小室みえこのブログ

日々のくらしと市政をつなぐ

待った!!原発避難協定

2018-10-23 23:43:52 | 日記

小室みえこです。

朝日新聞 朝刊です。

    

 

これは、先週19日(金)に柏記者クラブで、東海第二原発に事故があった際県外の広域避難協定を水戸市と東葛6市が締結することに意義があり、野田市からは市民ネットワークが締結前に市民や議会に説明もないことやこの避難受け入れが再稼働を前提としていることを危惧し、拙速な締結に反対するとして、申し入れを行いました。各市がそれぞれの立場から要望や申し入れを行った報告をおこなったものです。

下記に申し入れの文書を添付します。

   

2018年10月19日

野田市長

鈴木 有様

市民ネットワーク・のだ

代表 鈴木 真理子

市民ネットワーク

小室 美枝子

  

原子力災害における水戸市民の県外広域避難に関する協定締結についての申し入れ

 

 私たち市民ネットワークは、毎年予算要望を行う中で、東海第二原発施設で事故が起こった場合、本市における放射能被害は免れないと考え、東海第二原発の再稼働は認めず、廃炉を求めていくことを要望しております。野田市議会としても2012年3月議会で「東海第二原発の再稼働を認めないこと。東海第二原発の廃炉を事業者に求めること。」という内容の発議を採択しており、併せて今年7月12日には市民団体から寄せられた原発に関する質問に対して「野田市は東海第二原発の再稼働は反対する」と、公に回答しました。

 この度、この東海第二原発で原子力災害が発生した場合に備えて、避難受け入れの協定の依頼があり、その受入れへの準備が進められているとのことでした。東葛6市への避難は合計で約4万4,000人、そのうち野田市では約4,800人を受け入れるとのことです。災害が起こった場合に避難される方を受け入れることは当然のことではありますが、こと原発の事故による避難となりますと話は全く異なるものと考えなければなりません。福島第一原発事故においては、200㌔以上離れたこの東葛エリアも放射能の被害を大きく受けた地域であり、「汚染状況重点調査地域」です。この野田市が約80㌔離れた東海第二原発の影響を受けず、避難受け入れ地域になりうるのでしょうか?7月にひたちなか市と北総10市町の間で締結された協定書を参考にすれば、野田市が被災した場合、水戸市の避難者を受け入れなくてもよいという条件が付くと思われますが、その判断等についても疑問があります。このような協定が、お互いの市民にとって災害時における避難計画にどのような意味があるのか疑問です。

 市民にとっては、このような重要な協定が結ばれようとしている事実が知らされないことは、大きな不信感を持つことになります。

 そこで、協定の締結を間近に控えた日程であるらしいのでのですが、協定の締結に至る前に野田市の見解をお聞きしたく下記の申し入れ及び質問にお答えください。

 

 

                                                記

 

1. 福島第一原発の事故が未だ収束していない現状であり、被害を受けた自治体として、原発事故を前提とした避難に関する協定を結ぶことは人道

  的という言葉で安易に受け入れるべきではなく、逆に非人道的な人災とならないためにも東海第二原発の再稼働に反対している野田市としての姿勢

  を示すべきではないでしょうか。

2. この協定が締結された場合に、東海第二原発再稼働となり20年延長の足掛かりとなるのではないか

  と危惧します。この件について、どのような見解なのか伺います。

3. この広域避難に関する協定はどのような時間的経過で進められたのかお聞きします。

4. 避難受け入れ体制と野田市民の安全確保は両立できるような実効性の内容であると判断して、締結準

  備に入ったのであろうと思いますが、その具体的な内容について伺います。

5. 何故、野田市民及び野田市議会への説明を行わず、水戸市との協定を結ぼうとするのでしょうか。説

  明責任があると考えますが、締結の前に説明の機会を設けていただき、上記の申し入れ及び質問に

  お答えいただきたく、よろしくお願いいたします。

                                                                                         以上

ここ一週間から10日間、各市の市民団体と情報を共有しました。やはり、6市が協力関係を示すことも大事であると思います。この間、様々な方と連絡を取りながら、様々な方に声をかけ、なかなか行動を共にできなかったため、市民ネットワークとして申し入れを行いました。

そして、市民団体も本日23日に担当課に申し入れを行ったと聞いています。嬉しいことです。

東海第二原発再稼働に、30キロ圏内にある那珂市の市長が、反対を表明しました。那珂市の市長を応援しましょう!!

 


ハンサムウーマン

2018-10-22 07:00:17 | 日記

小室みえこです。

昨日は、千葉で行われた講演会に参加してきました。日曜日の投稿に予告しましたが、とても元気なパワーをいただいてきました。

ハンサムウーマン、望月衣塑子さん   本当に元気でパワフルで、聡明で、美しい方。また、仕事に対しての記者としての志がすごいよね。検察や政治や社会の醜いことを目にすることは日常茶飯事でしょうけれど、投げ出さず、それでもしつこく追求していく。

望月衣塑子さんの記者としてのテーマ

「権力側が隠そうとしていることを明るみにだすこと!」

   

 

今日のレジュメで思い出しました。

さて、この発言がなぜ、スルーされるのか?不思議で不思議でならないことを。

      

「私や妻が関わってきたことですから・・・・」

そうでしょ、関わってきたんでしょ

だからこのように言ってきたあなたには、総裁選に出る資格もなかったんですよね。本当は!!なんで?出られるの?

     

はっきり言っておく・・・と言ったのです!!  「辞める」と。

この発言が、今回の公文書改ざん  亡くなった方まで・・・

それなのにそれなのに・・・・あなたは三選したのです。

このことを・・・思い出したのです。はア~。

でも、まだまだ分からないことや知らないことはたくさんあります。こういった機会にたくさんの元気をもらって、私も頑張りますよ!!

さて、今日も千葉まで。代理人会議です。


社会資本としての水:学習会報告

2018-10-21 18:19:55 | 日記

小室みえこです。

 

先日15日に投稿した参加した 市民が変える日本の政治 オールジャパン学習会 「今、私たちの命の源が危ない!」と題した学習会の報告をしていなかったので、今回の投稿はその報告を!!:その1

〇社会共通資本としての水   関 良基(拓殖大学教授)さん

         

     

 

 ・水道は初期コストが大きく規模の経済効果が働く。初期費用は膨大であり、供給を拡大して経済効果で費用は提言していく。後発企業が参入不可能なため独占になる。そうすると独占価格による消費者の不利益を抑制するために公営事業・・・・これに水道事業は該当します。そして何よりも命に係わる「水」です。

・もし、水道を民営化しても自然独占の条件は変わらず地域独占は続く

・【事例】イングランドの水道民営化:イングランドは厳しい規制のあるイングランドでも理論通りにはならず。

 民営化後も3つの規制機関が水質や料金なども審査。水道の上限規制を設け料金の引き下げ命令も可能。・・・・・これらの規制が盛り込まれたにもかかわらず、1989年に民営化された水道事業は、いったん上昇してしまい、2000年には12%値下げされた。しかし、再び料金は上昇25年間で料金3倍(インフレ率は2倍) ロンドン水道をうけおっている会社事業収益をタックスヘイブンなどに逃がして節税。会計の負債を膨らませて老朽施設の更新のための投資を怠る。そうなると・・・・施設は老朽化、漏水も増加。

・イギリスでは水道再公営化を求める世論が高まっている (元に戻したいと)

でも、更新が積極的の行われていなかったため施設は老朽化し、漏水も増えているとなると。。。。このまま公営化に戻すと、、民間に儲けさせ田だけの結果に終わるだけでなく、公営に戻った時の水道事業の財政はとんでもなく厳しくなる。すぐには値上がりした料金は戻らないかもしれない。

これまで、血税で作ってきた大規模の施設を民間の儲けに利用されただけ??こんなことにならないようにしないといけない。先に示したように、イングランドでは規制を設けても、料金は引き上げられたわけです。日本の水道改正案には、このような料金の上限規制は盛り込まれていません。

ということは・・・??


秋晴れ❣

2018-10-21 08:42:20 | 日記

小室みえこです。

我が家のベランダから見た、富士山です。雪をかぶっていますね。

       

 雲一つない晴天。久しぶりに安心して、洗濯物が干せそうです。今二度目の洗濯機が回っています。このお天気ならと、タオルケット等の大物を2枚追加して回しています。

今日は10時からイオンの駐車場で野田市主催の「防災フェア」が開催されます。今回のような新たな防災行事としては初めて参加型にしたのが、昨年。ところが、昨年は雨で中止となってしまいました。というわけで、今回の「防災フェア」は初回ということになりました。

私は、この防災フェア開催の時間に間に合うように家を出て、その後11時過ぎには帰宅して、そのまま千葉市で開催される「今、伝えたい真実」と題してちばレボ(選挙で日本を変えたい市民の会)が主催する東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんの講演会に行ってきます。

      

さて、2回目の選択がそろそろ終わりそうです。これを干してから「行ってきます!!」


講談師による介護の話

2018-10-21 01:08:18 | 日記

小室みえこです。

今日は、東葛駅伝の日だった!!いつも沿道に出て応援をしてきたのですが、昨夜届いたある手紙のために、急いで資料を作らなけらばならなくなってしまい、うっかり応援に行くことが頭から離れてしまいました。残念!!

今日の天気は、駅伝に向いていたのかしら??昨年は雨だった記憶。きっと皆さん頑張ったんでしょうね。順位が気になることでしょうけれど・・・・白山中学校が三連覇だったそうですね。でも、走ることに意義があるんだよ。

私は高校生の時に(環境がいいせいか?)13.5キロの競歩大会と言っていたけれど、実はマラソン大会があって、毎年その距離を走ったんですよ。さすがに1年生の時は、13.5キロってどのくらいの距離?と、まったくわからず、、、、、途中は歩いてしまったのです完走はしました。1学年で320人くらいの在籍数でしたのでその3学年分です。ざっと、1060人くらいが一緒に走ったんですね。3年間で一番いい記録は300番台でしたが、他の2年間の記録はほとんど覚えていません。走り切ったことで満足だし、これが終わるとホッとして。。。。順位はほとんど記憶にないくらいでした。

駅伝は、襷をつなぐのですから、もっとプレッシャーがかかると思います。チームとかいうのは、その分大変ですよね。よく走ったよ!!中学生のみなさん。

 

さて、今日の午後は

     

チラシの写真でご紹介します。主催はNPO法人たすけあいスプーンさんで

         講談師 「田辺鶴瑛」による介護の話し

3人の親御さんの観た経験を「頑張らない 介護」として、お話・・・・いや講談でご紹介。生き方、死に方、介護の仕方・・・・それぞれに考えさせられました。

今日のお話は、家族で担う介護がテーマでしたので、地域の中で家族の間で担う介護に求められているものがなにか?について。

(と同時に・・・ 「 介護職の待遇をもっとよくしなくては!!」とも思いました。)

誰だって、PPK(ぴんぴんころり)で死にたい!!って思う。でも本当に、そういう死に方で亡くなるケースって0.3%(1000人のうち3人)今日100人のうち3人って言っていたけれど・・・こんなに少ないんですね。

また、冒頭に日本語は舌の奥の方まで使って発生する言語ではないので、誤嚥が多いという話。実は、私はむせやすいのです。。。。だからその話を聞いたときに教えてもらった、口を「い-----」の形にして口角を横に広げて、「な行」を発声する練習をしました。結構難しかったようで、口を開けて声に出して発生してしまったり、顎が動いてしまっている方も(参加者みんなで練習して田辺鶴瑛さんがチェックして回ったのですが)少なくないようでした。これを練習しようと思いました。。三日坊主にならないように。

帰り際、一緒に参加したネットの仲間が、ヘルパーをやっていた時の経験を話してくれました。訪問したお宅に入るときは、「別の人格、女優になって対応しないと、とてもじゃないけれどやっていられない。」というようなお話でした。利用者は認知症だったり、ご病気だったりなので、いろいろなことを言われたり、されたりする。「汚い言葉を投げかけられたり、お金を取っただろう!!」とか。。。それを自分自身の人格では、とても受け入れられずに、気が滅入ってしまい、仕事を続けるのがしんどい。本当に尊い仕事なのに、精神的にも肉体的にも大変な仕事なんですよね。このことを理解していない人が制度を作って、超高齢社会に求められている人材不足をどう解決していくのか?現状をしるべきであって、介護する人や介護を受ける人をどこまで想定して制度をつくっているのだろうか?と疑問です。

それを伝える私たちの役割も重要です。

現場の声、家族の声、介護従事者の思い、、、それぞれに耳を傾けなければ。

余談ですが、私は一龍斎貞水の怪談に凝ったことがありました。番組で取り上げたものを録画して、今でもとってあります。ん~ん、講談師、、もやってみたいなぁ~なんて思ったことも、、そんな簡単な気持ちでなれるものではないと、すぐに思い直しましたが、、、あの迫力は凄かった!!あの顔!!も。