小室みえこのブログ

日々のくらしと市政をつなぐ

「とんちんかん」では済まされない

2018-10-08 02:11:21 | 日記

小室みえこです。

「とんちんかん」では、済まされないと思うのです。

何が???

土曜日の放送(放送局も分かりませんが)で、成田空港で活躍する「検疫探知犬」を紹介していました。ほんの一部だったようですが、、、、、

           

                                                                                            

その時、入国される観光客の荷物から、検疫探知犬が反応して、その乗客は荷物を検査するな所に移動されました。荷物を検査する職員が手にしたのはラップにつつんだ「バナナ」です。無論、探知犬は多くの荷物の中から、一本のバナナを探し当て、その役割は果たしているのです。そのことは大変訓練され、役割を果たす探知犬として評価されます。バナナは害虫がついていることがありますので、持ち込み禁止の対象です。

これを見ていて・・・・ん?「とんちんかん」だとちょっと、気になったが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

遺伝子組み換えによるゲノム編集【「生き物の設計図である遺伝子情報を、自由自在に設計できる「ゲノム編集」という技術。ゲノム編集によって、これまでの遺伝子組み換え技術とは段違いの速度で遺伝子操作が可能となり、理想的な食品や医療技術の登場が期待されると同時に、神の領域に到達した技術のもつ危険さについて懸念の声も上がっている。」と聞きます】について、8月7日に環境省は遺伝子組み換えではないとの見解を発表したのです。

また、農林水産省は落語家を呼んでゲノム編集についてのイベントを始める(た?)。

 

山田正彦さん(元農林水産大臣)の情報では、米国農務省と日本だけがゲノム編集は遺伝子組み換えではないと表明し、消費者庁は(ゲノム編集は)安全なので国民に周知徹底させるとしているというのです。

以前投稿しましたが、アメリカではラウンドアップ(除草剤)で癌になったとしてモンサントを訴えて裁判所が320億円の支払いを命じたという内容の投稿をしました。このような裁判がアメリカでは8000件も起されていて、日本経済新聞もモンサントは1兆円の支払いは免れないとして、(実はモンサントはバイエルが買収したので)バイエルの株価は20%も下落したと報道しています。

遺伝子組み換え作物にもの除草剤であるラウンドアップは使われています。しかし、各国では個人の使用を禁止しているそうです。。イタリア、ドイツ、フランスなどでは3年後には全面禁止を表明したのですが・・・・日本だけは野放し状態だというのです。

さて、タイトルの「とんちんかん」では済まされない・・・・としたのは、検疫探知犬が頑張っているのに、作物の遺伝子にかかわる問題が、海外との判断がこんなに異なっている状態でいいのか?こんない整合性のない政策でいいのか? いいはずがない!!不信感を表現したかったのですが、、、、

危機感を持って勉強しています。

ゲノム編集は、産業界の要請に応じることが食を守り、私たちの健康にどう影響していくのか???疑問と不安でいっぱいです。

来週、その関連の勉強会に参加しようと思います。