓声がおこっていました。
続いて、糀(こうじ)を細かくほぐします。
創業明治38年の太田こうじ屋さんによれば、糀は、味噌、醤油、酢、酒、甘酒、漬物など、日本の発酵食品作りに欠かせない原料として、古くから作り続けられてきたそうです。
その栄養価は点滴にも匹敵すると言われているそうで、昔は「産後の日経ちが悪けりゃ、(糀で作った)甘酒飲ませ」と言い、 産後の母親に積極的に飲ませたといいます。
子どもたちが、麹の温かい感触に触れると、なぜか笑顔になるから不思議です。
「楽しいね~♪」
「きもちいいい~♪」
「おいしくな~れ♪」
と、一生懸命糀を細かくほぐしてくれました。
続いて、つぶした大豆と、ほぐした糀と、塩を混ぜ合わせます。
今回使った材料は、大豆2斗(26.2㎏) 麹2斗4升(19.2㎏) 塩14.4㎏
全部で2斗(104㎏)にもなる量の味噌を、力を合わせて混ぜ合わせてゆきます。
みんな、大豆と糀の包み込まれるような、やわらかい感触に大興奮。
夢中になって、味噌の仕込みを手伝ってくれました。
こうして練り合わせた材料を樽に詰め、時間をかけて発酵させるとおいしい味噌が出来上がります。
太田こうじ店のご主人によれば、エムポリアムの味噌は、自然の働きにまかせて、ゆっくりと発酵させるので、約半年ほど寝かせ、おいしい味噌に仕上げるそうです。
ちなみにスーパーで売っている大量生産の味噌は、発酵を促進する菌を大量に投入し強制的に発酵させるので、約1か月ほどで店頭に並ぶそうですよ。
味噌は太田こうじ店の発酵室で、
子どもたちにおいしい味噌汁を飲んでもらう夢を見ながら
半年間、発酵の眠りにつきます。
冬にお味噌汁を飲むのが、今から楽しみですね!
それでは「みそつき大会アルバム」をお楽しみください!